精霊術士の英雄譚
第61話 革命の第1歩
僕は交流会が終わったあと明日と明後日は学校が休みの為、ユーリに、
「ユーリ!明日と明後日は用事があるからスポイルに戻るね!」
と、言ってから空を飛んでスポイルの家へ帰った。家に着いて、僕が
「ただいまー!」
「どちら様でってショウ?何故ここに?」
「やっほー!アミン!用事が出来たから帰って来たんだ」
「ユーリはどこですか?」
「置いて来たよ。それと明日と明後日はここにいるから」
「畏まりました。あのー、用事とはどのような事ですか?」
「あっ、そうだ。アミン達は明日。明後日に3時に広場に出来るだけ全員集まって欲しい。大事な話し合いをしたいから。って伝えて」
「畏まりました。どのような話し合いをするのですか?」
「革命の第1歩かな?」
「それはとても楽しみです。明日中に全員に知らせます」
「ありがとうアミン!」
「いえいえ。そして、全く別の話になるのですが、学校は楽しいですか?」
「うん!とっても楽しいよ!でも、会う人全員に質問攻めされるのは疲れたかな?」
「それは良かったですね!質問攻めはショウが人気な証拠なので今は我慢するしかないかもですね」
「そうなんだよね。それと今日は眠たいから寝るね」
「お疲れ様です。自室は使えると思いますので」
「わかったありがとう」
「いえいえ。おやすみなさい」
「おやすみー!」
僕はすぐに寝て、マサムネと特訓をした。次の日はアミン達と明日の事を伝えて周り、あっという間に夜になった。ご飯は家で部下達と食べて、すぐに寝た。話し合い当日は僕は2時ごろに広場に行ったのだが、そこにはもう既に沢山の人がいて驚いたが皆が積極的に参加してくれているので嬉しかった。3時になると500人近くの人が集まっていた。僕は広場のステージに立ち、
「皆急に言ったけど集まってくれてありがとう。今日は大事な話し合いがしたいんだ。いいかな?」
「勿論だぜ!領主様!」
「はーい!」
「では、まず最初に僕はこの国の常識をあまり知りません。何故知らないのかなどの理由はあるんですが革命した後に告白したいと思います。そして、僕はこの国の常識を知らないからこそ、いい案や沢山の改善点などを見つけれると思います。しかし皆さんにも伝統や、守りたいルールなど色々ある筈です。僕にはそれも分かりません。なのでこれから不定期でこのような話し合いをしたいと思いますがこの時は領主とか関係なく意見してください。以上です」
「領主さんが出した意見とかどうやって決定するんだ?」
「今考えているのは、賛成反対を聞いて賛成が半数を越えれば決定で半数を下回れば保留もしくはその案を破棄する。でどうでしょうか」
「「「「賛成!」」」」
「「「「いいよー!」」」」
「反対がいないようなのでこれで行かしてもらいます。そして、今日の話し合いの内容は、【職業選択の自由】です」
「どー言うことだ?」
「例えば農家の子供は農家を継ぎますよね。でも、もしその子供が冒険者になりたいとしたらどうしますか?」
「そりゃー我慢して農家するしかないだろ」
「それを無くすんです。では、アンケートをとってもみましょう。子供の人対象で、正直に言って自分の親がしている仕事のほかの仕事をしたいと思う人手を上げてください」
僕が言うと大体半分近くの子供が手を上げた。
「見てください。このように大体半分近くの人が違う事をしたいと思っていますし、僕は人には絶対に何かの才能があると思います。それが親の仕事ならいいのですが全員がそうではないのです。実際に僕は国の英雄になるだけの戦闘の才能があります。しかし僕が例えば農家で家を継いでいたらどうでしょうか?僕は国の英雄とか夢物語でしょう。このように別の仕事をして才能が開花する可能性があります。なのでどうでしょうか?」
「それには賛成できるのだが、そうした場合、人気の職業と不人気の職業が出ると思うのですが」
「いい質問ですね。確かに人気な職業などが出るでしょう。それは試験をすればいいんです」
「どんな試験をするんだ?」
「適正試験で本当にその職業に適しているか、知識がいる職業なら、知識はちゃんとあるのか?などの試験を行い選抜します」
「そうか。それで落ちた人が不人気な所に来るって事だな?」
「不人気はあんまり無いと思いますよ」
「農家や土木は不人気になると思うが」
「では、聞きましょう。将来農家や土木工事の仕事になりたい人?」
さっき手を挙げた3分の1近くの人が手を挙げた。
「このように絶対に不人気になる事は殆どありません。ですから【職業選択の自由】はどうですか?」
「賛成だよ!」
「いいよー!」
「では、多数決を取りたいと思います。賛成の方は手を挙げてください」
9割以上の方が手を挙げた。
「決定ですね。いきなりは無理なので2年後は完全に出来る事を目処に頑張りましょう」
「「「「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」」」」
こうして革命の第1歩を歩み始めた。
「ユーリ!明日と明後日は用事があるからスポイルに戻るね!」
と、言ってから空を飛んでスポイルの家へ帰った。家に着いて、僕が
「ただいまー!」
「どちら様でってショウ?何故ここに?」
「やっほー!アミン!用事が出来たから帰って来たんだ」
「ユーリはどこですか?」
「置いて来たよ。それと明日と明後日はここにいるから」
「畏まりました。あのー、用事とはどのような事ですか?」
「あっ、そうだ。アミン達は明日。明後日に3時に広場に出来るだけ全員集まって欲しい。大事な話し合いをしたいから。って伝えて」
「畏まりました。どのような話し合いをするのですか?」
「革命の第1歩かな?」
「それはとても楽しみです。明日中に全員に知らせます」
「ありがとうアミン!」
「いえいえ。そして、全く別の話になるのですが、学校は楽しいですか?」
「うん!とっても楽しいよ!でも、会う人全員に質問攻めされるのは疲れたかな?」
「それは良かったですね!質問攻めはショウが人気な証拠なので今は我慢するしかないかもですね」
「そうなんだよね。それと今日は眠たいから寝るね」
「お疲れ様です。自室は使えると思いますので」
「わかったありがとう」
「いえいえ。おやすみなさい」
「おやすみー!」
僕はすぐに寝て、マサムネと特訓をした。次の日はアミン達と明日の事を伝えて周り、あっという間に夜になった。ご飯は家で部下達と食べて、すぐに寝た。話し合い当日は僕は2時ごろに広場に行ったのだが、そこにはもう既に沢山の人がいて驚いたが皆が積極的に参加してくれているので嬉しかった。3時になると500人近くの人が集まっていた。僕は広場のステージに立ち、
「皆急に言ったけど集まってくれてありがとう。今日は大事な話し合いがしたいんだ。いいかな?」
「勿論だぜ!領主様!」
「はーい!」
「では、まず最初に僕はこの国の常識をあまり知りません。何故知らないのかなどの理由はあるんですが革命した後に告白したいと思います。そして、僕はこの国の常識を知らないからこそ、いい案や沢山の改善点などを見つけれると思います。しかし皆さんにも伝統や、守りたいルールなど色々ある筈です。僕にはそれも分かりません。なのでこれから不定期でこのような話し合いをしたいと思いますがこの時は領主とか関係なく意見してください。以上です」
「領主さんが出した意見とかどうやって決定するんだ?」
「今考えているのは、賛成反対を聞いて賛成が半数を越えれば決定で半数を下回れば保留もしくはその案を破棄する。でどうでしょうか」
「「「「賛成!」」」」
「「「「いいよー!」」」」
「反対がいないようなのでこれで行かしてもらいます。そして、今日の話し合いの内容は、【職業選択の自由】です」
「どー言うことだ?」
「例えば農家の子供は農家を継ぎますよね。でも、もしその子供が冒険者になりたいとしたらどうしますか?」
「そりゃー我慢して農家するしかないだろ」
「それを無くすんです。では、アンケートをとってもみましょう。子供の人対象で、正直に言って自分の親がしている仕事のほかの仕事をしたいと思う人手を上げてください」
僕が言うと大体半分近くの子供が手を上げた。
「見てください。このように大体半分近くの人が違う事をしたいと思っていますし、僕は人には絶対に何かの才能があると思います。それが親の仕事ならいいのですが全員がそうではないのです。実際に僕は国の英雄になるだけの戦闘の才能があります。しかし僕が例えば農家で家を継いでいたらどうでしょうか?僕は国の英雄とか夢物語でしょう。このように別の仕事をして才能が開花する可能性があります。なのでどうでしょうか?」
「それには賛成できるのだが、そうした場合、人気の職業と不人気の職業が出ると思うのですが」
「いい質問ですね。確かに人気な職業などが出るでしょう。それは試験をすればいいんです」
「どんな試験をするんだ?」
「適正試験で本当にその職業に適しているか、知識がいる職業なら、知識はちゃんとあるのか?などの試験を行い選抜します」
「そうか。それで落ちた人が不人気な所に来るって事だな?」
「不人気はあんまり無いと思いますよ」
「農家や土木は不人気になると思うが」
「では、聞きましょう。将来農家や土木工事の仕事になりたい人?」
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「では、多数決を取りたいと思います。賛成の方は手を挙げてください」
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