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異世界で目立ちたい!

紫 ヤタガラス

交渉

「では私のヘビガメ改の能力をもっとみせてあげよう」


「光剣・スラスト!」


  柳はヘビガメが攻撃する前に光剣で素早く斬りつける。


「その足で良くやるもんだよ。褒めてあげよう。そしてありがとう。説明が省けるよ。」


 柳が斬りつけたヘビガメは体に傷一つついてはいなかった。


「なんだとぅ!これじゃ勝てないじゃないか」


「なんだ勝つ気でいたのか。私とヘビガメ改も舐められたもんだね」


「ガゥ!」


 柳はなぜかアワリオが喋った後毎回返事しているのが急に気になった。いや元々なぜ毎回反応するかと2回めあたりから感じていた。


「なんで私が喋った後にヘビガメ改が反応するか疑問に思っているような顔をしているな。いいだろう。君を倒す前に教えてあげよう。」


「聞いてやるよ」


「なんで上から目線なのかが気になるがまぁいいかこの際。休めん時間だと思えばいいよ。どうせ一言で終わるしね」


「ガゥ!」


 柳はアワリオのセリフを待つ。


「なぜ私が喋った後ヘビガメ改は返事をしてくれるか。それは・・・」


「それは?」


「ヘビガメの頭をいじって無理やり知能をあげて私の言うこと全てに喜びを感じるようにしたからさ。だからさっきから私の命令には素直に聞き、そして喜ぶ」


「ガゥガゥ♪」


 なんと単純なと思った柳、一瞬油断した柳をアワリオは見逃さないでいた。


「いまだ!ヘビガメ改、今こそ新要素の4つめ!」


「今度は何を!?」


「ガァ、ガゥア!」


 ヘビガメはまた大きく、柳に向かって口を開く。


「危ない危ない。少し油断して気を抜いてしまったが、攻撃してくれなくて助かったよ。しかしどう対策を練ろうか・・・。」


 柳がヘビガメを前にして少し離れた距離で考え事をしていると、


「破滅の爆裂咆!」


「カァァァァァァ!」


 ヘビガメの口からすごいエネルギーブレスのようなものが柳に向かって放たれる!


「何!あんな攻撃までできるのかよ!光剣・投!」


 光剣を作り、ヘビガメの放ったエネルギーブレスに向かって投げるが光剣は速攻で粉微塵に消えた。


「何だとぅぁぁぁぁぁぁ!」


 柳は直撃を受けて、死にはしなかったが、気絶していた。


「よし、ヘビガメ改の試運転もうまく言ったし、女王様の交渉材料もとれて私は万々歳だよ。じゃヘビガメ改、こん中に入れー!」


 カプセルをヘビガメに投げて、ヘビガメに当たると、カプセルが開きその中にヘビガメは吸い取られるように入っていった。


「これからはこのヘビガメカプセルでヘビガメを出したり、しまったりするかな。使い捨てのあれは面倒だし。」


 アワリオはヘビガメを吸い取った小さなカプセルをポケットにしまい、柳の体を担ぎ、ある人の牢屋へと向かった。

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