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異世界で目立ちたい!

紫 ヤタガラス

カルナクの力量

アルダスたちは城の中の騎士の訓練所を借りて、模擬戦をすることになった。


「そんじゃ先ずは小手調べで行くぜ!」 


 アルダスは自分が装備していた斧を使わずに、カルナクに突っ込み素手で殴りかかった。


「シッ!シッ!シッ!」


「いや〜なめてもらっちゃ困りますよアルダス様。こんな準備運動みたいな攻撃本気出せとか行った相手に対して失礼ですよ」


 アルダスの高速のパンチを軽く避けていた。


「それは失礼したな。じゃこれはどうだよ!」


 アルダスは一度後ろに退がり、攻撃態勢に入った。


「こいつは避けられるかな・・・。ストレートカノン!」


 アルダスはそう言って、カルナクにさっきとは比較にならないほどの高速パンチを繰り出した。


「!」


 カルナクは驚き瞬時にかわすと判断したことにより、ギリギリでかわせた。そしてアルダスのパンチは壁に激突し、その壁には穴ができていた。


「危な!あんなのくらったら死にますよ!」


「お前ならかわすと思ってたから大丈夫だよ。それに顔面には当てないようにしたしよ。もしかわさないで受けていたら受け止めた手の骨は砕けていただろうな」


 なんて恐ろしいことするやつなんだとカルナクは恐怖していた。


「貴方がそのくらいやるのならこちらも本当にマジでやるしかないですね。ちなみに今のはアルダス様の異能力ですか?」


「あんまり塩を送るとあれだが、いいや教えてやるよ。俺の能力は腕の力を何倍にも出来ることだよ。ただし、肉体がついていけないぐらいに強化するとしばらく腕は使いものにならなくなるがな」


 弱点まで丁寧に説明してきたアルダスにカルナクは完全に私のこと今の攻撃で実力はわかったと思っているなと感じた。そうしなければアルダスはこんな簡単に弱点を説明しないだろうと思ったからである。


「そちらが能力を見せたのならこちらも見せるばんですね。それじゃ行きますよ!」


 カルナクはそういって飛び道具の武器を構えた。


「お手並み拝見といこうかな。さぁこいよ交わさないでいてやるからよ」


「そんなこと言ってもいいですかね、じゃ大人しくくらいなさい!」


 カルナクは飛び道具を投げ、それをアルダスは文字通り避けずにわざとくらってやったかのようにくらった。


「ほらやっぱり大したことないではないか、それじゃ始まってまだあんまり立たないけどそろそろ決めさせてもらおうかな」


 アルダスは刺さっていた飛び道具を地面に放り投げて、カルナクに突っ込んだ。


「くらえ!3倍・・・うっ!」


 アルダスがカルナクに能力で攻撃しようとした瞬間、アルダスに異変が起きた。


「なんだ・・・何が起きている?体が動かない」


「これが私の能力ですよ!」

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