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異世界で目立ちたい!

紫 ヤタガラス

商店街炎上

 理人たちが商店街に着くとでかいモンスターが一体暴れており、商店街が燃えさかっていた。着いた瞬間チリンは、理人に


「何してるの鏡くん!早くおばさんのところに行くよ!」


 と怒鳴って理人をしかり、理人はその時のチリンが怖かった為にでかいモンスターは他の人に任せ、まずチリンの働いている店に向かった。
 チリンたちが店に着いた頃には店はボロボロになっており、そこには店長が倒れていた。


「おばちゃん!大丈夫?今から助けを呼んでくるから」


 とチリンが言った時、おばちゃんの意識が一時的に回復し、チリンに言う。


「もういいよチリンちゃん。多分この状態じゃ私は助からないわ。私のことより他の人を助けてあげて」


おばちゃんがチリンにそう言った時チリンは


「何弱気なこと言ってんの!絶対助けるから待ってて!」


 チリンはおばちゃんに言うが、おばちゃんの腹には木片が刺さっており血が止まらず溢れかえってもう助からないのがわかる状態だった。だがチリンは諦めずにおばちゃんを鼓舞し続け、なんとか助けようと思う。そんなチリンに理人は


「秋月、おばちゃんの言う通りにしよう。今は確実に助かる人を助けよう」


 理人がチリンに言うと、チリンは理人に対して


「いやだ!また私が関わったせいで人が死ぬのはいやなの!だからおばちゃんは絶対助ける。いや助けてみせる!」


 チリンが言った時、おばちゃんは最後の力を振り絞ってチリンに優しく言った。


「何を悩んでるのかと思えばそんなことだったの。私はチリンちゃんがいて幸せだったよ。短い間だったけれど娘が出来たみたいで嬉しかったわ。それに町の人だってそう。チリンちゃんが頑張ってるのをみてみんな勇気づけられていたわ。だからチリンちゃん。私のことはもう忘れて他の人を助けてあげて、お願いよ」


 最後に一言おばちゃんはチリンに言って息を引き取った。その最後の一言を聞いた時、チリンは動けなくなっていた。
 理人はチリンと死んだおばちゃんの遺体を安全なところまで持って行き、でかいモンスターを倒しに向かった。








 でかいモンスターの討伐に来た理人だがすでにガイとアルダスが参加していた。


「遅いぜ鏡!こいつ結構強くてやばいんだ!だから一緒に倒そうぜ」


 ガイはそう言って攻撃に出た。


「くらえこの亀やろう!」


と攻撃したが亀の甲羅にはじかれそしてしっぽの蛇の部分にガイは攻撃された。ガイはそれを回避したがかすっておりけっこうな血が出た。


「かすっただけでこんなきれるのかよ。ちきしょう」


 ガイがそう言った後、アルダスが前に出て、でかい斧を天高く持ち上げて甲羅の部分に斧を振り下ろした。
 しかし、はじかれてアルダスは少し態勢を崩してしまった。


「しまっ!ぐぉ」


横からテールスイングをくらいアルダスは吹っ飛ばされた。


「アルダス殿!このデカモンスター!まずその尻尾から切り落としてやる!」


 ガイは尻尾の蛇の部分を狙ったが蛇がうまい感じにガイの攻撃をよけ、亀の部分が後ろ足でガイを蹴り飛ばした。
 理人はガイが吹っ飛ばされるのをみて、こんな奴にどうやって戦うんだと理人は考えながら相手の出方を見ていた。

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