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異世界で目立ちたい!

紫 ヤタガラス

ガイアラン皇国状況

ガイと理人は城の中に入ると、1人騎士団員が理人たちのもとへと訪れた。


「あなた方が鏡理人殿とガイ殿ですか?」


 騎士団員が理人たちの名前を尋ねた時、理人が代表して


「そうです。私が鏡理人で私と一緒にいるこの男がガイです」


「あなた方が最近噂になっている鏡殿にガイ殿なんですね。この前の切り裂き魔では皇国を守ってくださり私が騎士団員を代表してお礼を申し上げます」


「いやいや。あいつは敵だったしな。それにガイアラン皇国は私も気に入っているので破壊されたくはありません。だから私は当然のことをしたまでですよ」


 ガイは理人の言葉を隣で聞いていて驚いていた。「こいつ口がうまく回るようになっていやがる」と横で聞いて驚愕していた。


「これからもご迷惑をおかけするかもしれませんが、皇国のことをお願いします。では本題に入ります。私はあなた方の案内を任されておりますので私の後をついてきてください」


 そう言って騎士は理人たちの前を歩いって言った。城の会議室に着くまでの間ガイは理人にさっきの会話のことを聞いていた。


「いや〜。横で聞いてて驚いたよ。まさかお前があんなに口がうまくなっているなんて。もともとこんなに口がまわるようなやつだったのか鏡は?」


「まぁね。みんなには隠してるけど戦闘以外なら割と俺得意なこと多いよ。前にいた世界でも、ひたすら目立ちたくて努力はしたもんだからね〜」


「そういえば鏡ってこことは違う世界から来たそうだな。アルダス様に聞いた気がする」


 理人はガイには言ってなかったけ?と思いながら話していた。2人が話しながら騎士団員の後について行っていると、会議室の方に到着した。


「鏡殿とガイ殿、会議室に着きました。あとは中に入って、王のご指示に従ってください。では私はこれで失礼致します」


 騎士は一礼して、理人達のもとを去った。騎士が去った後、理人は会議室に入る前に扉をノックした。


「王様、鏡理人とガイがただいま到着いたしました。入室してもよろしいでしょうか?」


 理人が扉の前でそう言うと会議室の中から


「うむ。入ってよいぞ」


 中から入室許可の声が聞こえたので理人とガイは会議室に入った。


「よく来てくれたな2人とも。本当は会議するのにこんな部屋はあまり使わないのだが、お前たちを何度も簡単に王の間に入れると城民に示しがつかないと思うてな。この場所で始めて会議を行う」


「会議室なのに使っていないのですか。では何のためにこんな部屋を作ったのですかな?」


「まぁそれはあるやつの意見でね。今日の会議にも来てくれるはずだから人数が揃うまで待ってもらえないだろうか」


 理人が会議室に入った時にはすでにアルダス、ダーラスと皇国の3将のうちの2人はもう来ていた。イナハルは切り裂き魔の騒動後からまだ目覚めていないらしい。
 皇国の偉い人らが集まってもう始めてもいいんじゃないかと、理人は思っていたがガイアラン王は


「余の相談相手兼いろんなことを頼んだらこなしてくれる組織のリーダーを呼んでおいたから、もう少しだけ待ってくれないか」


 と周りの集まっている人に言った。そして数分待つと会議室の扉が開き、1人の男が来た。理人は振り向いてその人のことを見ると一瞬で自分の頭を地面に叩きつけていた。

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