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異世界で目立ちたい!

紫 ヤタガラス

他人の能力を強化する能力者

「卑怯者め!そんな戦い方しかできないのか!」


 木陰に向かってカルナクは叫ぶ。
 男は何も反応せずカルナクの投げた武器を使用しながら襲い掛かる。


「くっ!私の武器を使いおって!」


 カルナクは男の攻撃を受け止める。


「黙ってないでいい加減に名前くらい名のったらどうだ!」


「そろそろ木陰に隠れてやるのも限界だろうしな。それにあいつの影がこちらまで来ない。ならば私1人で対応するしかないか」


 男は急にブツブツ言い始める。


「こっち見ていいやがれ!くらえ」


 カルナクは男に武器を投げつけ攻撃!


「能力付与!麻痺!」


 カルナクの投げた武器は男が止める。先程使用した飛び道具で受け止められる。


「強化、付与!麻痺!」


「な、なんだと!」


 男はカルナクの能力付与した麻痺の武器を拾い、カルナクに向かって投げる。


「私の武器を使って攻撃とはしかしそんな攻撃くらわぬわ!」


「ならこうすればいいか?」


 カルナクが麻痺付与の飛び道具を避けた後、男はカルナクに接近し、近距離から


「お前の放った攻撃で私に負けるといい」


 男はカルナクが麻痺をかけた飛び道具の前、雷を付与した飛び道具をカルナクに近距離でさす。


「無駄だ!私の能力は一度当たった時点で能力は消える!」


「それはどうかな?」


 男が言うとカルナクの肉体が急にしびれ始める。


「な、な、な、なん、でぇ、お、お、おか、し、ぃぃぃぃぃ」


「すまない。名のっていなかったな。私は皆からはサポートマンと呼ばれている。能力は他者の能力を強化、持続する能力。だから君みたいな相手なら私にとって好都合なんだよ」


「な、な、なんと、、、ぉ、」


 カルナクは自分の能力を強化された攻撃をくらい、前に倒れこむ。意識はあったが痺れて立つことができずに身動きが取れずにいた。


「さて、それじゃ私は用事があるので失礼するよ。私の目的は君たちを殺すことじゃない。あくまで足止めが目的だ」


 サポートマンと名のった男は去っていき、実里はカルナクのもとによる。


「大丈夫?カルナク」


「あ、ああ。なんとかな」


 実里はカルナクを担ぎ、ガイが倒れているあたりまで運び木を支えにカルナクを下ろす。


「すまない、助けに来た私が助けられちゃ世話ないな」


「いやどちらにしろカルナクが来なければやばかったから助かったよ。それでこの後はどうする?」


 実里はカルナクに聞く。


「私が動けるようになり、ガイも大丈夫なら鏡を探しに行こう」


「わかった」


 こうして実里たちの危険は去り、傷を負ったカルナクとガイは休み、実里は2人が回復するのをそばで待っていた。

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