異世界で目立ちたい!
アムライとバウラムの皇国攻め
「アムライ、その力試したくはないか?」
 ダーランマはアムライに聞き、アムライは喜んで
「まぁ炎みたいな力は制御があまりできなくて加減はできませんけど、この力ふるってみたいのは確かですね。もしかして誰か強い人と対戦でももうけてくれるのですか?」
「いや、お前には近々やろうと思っていたガイアラン皇国を攻める一番槍をくれてやる。そろそろあの皇国を落とそうと思っているのだが私は慎重派でね。少しずつ地道にやっていたわけだが、皇国はどうやら切り裂き魔や、ガイアラー盗賊団だっけ?まぁそいつらのおかげで今はぐだぐだらしいから狙うには絶好の機会なんだよ」
 ダーランマが説明している時、アムライは少し不服そうに見えた。
「どうしたそんな嫌そうな顔して。もしかして自分の世話になった皇国だから攻められないとかいうんじゃないだろうな?」
「顔に出ていましたか?申し訳ありませんそういうわけではないんです。ガイアラン皇国にはもう何の未練もありませんよ。この腕をあなたにもらってからね。ただ私のこの腕を試す価値がある人物がまだガイアラン皇国に入るのかなと思いまして」
「お前何をいっているんだ?お前には自慢の息子がいただろう。そいつで試せばいいじゃないか。どうやらお前の息子さん、切り裂き魔には負けなかったらしいし、それに盗賊団の時は戦闘に参加してなかったらしいからな。きっと元気な状態でいるぞ」
 アムライはアルダスが最高の状態でいるだろうとダーランマに聞き、かなり興奮していた。あいつになら私の全力をきっと受け止めてもらえると、そしてこの腕を試すのに申し分のない相手だと思っていた。
「わかりました。で私はガイアラン皇国に攻めて、どこまで暴れてくれば良いのですか?」
「まぁ欲を言えば、ガイアラン王を殺して、皇国を明け渡すぐらいにまでしてほしいが今回はとりあえず戦力を削ってきてほしい」
「私一人で行けばよろしいですかな?」
 ダーランマは「いや」と言って
「バウラムも連れていってもらう。お前とバウラム2人で行くんだ。お前らなら容易に皇国に入るだろうし、2人の方が暴れやすいだろう」
 ダーランマがそこまで言うと、アムライはひれ伏して
「ありがとうございます。こんな入りたての私にこんな大役を任せていただけるとは光栄です。必ずや帝国のためになるように働いてまいります。では私はバウラムをよんで支度してから出発いたしますのでこれで失礼致します。腕の説明のことも感謝いたします。貴方が与えてくださったこの力必ずや使いこなして見せます」
「期待しているぞ。君からの朗報を私は待っている」
 アムライは礼をして、帝王の間から去って行った。アムライが去って行った後、ダーランマはアムライが滑稽で仕方なかったために苦笑していた。
「私からすれば一石二鳥だよ。皇国の戦力は削れるわ、アムライがあの力をコントロールできるようになればあいつは炎将カスマ様の依り代として完成する。こうも簡単に1人目ができそうになるとは我ながら笑いが止まらないよ。まぁやられることはないと思うがもしもの為にあいつもつけておくか。バウラムとアムライだけでも大丈夫だと思うが保険をかけておいて損はないからな」
 ダーランマはある男を後から呼び、アムライとバウラムが帝国から皇国に向かった少し後から皇国に向かうように伝えた。
 ダーランマはアムライに聞き、アムライは喜んで
「まぁ炎みたいな力は制御があまりできなくて加減はできませんけど、この力ふるってみたいのは確かですね。もしかして誰か強い人と対戦でももうけてくれるのですか?」
「いや、お前には近々やろうと思っていたガイアラン皇国を攻める一番槍をくれてやる。そろそろあの皇国を落とそうと思っているのだが私は慎重派でね。少しずつ地道にやっていたわけだが、皇国はどうやら切り裂き魔や、ガイアラー盗賊団だっけ?まぁそいつらのおかげで今はぐだぐだらしいから狙うには絶好の機会なんだよ」
 ダーランマが説明している時、アムライは少し不服そうに見えた。
「どうしたそんな嫌そうな顔して。もしかして自分の世話になった皇国だから攻められないとかいうんじゃないだろうな?」
「顔に出ていましたか?申し訳ありませんそういうわけではないんです。ガイアラン皇国にはもう何の未練もありませんよ。この腕をあなたにもらってからね。ただ私のこの腕を試す価値がある人物がまだガイアラン皇国に入るのかなと思いまして」
「お前何をいっているんだ?お前には自慢の息子がいただろう。そいつで試せばいいじゃないか。どうやらお前の息子さん、切り裂き魔には負けなかったらしいし、それに盗賊団の時は戦闘に参加してなかったらしいからな。きっと元気な状態でいるぞ」
 アムライはアルダスが最高の状態でいるだろうとダーランマに聞き、かなり興奮していた。あいつになら私の全力をきっと受け止めてもらえると、そしてこの腕を試すのに申し分のない相手だと思っていた。
「わかりました。で私はガイアラン皇国に攻めて、どこまで暴れてくれば良いのですか?」
「まぁ欲を言えば、ガイアラン王を殺して、皇国を明け渡すぐらいにまでしてほしいが今回はとりあえず戦力を削ってきてほしい」
「私一人で行けばよろしいですかな?」
 ダーランマは「いや」と言って
「バウラムも連れていってもらう。お前とバウラム2人で行くんだ。お前らなら容易に皇国に入るだろうし、2人の方が暴れやすいだろう」
 ダーランマがそこまで言うと、アムライはひれ伏して
「ありがとうございます。こんな入りたての私にこんな大役を任せていただけるとは光栄です。必ずや帝国のためになるように働いてまいります。では私はバウラムをよんで支度してから出発いたしますのでこれで失礼致します。腕の説明のことも感謝いたします。貴方が与えてくださったこの力必ずや使いこなして見せます」
「期待しているぞ。君からの朗報を私は待っている」
 アムライは礼をして、帝王の間から去って行った。アムライが去って行った後、ダーランマはアムライが滑稽で仕方なかったために苦笑していた。
「私からすれば一石二鳥だよ。皇国の戦力は削れるわ、アムライがあの力をコントロールできるようになればあいつは炎将カスマ様の依り代として完成する。こうも簡単に1人目ができそうになるとは我ながら笑いが止まらないよ。まぁやられることはないと思うがもしもの為にあいつもつけておくか。バウラムとアムライだけでも大丈夫だと思うが保険をかけておいて損はないからな」
 ダーランマはある男を後から呼び、アムライとバウラムが帝国から皇国に向かった少し後から皇国に向かうように伝えた。
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