異世界で目立ちたい!
共闘!ヴラドリオと理人
「全く。あの死体のことを気にしているのか?そんなことしてるとお前死ぬぞ」
 ヴラドリオが能力でアムライの業火炎砲を打ち消した。
「誰だお前は?そいつよりもみない顔だな?」
「そいつよりもってことはやっぱり俺のこと覚えてたんじゃないですか」
 横でヴラドリオは2人のコントを聞いているような感じだった。
「殺されそうになったのにまだそいつを師匠なんて呼べるとはな。相当肝がすわってるな、鏡」
「修行して下さった恩義があるからな。それだけは忘れないようにしてるから。あんな状態になった人でも礼儀は流石に送るよ」
 ヴラドリオはへんなとこで真面目なヤツだなと思っていた。
「はぁー。まぁお前をへんだと思ったのは今更ではないからな。それでは共闘してヤツを叩こうか」
「仕方ないか。今の俺じゃ敵わないし。味方ならあんたは心強いからな頼むぜヴラドリオさんよ!」
 アムライは何故か2人を待って攻撃せずにいた。
「覚悟は決まったか。ではどちらから殺されたい?そこの後から来たお前か?」
「お前とは失礼な!我が名はヴラドリオ・バーラッシュ!誇り高いバーラッシュ家の跡取りぞ!」
 聞いたことないなとアムライは思っていたがアムライの中にいた何かはバーラッシュという言葉に聞き覚えがあった。
(バーラッシュ・・・どこかで聞いたような?魔族にいたはずだ確か。うーむ思い出せん。とりあえず今はこの器の完成を急がせるか)
「そんな王族的な家柄は聞いたことはない!今燃やし尽くしてやるからここでくたばりな!炎玉!」
 アムライはまた炎の玉を作り、ヴラドリオに向けて放った。
「鏡よ。いいか。共闘と言ったがお前は能力は使うな。その力コントロールできるようになってから使え。盾として使うならおすすめはするがな」
「そんなこと言ったってヴラドリオさんよぉ!あの攻撃跳ね返さなきゃどうするんだよ」
 ヴラドリオは頭に手を当てて、アホをみるような目で理人を見た。
「何だよその人をバカにしたような目は。事実あれどうすんだよ」
「全く。さっきのを見ていなかったのか?あの程度の炎なら。これで充分だよ」
 ヴラドリオは「ふんっ!」と言って能力の杭を地面から生やし、炎の玉を相殺した。
「やはりこの程度は効かぬか。ならば乱れ撃ちなら!」
 そう言ってアムライはさっきと同じような炎の玉を乱れ打ちして来たが、全てヴラドリオは杭の壁を作ってガードした。
 やがてアムライは疲れたのか炎の玉の乱れ撃ちが止まっていた。
「どうした?随分いきがっていたわりにはその程度か?」
「はぁはぁ。どうやらそこそこ腕は立つらしいな。ならこれで、業火炎・・・!」
「隙だらけだぞアホゥ」
 アムライが業火炎砲を放つ前にヴラドリオはアムライの足付近に杭を生やして、足を刺した。
「ッッッッ!」
「さぁまだやるかい?俺はお前さんを生け捕りにしようと思っているんだが」
「ヴラドリオだって甘いじゃないか。やるならもっとぼろぼろにしたから生け捕りにすればいいのに」
 ヴラドリオは口だけの理人にイラっときたが
「こうした方が楽なんだよ。何もできないくせに横から口出すんじゃないよ!全く」
「はぁはぁ。このアムライ、ダーランマ七将の一人として人質にされるくらいなら死を選ぶは!」
「そうかよ」とヴラドリオは言って
「ならば今楽にしてやろう」
「それはこちらのセリフだ」
 ヴラドリオは驚愕し、横に飛んだ。そうしなければ完全に体を燃やされていたと想像できたからである。
 一瞬にして肌で感じていた。今喋ったのはアムライではないと。
「貴様は誰だ!」
 ヴラドリオが能力でアムライの業火炎砲を打ち消した。
「誰だお前は?そいつよりもみない顔だな?」
「そいつよりもってことはやっぱり俺のこと覚えてたんじゃないですか」
 横でヴラドリオは2人のコントを聞いているような感じだった。
「殺されそうになったのにまだそいつを師匠なんて呼べるとはな。相当肝がすわってるな、鏡」
「修行して下さった恩義があるからな。それだけは忘れないようにしてるから。あんな状態になった人でも礼儀は流石に送るよ」
 ヴラドリオはへんなとこで真面目なヤツだなと思っていた。
「はぁー。まぁお前をへんだと思ったのは今更ではないからな。それでは共闘してヤツを叩こうか」
「仕方ないか。今の俺じゃ敵わないし。味方ならあんたは心強いからな頼むぜヴラドリオさんよ!」
 アムライは何故か2人を待って攻撃せずにいた。
「覚悟は決まったか。ではどちらから殺されたい?そこの後から来たお前か?」
「お前とは失礼な!我が名はヴラドリオ・バーラッシュ!誇り高いバーラッシュ家の跡取りぞ!」
 聞いたことないなとアムライは思っていたがアムライの中にいた何かはバーラッシュという言葉に聞き覚えがあった。
(バーラッシュ・・・どこかで聞いたような?魔族にいたはずだ確か。うーむ思い出せん。とりあえず今はこの器の完成を急がせるか)
「そんな王族的な家柄は聞いたことはない!今燃やし尽くしてやるからここでくたばりな!炎玉!」
 アムライはまた炎の玉を作り、ヴラドリオに向けて放った。
「鏡よ。いいか。共闘と言ったがお前は能力は使うな。その力コントロールできるようになってから使え。盾として使うならおすすめはするがな」
「そんなこと言ったってヴラドリオさんよぉ!あの攻撃跳ね返さなきゃどうするんだよ」
 ヴラドリオは頭に手を当てて、アホをみるような目で理人を見た。
「何だよその人をバカにしたような目は。事実あれどうすんだよ」
「全く。さっきのを見ていなかったのか?あの程度の炎なら。これで充分だよ」
 ヴラドリオは「ふんっ!」と言って能力の杭を地面から生やし、炎の玉を相殺した。
「やはりこの程度は効かぬか。ならば乱れ撃ちなら!」
 そう言ってアムライはさっきと同じような炎の玉を乱れ打ちして来たが、全てヴラドリオは杭の壁を作ってガードした。
 やがてアムライは疲れたのか炎の玉の乱れ撃ちが止まっていた。
「どうした?随分いきがっていたわりにはその程度か?」
「はぁはぁ。どうやらそこそこ腕は立つらしいな。ならこれで、業火炎・・・!」
「隙だらけだぞアホゥ」
 アムライが業火炎砲を放つ前にヴラドリオはアムライの足付近に杭を生やして、足を刺した。
「ッッッッ!」
「さぁまだやるかい?俺はお前さんを生け捕りにしようと思っているんだが」
「ヴラドリオだって甘いじゃないか。やるならもっとぼろぼろにしたから生け捕りにすればいいのに」
 ヴラドリオは口だけの理人にイラっときたが
「こうした方が楽なんだよ。何もできないくせに横から口出すんじゃないよ!全く」
「はぁはぁ。このアムライ、ダーランマ七将の一人として人質にされるくらいなら死を選ぶは!」
「そうかよ」とヴラドリオは言って
「ならば今楽にしてやろう」
「それはこちらのセリフだ」
 ヴラドリオは驚愕し、横に飛んだ。そうしなければ完全に体を燃やされていたと想像できたからである。
 一瞬にして肌で感じていた。今喋ったのはアムライではないと。
「貴様は誰だ!」
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