異世界で目立ちたい!
死体売りと切り裂き魔
アルナラとテムライの戦闘が始まる中、死体を荒らしている男がいた。男の名はトンナ・カダーという30過ぎたくらいのおっさんである。
「いい死体が手に入った入った〜。綺麗な状態だしあいつに頼んでバラバラにして貰えば臓器簡単に取り出せるだろうし」
パールの死体を手に入れたトンナはある男の元へ向かっていた。そこにテムルナと接触していた男が現れた。
「よう。そこの死体売。その死体くれないか?どうせ拾いもんだろ」
 男は言った。トンナは
「嫌だね。この死体はまだ腐ってないから高値で売れそうだからな。欲しけりゃ渡すもん渡しな」
トンナはそう言って逃げようとした。トンナは弱いので敵前逃亡しか手段がないのである。向かうのは切り裂き魔のところだ。
「はぁー。まぁ仕事だしな。全くダーランマさんも嫌な仕事まわすもんだぜ」
そう言って背後から逃げているトンナに腰からぶら下げていた鞘から剣を抜き、剣を胸部に刺した。トンナは戦闘経験が全くなく弱すぎるので、それを普通にくらった
(こんなところで俺の人生終わりかよ〜。まだやりたいことたくさんあんのに畜生〜。この死体諦めて逃げときゃよかったぜ、、、)
トンナは最後にそう呟きそれ以来動かなくなった。男はトンナがくたばる前に体からひらりと落ちた紙を拾った。そこには今ガイアラン皇国を騒がせている切り裂き魔の居場所が書いてあった。
(この男、何も情報を得られないから普通に殺しといたがこんないい情報が手に入るとは思わなかったぜ、、、これはダーランマさんに報告だな。その前にこの死体を隠して俺も別ルートで病院に向かわないと)
そう呟きながら男はパールの死体を持ち去っていった。そして最後にその現場にはトンナ・カダーの無残な死体しか残っていなかった。
 その頃、病院前ではアルナラとテムライの戦闘が続いていた。
「はぁはぁ。バケモノめ、、、なんで俺の攻撃を受けて全くダメージを受けてないんだ」
テムライはアルナラにそれなりに攻撃を浴びせていたがアルナラはものともしない状態でいた。
「ふん。誇りのない攻撃などで私はどうじん‼︎貴様など力だけ求めた存在など旧アムライ7にはいくらでもいたわ。だが最後には私の前に立ち尽くし私に恐れをなした。何故だがわかるかか?」
力だけを求め武力だけで全てのことをなしてきたテムルナには全く分からなかった。力さえあれば全ての人を屈服させ、見返せる手段もそれしかないと。だからこそ全てを投げ売り、親友を殺してまで力を求めたのにアルナラに勝てないのでは意味がなかった。アルナラに勝てなければアムライ7の全員を殺すことはできずまた、今倒せなければアムライを殺せるチャンスがなくなるからだ。
「まぁ貴様に言ったところで私の強さはわかるまい。お前はやりすぎてはいけないことをやりすぎた。だからアムライ7の副大将の名の下に私が裁く。死ね」
アルナラがテムルナにとどめを刺そうとした時、1人の男が割って入りアルナラの攻撃をさばいた。
 
「あの男からの指示だ。今は撤退しろ。お役目ご苦労例の場所で合流仕様だとさ」
割って入ったのはゼネラル・リッタでありゼネラルの登場によりテムライの裏切りは明らかとなった。
「いい死体が手に入った入った〜。綺麗な状態だしあいつに頼んでバラバラにして貰えば臓器簡単に取り出せるだろうし」
パールの死体を手に入れたトンナはある男の元へ向かっていた。そこにテムルナと接触していた男が現れた。
「よう。そこの死体売。その死体くれないか?どうせ拾いもんだろ」
 男は言った。トンナは
「嫌だね。この死体はまだ腐ってないから高値で売れそうだからな。欲しけりゃ渡すもん渡しな」
トンナはそう言って逃げようとした。トンナは弱いので敵前逃亡しか手段がないのである。向かうのは切り裂き魔のところだ。
「はぁー。まぁ仕事だしな。全くダーランマさんも嫌な仕事まわすもんだぜ」
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トンナは最後にそう呟きそれ以来動かなくなった。男はトンナがくたばる前に体からひらりと落ちた紙を拾った。そこには今ガイアラン皇国を騒がせている切り裂き魔の居場所が書いてあった。
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「はぁはぁ。バケモノめ、、、なんで俺の攻撃を受けて全くダメージを受けてないんだ」
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「まぁ貴様に言ったところで私の強さはわかるまい。お前はやりすぎてはいけないことをやりすぎた。だからアムライ7の副大将の名の下に私が裁く。死ね」
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