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異世界で目立ちたい!

紫 ヤタガラス

仕度終了?

理人と実里が今までのことを話していると、カルナクがこちらに向かって走って来ていた。


「お〜い。鏡と実里、話はもう終わったか〜?」


 カルナクは理人と実里に聞く。


「ああ。話は済んだよ。ありがとな、でカルナクは何の用事だ?」


「いや何の用事だって・・・アワルディア帝国に行くってさっき行ったばかりじゃないか。ヴラドリオさんが皇国の入り口で待っていてくれるから早く支度するよ。実里行くぞ!」


 カルナクは実里を連れていく。


「じゃまた後でね鏡」


「ああ。また後でな実里。」


 2人は一度別れ、理人もアワルディア帝国に向かうための準備を始める。
 カルナクが一旦別れる前に理人をとめる。


「すまん。言い忘れていたが皇国を出るのは今夜だ。ゆっくり準備している暇はないからなるべく早く済ましてくれ。」


「それ結構大事だぞ!急にゆうなよ。まぁそんな焦って支度するほどのものでもないからいいが。」


 そう言って今度こそ理人とカルナクはアワルディア帝国に向かうための支度に入った。






 数分後、ガイアラン皇国入り口にはヴラドリオが一人待っている。


「あいつらまだ来ないのか。そろそろ行かないと、早くしないと私の可愛い可愛い娘が」


「すまないヴラドリオさん待たせてしまって。私と実里が一番乗りかな?」


 ヴラドリオは一人カリカリしていると、カルナクと実里が皇国の入口に到着した。


「やっときたか、ずいぶん待ったぞ」


「いやそんなに時間経ってないじゃないですか。こっちは宿の今までお世話になったぶんお金を払ったのと、回復アイテム買ってきただけですよぅ。アワルディア帝国は今は物騒ですからね。念には念をです。」


 カルナクが背負っていた荷物はよく見ると回復アイテムが詰まっていた。


「えっ?お前宿に泊まってた時とかの服とかはどうしたんだよ?」


「私はこの服一着だけですよ」


 カルナクは自分の着ていた服を軽くつまむ。
 隣にいた実里も呆れていた。


「まさか一緒にいて気づかないとは不覚だよ」


「まぁ私は隠密行動が得意だからな。あまり私のことを知るものは少ない。ヴラドリオさんでさえ長い付き合いで私が今まで服一着で過ごしていたのを知らなかったのだから」


「・・・まぁきかなかったことにしよう。他にも誰か来るのか?」


 あまり知りたくなかったことのためヴラドリオはカルナクの1着の話を聞かなかったことにし、まだ誰か来るのかをカルナクに聞く。


「あと、ガイと鏡がくるよ。もうちょっとだけ待ってください」


 ヴラドリオ達は二人を待つことにした

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