異世界で目立ちたい!
レジスタンスの実里
「わかった。こんな俺でよければ力を貸そう。」
「ありがとう鏡、ガイ。後は外で待って実里を連れて行く」
 カルナクが実里と言ったとき、理人は「えっ?」とカルナクを見ながら言う。
「今お前、実里って言わなかなったか?実里ってまさか・・・。」
「もうそろそろやつの正体を明かすべきなんだろうな。付いてきてくれ」
 理人はカルナクの後に続いて会議室を出て、ガイもそれに続いた。
 歩いている途中にガイはカルナクに聞く。
「話が終わったなら俺ギルドに行ってもいいか?」
「あぁ。言ってといいけどクエストは受けないでいてくれよ。もし受けてしばらく帰ってこられないとか言われても困るのでな。」
「了解っと。それじゃあ後でな理人!」
 ガイは手を振ってギルドのある方向へと走っていった。
 理人とカルナクは城の外で待っていた実里と合流する。
「お前待ってるの好きだな。ミノ」
 理人は実りに言う。
「別に待っているのが好きってわけじゃないよ。ただすれ違いが嫌なだけよ。それでもう会議は終わったのね。」
 実里が理人に言うと、カルナクが実里に言う。
「ミノ、仮面を外していいぞ。私は先にヴラドリオさんをとめてくる。今いけばまだ皇国を出ていないかもしれないしな。ではな」
 カルナクはそう言って皇国の入口へと向かって行く。
 その場にはミノと理人だけが残されていた。
「じゃ手っ取り早くいくね。仮面を外せってことは鏡くんは私に関係のある人だと思うから、ら」
「関係のある人?どう言うことだ?俺たちはもう仲間じゃないか」
 理人は実理の言っている意味がわからなかったので実里に聞く。
「ああ。少し語弊があったね。今じゃないよ。私実はレジスタンスに所属する前の記憶がないの。言ってなかったけ?」
「聞いた覚えがあるような、ないような・・・」
 理人は一生懸命思い出そうとしていたが、実里が
「いいよ。思い出せないならそれで。じゃ仮面外すからね。」
 と間に口を挟み、理人は思い出すのをやめて実里が仮面を外した後の顔を見るために実里の顔を見ていた。
「そんなまじまじ見つめられると恥ずかしいな。自分で言っておきながら。まぁいいな外すよ」
 カタッっと音を立てて実里はつけている仮面を外す。
「どう?これでいい?」
 実里が外して理人に言うと、理人は実理の顔を見て泣いていた。
「どうしたんだよ、急に涙なんて流して。」
「ぶ、無事に生きていたんですね。連絡だけよこして俺たちの前から姿を消しているなんてひどいですよ。実里先輩」
「先輩?一体なんのことだ?私は鏡の先輩じゃ・・・うん?」
 頭を抑えながら急に実里はしゃがむ。
「なんだ急に頭が痛く」
「ミノ、いや貴方は俺の知ってる人なんですよ。種賀谷実里先輩、貴方は俺と同じで異世界から来た人です」
「なんだと・・・」
 実里はだんだんと記憶を思い出していっていた。
「ありがとう鏡、ガイ。後は外で待って実里を連れて行く」
 カルナクが実里と言ったとき、理人は「えっ?」とカルナクを見ながら言う。
「今お前、実里って言わなかなったか?実里ってまさか・・・。」
「もうそろそろやつの正体を明かすべきなんだろうな。付いてきてくれ」
 理人はカルナクの後に続いて会議室を出て、ガイもそれに続いた。
 歩いている途中にガイはカルナクに聞く。
「話が終わったなら俺ギルドに行ってもいいか?」
「あぁ。言ってといいけどクエストは受けないでいてくれよ。もし受けてしばらく帰ってこられないとか言われても困るのでな。」
「了解っと。それじゃあ後でな理人!」
 ガイは手を振ってギルドのある方向へと走っていった。
 理人とカルナクは城の外で待っていた実里と合流する。
「お前待ってるの好きだな。ミノ」
 理人は実りに言う。
「別に待っているのが好きってわけじゃないよ。ただすれ違いが嫌なだけよ。それでもう会議は終わったのね。」
 実里が理人に言うと、カルナクが実里に言う。
「ミノ、仮面を外していいぞ。私は先にヴラドリオさんをとめてくる。今いけばまだ皇国を出ていないかもしれないしな。ではな」
 カルナクはそう言って皇国の入口へと向かって行く。
 その場にはミノと理人だけが残されていた。
「じゃ手っ取り早くいくね。仮面を外せってことは鏡くんは私に関係のある人だと思うから、ら」
「関係のある人?どう言うことだ?俺たちはもう仲間じゃないか」
 理人は実理の言っている意味がわからなかったので実里に聞く。
「ああ。少し語弊があったね。今じゃないよ。私実はレジスタンスに所属する前の記憶がないの。言ってなかったけ?」
「聞いた覚えがあるような、ないような・・・」
 理人は一生懸命思い出そうとしていたが、実里が
「いいよ。思い出せないならそれで。じゃ仮面外すからね。」
 と間に口を挟み、理人は思い出すのをやめて実里が仮面を外した後の顔を見るために実里の顔を見ていた。
「そんなまじまじ見つめられると恥ずかしいな。自分で言っておきながら。まぁいいな外すよ」
 カタッっと音を立てて実里はつけている仮面を外す。
「どう?これでいい?」
 実里が外して理人に言うと、理人は実理の顔を見て泣いていた。
「どうしたんだよ、急に涙なんて流して。」
「ぶ、無事に生きていたんですね。連絡だけよこして俺たちの前から姿を消しているなんてひどいですよ。実里先輩」
「先輩?一体なんのことだ?私は鏡の先輩じゃ・・・うん?」
 頭を抑えながら急に実里はしゃがむ。
「なんだ急に頭が痛く」
「ミノ、いや貴方は俺の知ってる人なんですよ。種賀谷実里先輩、貴方は俺と同じで異世界から来た人です」
「なんだと・・・」
 実里はだんだんと記憶を思い出していっていた。
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