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異世界で目立ちたい!

紫 ヤタガラス

弓道寺 オミコ

「えーと?このクエストは弓道寺 オミコって人を探せばいいのか。弓道寺?」


「はい。このクエストは弓道寺 健吾様が依頼してきました。しかし、だいぶ前に取り下げになったようなのですがまだオミコという方は見つかっていないようなので探していただきたいと思います」


「取り下げになったならいいんじゃないですか?確かにいいクエストはないですかって聞きましたけど」


 ガイは受付嬢の人に言う。しかもクエストを頼んだ本人が・・・


「あの理人の憧れの人の弓道寺とはな〜」


 ガイが言うと受付嬢の人はなぜか食いついてくる。


「この依頼者を知っているんですか?ガイさん?」


「んっ?あぁ、今皇国にいるけどそれがどうしたの?依頼者ならあったことあるでしょ?」


「いやこの弓道寺様、ローブをかぶって何故かお顔を隠していたので顔はわからないんですよ。それに何故か依頼を出した後、こう言っていました」


 受付嬢は少し溜めてから


「“依頼はだすがべつにこなしてもらわなくてもいい”とおっしゃっていました」


「?なんだそれなんでじゃ依頼なんか出したんだ?弓道寺は?」


 受付嬢も理由までは聞いていなかったので予想で


「多分自分で探す気だったんじゃないでしょうか?そうしなければそんなことは言わないと思います」


「ふーん。そうか、でアワルディア帝国関連の依頼はこれしかないの?」


 ガイは他にもクエストがないか受付嬢に尋ねる。


「今のところはこれしかないですね〜。どうしますか?受注しますか?」


 受付嬢はガイに受けるか受けないかを聞き、ガイは少し考えてから、


「なんかこのクエスト受ける条件とかある?」


「えーとですね。このクエストを受けるに関してはもしもこのクエストに失敗してクエストを放棄する場合、弓道寺 オミコという名前を忘れること、これだけですかね」


 弓道寺 オミコという名前を忘れる?
 ガイは少し疑問に思ったが、あの弓道寺が言うのなら何かあるのだろうと思い、これも何かの縁なんだろうなと考え、


「このクエスト、受けさせていただきます。手続きお願いします」


「はい。かしこまりした。ではこのクエストうまく行くように願っております。アワルディア帝国は最近怖い噂しか聞かないのでどうかお気をつけて」


 もうそこまでこの皇国にはアワルディア帝国のことが広まっているのかとガイは思い、心配してくれた受付嬢に感謝し、


「ありがとうございます。いつものように軽くこなしてきますよ。じゃ俺はこれで」


 ガイはそう言って、弓道寺 オミコ救出のクエストを受けて、ギルドから退出した。

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