異世界で目立ちたい!
魔王の精鋭、魔の七王将
ダーランマは魔王と契約に至るまでのことを思い出していた。その時、アムライはずっと話しかけていたらしいがダーランマは思い出に浸って気付かずにいた。
「ダーランマ様!ダーランマ様!生きてますか!反応してくだい」
「ああ。すまないすまない昔のことを思い出していてな。でなんの話だったけ?」
「魔族たちが存在しているという話しまでで止まってます」
 そこまで話したかと思いながらアムライに話していたことを思い出していた。
「そうだな。で私が妖精族、そしてお前の腕が魔族がいた証というところまで話したのだな」
「はい。それで私のこの腕の魔族の血はどこから出てきたのですか?」
 ダーランマはアムライにどう説明しようか迷っていた。賢いダーランマだが馬鹿正直に魔王七将の血でいずれお前は器になるのだとも言えないのでどう言おうか迷った末にこう伝えた。
「昔、俺が魔王様に力を与えられた時にもらった普通の魔族の血だよ。モンスターよりは濃いからコントロールには時間がかかるかもしれないがね?どこまで扱えるようになったんだ?」
 「ここで見せても良いのですか?」と聞いたアムライにダーランマは「ここでかまわぬ」と言った。
「分かりました。ではおみせしましょう。いきます!」
 そう言ってアムライは禍々しい黒い腕を前に出し念じた
(腕よ。我が創造に答えよ!)
 そう念じた時、アムライの片腕が黒い剣状の形に変化した。
「ほぉ〜。もうそんなとこまで扱えるようになったのか。他にはどうだ」
「もう一つ使えるには使えますが危ないですよ?」
「ふっ」とダーランマは笑い
「私を誰と心得ている。このダーランマ様だぞ?遠慮なくやるといい」
 アムライはしぶしぶともう一つ、禍々しい腕のほうでできるようになったことを帝王の間で行なった。そしてそれを見たダーランマは驚いていた。
(コントロールが難しいとかいっていたからまだ全く扱えていないと思っていたがここまで扱えているとは。やはり私の目に狂いはなかった。アムライの中に魔王七将、炎将カスマの血を入れて正解だったな)
 アムライの片腕は炎となり帝王の間の半分を燃やし尽くしていた。
「すいません。コントロールできていなくて、さっきの剣状態は簡単にできるのですがこの炎になると全然出力などがうまく扱えず、帝王の間半分燃えてしまいましたね、、、」
「あっはっは。構わないよ。これは私が魔法で直しておくから。しかしさすがはアムライ。ガイアラン皇国でもさぞ名が通っていたんだろうな」
 ダーランマはとても気分が良かった。なぜなら早くも器の1人が完成しつつあったからである。
「ダーランマ様!ダーランマ様!生きてますか!反応してくだい」
「ああ。すまないすまない昔のことを思い出していてな。でなんの話だったけ?」
「魔族たちが存在しているという話しまでで止まってます」
 そこまで話したかと思いながらアムライに話していたことを思い出していた。
「そうだな。で私が妖精族、そしてお前の腕が魔族がいた証というところまで話したのだな」
「はい。それで私のこの腕の魔族の血はどこから出てきたのですか?」
 ダーランマはアムライにどう説明しようか迷っていた。賢いダーランマだが馬鹿正直に魔王七将の血でいずれお前は器になるのだとも言えないのでどう言おうか迷った末にこう伝えた。
「昔、俺が魔王様に力を与えられた時にもらった普通の魔族の血だよ。モンスターよりは濃いからコントロールには時間がかかるかもしれないがね?どこまで扱えるようになったんだ?」
 「ここで見せても良いのですか?」と聞いたアムライにダーランマは「ここでかまわぬ」と言った。
「分かりました。ではおみせしましょう。いきます!」
 そう言ってアムライは禍々しい黒い腕を前に出し念じた
(腕よ。我が創造に答えよ!)
 そう念じた時、アムライの片腕が黒い剣状の形に変化した。
「ほぉ〜。もうそんなとこまで扱えるようになったのか。他にはどうだ」
「もう一つ使えるには使えますが危ないですよ?」
「ふっ」とダーランマは笑い
「私を誰と心得ている。このダーランマ様だぞ?遠慮なくやるといい」
 アムライはしぶしぶともう一つ、禍々しい腕のほうでできるようになったことを帝王の間で行なった。そしてそれを見たダーランマは驚いていた。
(コントロールが難しいとかいっていたからまだ全く扱えていないと思っていたがここまで扱えているとは。やはり私の目に狂いはなかった。アムライの中に魔王七将、炎将カスマの血を入れて正解だったな)
 アムライの片腕は炎となり帝王の間の半分を燃やし尽くしていた。
「すいません。コントロールできていなくて、さっきの剣状態は簡単にできるのですがこの炎になると全然出力などがうまく扱えず、帝王の間半分燃えてしまいましたね、、、」
「あっはっは。構わないよ。これは私が魔法で直しておくから。しかしさすがはアムライ。ガイアラン皇国でもさぞ名が通っていたんだろうな」
 ダーランマはとても気分が良かった。なぜなら早くも器の1人が完成しつつあったからである。
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