異世界で目立ちたい!
プルプレ参上
「貴様、何者だ」
 テムルナは現れた襲撃者に尋ねる。
「私は元ガイアラー盗賊団、プルプレ」
 帝国内で逃亡していたプルプレがテムルナを襲う。
「知らぬ名前だな。俺はこいつを城に連れて行きたいだけなのでな。関わらなければ生かしておいてやる。邪魔をするようなら殺す」
「残念だけどまだ死ぬつもりはないね。盗賊らしくもらうもんもらって去っていくよ。それにそいつを手土産にすればきっとあいつらあたいが敵でも協力してくれるはず。だからそいつは奪わせてもらうよ」
 プルプレはテムルナに担がれているガイリを指差す。
「そうか。警告はしたぞ」
 テムルナは一度担いでいたガイリを降ろす。
 プルプレはおろした瞬間、ガイリの体に手を触れようとダッシュで近づく。
「ふん」
 シュッ!
「あ、あぶね!」
 テムルナの繰り出した手刀をすんでのところでかわす。
「なぜ避ける。楽に殺してやろうと思ったのに」
「避けて当たり前でしょ!あんたのそれもはや人体切れそうだし、貫こうと思えば貫けるでしょ!」
 プルプレは地面を見てテムルナが攻撃で刺さった部分を見ると綺麗な人を刺したかのような手の形をした穴が開いていた。
「我が手刀は全てを貫き、全てを斬りふせる」
「なら避けるしかないに決まってんじゃない!」
 プルプレはテムルナの攻撃にどう対応しようか考えるが、その時、プルプレの追っ手が現れる。
「そこのお前!我らの裏切り者プルプレを捕らえろ!」
 盗賊団の男はプルプレに向かって走ってくる。
「どうやら時間切れみたいだね。あたいは逃げさせてもらうよ」
 プルプレは逃げようとした時、テムルナはプルプレの逃げるルートをなくすようなことをする。
「お前を捕らえろか。ならば逃げ道は防がせてもらおう」
 テムルナは近くの建物に触れ爆発させる。
「な、何!爆発の能力者だと!?」
 逃げ道を崩れた建物によって防がれ、プルプレはどこから逃げようかとあたりを見回すが、
「俺に戦いを挑まずさっさと逃げていれば良かったものの」
 ブスっ!
 プルプレの腹にテムルナの手刀がささる。
「ご、ごぽっ。せ、せめてあいつだけでも」
 プルプレはあまりの痛みに倒れこむがなんとか地面に置かれているガイリだけでも逃がそうとガイリのもとまで倒れこみながらおそるおそる向かう。
「寝てろ」
 パスっ!
「うっ!ち、ちく、しょぉぉ・・・」
 がくっと首が動かなくなり、気を失うプルプレ。
 そこに先程声をかけたガイアラー盗賊団員が到着する。
「ご協力感謝します。ではプルプレはわたしが連れて行くので」
 盗賊団員は言うと、テムルナは
「俺が直接帝王様に渡すからお前たちは帰っていいぞ」
 盗賊団員はそれを聞くとすみやかに撤退し、テムルナは両腕にプルプレ、ガイリを担いで城の中へと入っていった。
 テムルナは現れた襲撃者に尋ねる。
「私は元ガイアラー盗賊団、プルプレ」
 帝国内で逃亡していたプルプレがテムルナを襲う。
「知らぬ名前だな。俺はこいつを城に連れて行きたいだけなのでな。関わらなければ生かしておいてやる。邪魔をするようなら殺す」
「残念だけどまだ死ぬつもりはないね。盗賊らしくもらうもんもらって去っていくよ。それにそいつを手土産にすればきっとあいつらあたいが敵でも協力してくれるはず。だからそいつは奪わせてもらうよ」
 プルプレはテムルナに担がれているガイリを指差す。
「そうか。警告はしたぞ」
 テムルナは一度担いでいたガイリを降ろす。
 プルプレはおろした瞬間、ガイリの体に手を触れようとダッシュで近づく。
「ふん」
 シュッ!
「あ、あぶね!」
 テムルナの繰り出した手刀をすんでのところでかわす。
「なぜ避ける。楽に殺してやろうと思ったのに」
「避けて当たり前でしょ!あんたのそれもはや人体切れそうだし、貫こうと思えば貫けるでしょ!」
 プルプレは地面を見てテムルナが攻撃で刺さった部分を見ると綺麗な人を刺したかのような手の形をした穴が開いていた。
「我が手刀は全てを貫き、全てを斬りふせる」
「なら避けるしかないに決まってんじゃない!」
 プルプレはテムルナの攻撃にどう対応しようか考えるが、その時、プルプレの追っ手が現れる。
「そこのお前!我らの裏切り者プルプレを捕らえろ!」
 盗賊団の男はプルプレに向かって走ってくる。
「どうやら時間切れみたいだね。あたいは逃げさせてもらうよ」
 プルプレは逃げようとした時、テムルナはプルプレの逃げるルートをなくすようなことをする。
「お前を捕らえろか。ならば逃げ道は防がせてもらおう」
 テムルナは近くの建物に触れ爆発させる。
「な、何!爆発の能力者だと!?」
 逃げ道を崩れた建物によって防がれ、プルプレはどこから逃げようかとあたりを見回すが、
「俺に戦いを挑まずさっさと逃げていれば良かったものの」
 ブスっ!
 プルプレの腹にテムルナの手刀がささる。
「ご、ごぽっ。せ、せめてあいつだけでも」
 プルプレはあまりの痛みに倒れこむがなんとか地面に置かれているガイリだけでも逃がそうとガイリのもとまで倒れこみながらおそるおそる向かう。
「寝てろ」
 パスっ!
「うっ!ち、ちく、しょぉぉ・・・」
 がくっと首が動かなくなり、気を失うプルプレ。
 そこに先程声をかけたガイアラー盗賊団員が到着する。
「ご協力感謝します。ではプルプレはわたしが連れて行くので」
 盗賊団員は言うと、テムルナは
「俺が直接帝王様に渡すからお前たちは帰っていいぞ」
 盗賊団員はそれを聞くとすみやかに撤退し、テムルナは両腕にプルプレ、ガイリを担いで城の中へと入っていった。
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