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異世界で目立ちたい!

紫 ヤタガラス

ヘビガメの追加能力

「ゴガァァァァァァァァァ!」


 ヘビガメは勢いよく柳を引っ掻く!


「くっ!光剣」


 柳は光剣を作り、光剣を盾にしてヘビガメの引っ掻きを防ぐ。


「はっはっは。私の最高傑作となったヘビガメ改に勝てると思わないことだね。見たかい?この強靭な爪を。今かろうじて君は防いでいるだろうが、時間の問題だよ。だろう?柳くん」


「なめるな。この程度ぉぉぉ。」


 口ではそう言っても柳はたしかにアワリオの言う通りだと思っていた。


「じゃおきまりのやつ先に聞いておこうか。なんでアワルディア帝国にスパイしにきたんだ?情報収集の為かい?」


「どこに教える奴がいる馬鹿め。」


 アワリオは指をパチっ!とした。するとヘビガメは


「ゴガァ!」


 ヘビガメは一度引っ掻きをやめて後ろに下がった。


「何のつもりだ?」


「勘違いするなよ攻撃をやめたわけではない。今からヘビガメ改の新しい力を見せてやる」


 ヘビガメは何やら口を開けて何かをしようとしていた。


「そのまま口を開けてあけていやがれ!仕留めてやるからよ!」


 柳は光剣を作り、


「投てき!」


 そのままヘビガメの口をめがけてぶん投げた!


「ふっ。予想通りの行動だね。さぁヘビガメ改!その光剣とやら飲み込んじゃいなさい!」


「ガゥ!」


 ヘビガメは投てきされた光剣を飲み込む。


「何!?」


「驚くのはまだ早いぞ!そして自分の能力でくたばるがいい!いけヘビガメ改!」


「ウッ!ウゴァァァ!」


 ヘビガメは飲み込んだ光剣を口を開けて、柳の方角へと放つ!


「跳ね返すだけだろ!ならば光剣で・・・」


「たしかに威力はそのままだ。だがなこれにスピードを足す!」


「ペッ!」


 ヘビガメから放たれた光剣はものすごい勢いで柳の足を貫く。


「見えないだとぅ・・・。」


「どうだ。確かに柳くんの言う通り敵の攻撃を飲み込んだところで威力を倍にできるわけでもないし、その能力をコピーできるわけでもない。だがね、スピードは変えられる。そこを強化したのさ。」


「ガゥ!」


 アワリオが説明するのと同時にヘビガメも頷き、嬉しそうだった。


「さてまだまだこのヘビガメ改の自慢をしたいところだが君はもう立てないみたいだね」


「はぁはぁ。舐めるなよ。この程度昔の俺に比べれば何ともない。そのために鍛えたんだからな。」


 柳はなんとか光剣を地面に刺して、松葉杖のような状態にして立つ。


「少しは楽しませてくれそうだね。ならもっとヘビガメ改の能力を見せてあげるよ。大丈夫、殺さない程度にやるから、君は捕虜として使えるからね!」


「ふっ。お前さんに捕まるくらいなら死を選ぶところだがまだ体は動く。まだまだ俺はやれるぞ!」

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