異世界で目立ちたい!
理人の新たなる目的
 プルプレが帝王の間から逃走した時、ガイアラン皇国では
「さて会議も終わったことだし、みんなそれぞれあるみたいだけど俺はいつも通りギルドにでも行こうかな。」
 会議室にいたガイは理人に言う。
「お前はぶれないな。こういう時は何か皇国のためにするべきだと俺は思うのだが」
「こういうときだからこそいつも通りのことをするのさ。それに皇国のことは俺みたいなバカよりもダーラス様たちが考えた案を尊重するのが普通だろうしな。だから俺はいつも通りのことをするさ。」
 と手を振って会議室から出てギルドに向かおうとした時、カルナクがガイを止める。
「待ってくれ!急で悪いんだがお前たちに手伝って欲しいことがある。」
「えっ?急にどうしたのカルナク?」
「実はさっきヴラドリオさんとの会話が終わった後、レジスタンス本部にいる奴から連絡が来てね。身内からの連絡がないから私がリーダーに代わっていこうと思うんだが少し人数が欲しいんだ。よかったら協力してくれないか?」
 カルナクは理人たちに言い、理人は内容を聞くことにした。
「でその身内のいる場所はどこよ?俺らの知っているやつか?」
「場所はアワルディア帝国で、身内のやつはお前らはあったことはあるかは知らないが」
 そこでカルナクから意外な人物の名前が出て来た。
「私らの身内で連絡がつかなくなったやつは・・・棚川 柳だよ」
 理人は驚く。ここでその名前を聞くとは微塵も思っていなかった。
「そんな、柳はレジスタンスの1人だったのか?」
「なんだ。あったことあるのか。ああそうだよ。柳はリーダーから特命を受けてアワルディア帝国に潜入していたんだよ。しかし最近になって本部に連絡がないらしくてな。もしかしたら殺されたのかもしれないが、尋問されている可能性もある。その為に私自ら出向くのだが今は少しでも強い奴が欲しいのだ。だから協力してはくれないか?」
「俺たちでいいのかよ?」
 柳がどこまで強いのかは知らないが、連絡がつかないくらいやられたということは自分たちが言っても役には立てないかもしれないと思う理人。
「何をいう。君はあの切り裂き魔の1人、能力暴走したナハトを倒したという功績があるじゃないか。そんな君を誰が弱いと思うんだい?」
「やめて下さい。俺が勝てたのはミノやガイがいてのものです。俺だけの力では敵わなかった。だからもう切り裂きナハトの話はやめて下さい。」
 一度切り裂き魔のナハトを倒したことにより調子にのりヴラドリオにボコボコにされたのが理人の心の中に残っており、自重するようになっていた。
「やはり変わろうとしているんだね。そういう君だからこそだよ。この通りだ」
 カルナクは理人の前に跪き、じめんにあたまをつける。
「頼む。私の仲間を助ける為に手を貸してはくれないか2人とも」
 理人はカルナクのその言葉と行動に心を打たれた。
「さて会議も終わったことだし、みんなそれぞれあるみたいだけど俺はいつも通りギルドにでも行こうかな。」
 会議室にいたガイは理人に言う。
「お前はぶれないな。こういう時は何か皇国のためにするべきだと俺は思うのだが」
「こういうときだからこそいつも通りのことをするのさ。それに皇国のことは俺みたいなバカよりもダーラス様たちが考えた案を尊重するのが普通だろうしな。だから俺はいつも通りのことをするさ。」
 と手を振って会議室から出てギルドに向かおうとした時、カルナクがガイを止める。
「待ってくれ!急で悪いんだがお前たちに手伝って欲しいことがある。」
「えっ?急にどうしたのカルナク?」
「実はさっきヴラドリオさんとの会話が終わった後、レジスタンス本部にいる奴から連絡が来てね。身内からの連絡がないから私がリーダーに代わっていこうと思うんだが少し人数が欲しいんだ。よかったら協力してくれないか?」
 カルナクは理人たちに言い、理人は内容を聞くことにした。
「でその身内のいる場所はどこよ?俺らの知っているやつか?」
「場所はアワルディア帝国で、身内のやつはお前らはあったことはあるかは知らないが」
 そこでカルナクから意外な人物の名前が出て来た。
「私らの身内で連絡がつかなくなったやつは・・・棚川 柳だよ」
 理人は驚く。ここでその名前を聞くとは微塵も思っていなかった。
「そんな、柳はレジスタンスの1人だったのか?」
「なんだ。あったことあるのか。ああそうだよ。柳はリーダーから特命を受けてアワルディア帝国に潜入していたんだよ。しかし最近になって本部に連絡がないらしくてな。もしかしたら殺されたのかもしれないが、尋問されている可能性もある。その為に私自ら出向くのだが今は少しでも強い奴が欲しいのだ。だから協力してはくれないか?」
「俺たちでいいのかよ?」
 柳がどこまで強いのかは知らないが、連絡がつかないくらいやられたということは自分たちが言っても役には立てないかもしれないと思う理人。
「何をいう。君はあの切り裂き魔の1人、能力暴走したナハトを倒したという功績があるじゃないか。そんな君を誰が弱いと思うんだい?」
「やめて下さい。俺が勝てたのはミノやガイがいてのものです。俺だけの力では敵わなかった。だからもう切り裂きナハトの話はやめて下さい。」
 一度切り裂き魔のナハトを倒したことにより調子にのりヴラドリオにボコボコにされたのが理人の心の中に残っており、自重するようになっていた。
「やはり変わろうとしているんだね。そういう君だからこそだよ。この通りだ」
 カルナクは理人の前に跪き、じめんにあたまをつける。
「頼む。私の仲間を助ける為に手を貸してはくれないか2人とも」
 理人はカルナクのその言葉と行動に心を打たれた。
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