異世界で目立ちたい!
集まる戦力
アワリオとチリン、そしてマリアルは牢屋の部屋から出て城の入り口まで上がる。
「どうですか女王様。牢屋から出た気分は?」
「気分もクソもないよ。こんな状態じゃ」
「ダメですよ。口調も女王らしく振舞ってもらわなければ全く。マリアル、あなたはどうです〜?」
 マリアルはアワリオに聞かれたが、黙っていた。牢屋から出てからずっと口を開いていないマリアル、
「マリアル、もしかして言葉を忘れちゃうほど頭がダメになったの?」
「・・・うま・・・く、しゃべ・・・れない。しゃべ・・・るの・・・ひさびさ。じか・・・んほし・・・い」
 マリアルの言葉はかなり間が空いており、たどたどしかった。
「そっかならば仕方ないね。今からダーランマ様の元に向かうから2人とも付いてきて。」
 2人はアワリオについていき、帝王の間へと向かう。
「やっと帝国に着いたわ。休憩とか挟んでだいぶ着くのに多く時間がかかってしまったわ。早速愛しのダーランマ様に会いに行かないと」
 アワルディア帝国に着いたある一団。彼女たちは何度もガイアラン皇国のギルドを苦しめていたガイアラー盗賊団である。
「姉さん。リーダーたるものそんな人に依存する・・・。いやこの際だからはっきり言わせてもらいます。どうしたんですか本当に。この前から本当に様子がおかしいですよ!」
 プルプレは嘆いていた。以前はキリッとして指示がうまく出来ており、誰にも依存しないような生き方をしていた盗賊団リーダー、ダルキリアに憧れをいだいており、そんなダルキリアだからこそ、プルプレに従っていた。
 だがある日を境にダルキリアは恋する乙女とまでは行かないが、ダーランマに恋し、固執するプルプレが最も嫌いな女に成り果ててしまった。
「まだそんなこと言っているのかしらプルプレ。私はねダーランマ様にあって変わったのよ。だからあなたも彼に会えばきっと彼の良さがわかるわよ」
「私は、男は信頼できると思った人しか信用しないです。そして私より強い男でなければ私は絶対ダーランマを認めない」
「まぁまぁそんなこと言わないで早くいきましょう。時間が勿体ないわ。私ははやく彼に会いたいの」
 ガイアラー盗賊団代表、ダルキリア、プルプレは城へと向かう、そしてもう1組、城へ向かう二人組がいた。
「パルディ王、大丈夫ですか?歩いている間にもあなたはすごく変化しておりますが?」
 パルディとアルディンはパルディの体の変化を聞くために城へと向かっていた。
 しかし、向かっている最中にパルディの体は尻尾以外の変化も現れ続けて人目が多いところは歩けずに人目を避けて歩いていた。
「はぁはぁ。何で我に羽など、それに体の血も赤色ではない色に・・・」
 普通の人間は血の色は赤色なのだが、パルディは羽が生えた際に見てしまった。
 自分の血の色が緑色に変化していることに。
「私は一体何になってしまうんだ?なぁ教えてくれよ。アルディン」
「・・・申し訳ございません。わたしにもどうなるかわかりませぬ。」
 アルディンは自分の不甲斐なさに歯を食いしばっていた。
「どうですか女王様。牢屋から出た気分は?」
「気分もクソもないよ。こんな状態じゃ」
「ダメですよ。口調も女王らしく振舞ってもらわなければ全く。マリアル、あなたはどうです〜?」
 マリアルはアワリオに聞かれたが、黙っていた。牢屋から出てからずっと口を開いていないマリアル、
「マリアル、もしかして言葉を忘れちゃうほど頭がダメになったの?」
「・・・うま・・・く、しゃべ・・・れない。しゃべ・・・るの・・・ひさびさ。じか・・・んほし・・・い」
 マリアルの言葉はかなり間が空いており、たどたどしかった。
「そっかならば仕方ないね。今からダーランマ様の元に向かうから2人とも付いてきて。」
 2人はアワリオについていき、帝王の間へと向かう。
「やっと帝国に着いたわ。休憩とか挟んでだいぶ着くのに多く時間がかかってしまったわ。早速愛しのダーランマ様に会いに行かないと」
 アワルディア帝国に着いたある一団。彼女たちは何度もガイアラン皇国のギルドを苦しめていたガイアラー盗賊団である。
「姉さん。リーダーたるものそんな人に依存する・・・。いやこの際だからはっきり言わせてもらいます。どうしたんですか本当に。この前から本当に様子がおかしいですよ!」
 プルプレは嘆いていた。以前はキリッとして指示がうまく出来ており、誰にも依存しないような生き方をしていた盗賊団リーダー、ダルキリアに憧れをいだいており、そんなダルキリアだからこそ、プルプレに従っていた。
 だがある日を境にダルキリアは恋する乙女とまでは行かないが、ダーランマに恋し、固執するプルプレが最も嫌いな女に成り果ててしまった。
「まだそんなこと言っているのかしらプルプレ。私はねダーランマ様にあって変わったのよ。だからあなたも彼に会えばきっと彼の良さがわかるわよ」
「私は、男は信頼できると思った人しか信用しないです。そして私より強い男でなければ私は絶対ダーランマを認めない」
「まぁまぁそんなこと言わないで早くいきましょう。時間が勿体ないわ。私ははやく彼に会いたいの」
 ガイアラー盗賊団代表、ダルキリア、プルプレは城へと向かう、そしてもう1組、城へ向かう二人組がいた。
「パルディ王、大丈夫ですか?歩いている間にもあなたはすごく変化しておりますが?」
 パルディとアルディンはパルディの体の変化を聞くために城へと向かっていた。
 しかし、向かっている最中にパルディの体は尻尾以外の変化も現れ続けて人目が多いところは歩けずに人目を避けて歩いていた。
「はぁはぁ。何で我に羽など、それに体の血も赤色ではない色に・・・」
 普通の人間は血の色は赤色なのだが、パルディは羽が生えた際に見てしまった。
 自分の血の色が緑色に変化していることに。
「私は一体何になってしまうんだ?なぁ教えてくれよ。アルディン」
「・・・申し訳ございません。わたしにもどうなるかわかりませぬ。」
 アルディンは自分の不甲斐なさに歯を食いしばっていた。
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