精霊術士の英雄譚
第56話 編入
「ショウ起きて!起きて!朝だよ!学校始まるよ!」
「えっ?まだ5時だよ?」
「この世界に来て初めての学校でしょ!そんなの興奮するに決まってるでしょ!」
「そうなんだね。でも、まだ5時だよ?この世界には化粧とか無いしこんなに早く起きてもやる事無いと思うけど」
「そ、そうだね。何しよ?もう完全に目が覚めてしまったんだけどー!」
「キュ〜ン!」
「あっ、おはようギルちゃん!ギルちゃん暇だから一緒に遊ぶ?」
「キュ〜ン!」
リナとギルが遊びに行ったので2度寝を使用とするともうすでに制服に着替え準備完了したユーリが来て、
「ショウ。おはようございます。早いんですね」
「リナに起こされたんだよ。ってか、準備早すぎない?」
「私も少々張り切ってしまいました」
「そうなんだ。ユーリは学校とか行ってなかったの?」
「中等部までは行きましたが、高等部は行ってないですね」
「公爵令嬢なのに行かなかったの?」
「そうですね。親には行けと言われたんですが気が進まなかったので行かなかったんです。しかし少し後悔していたのでショウには感謝しています」
「そうなんだ。感謝とかは全然しなくていいのに。あっ、学校って何時からなの?」
「8時からですね。しかし私達は今日から編入になるので今日は、9時頃からだと思います。なので一応8時に学校に行ける準備をしておけばいいと思いますよ」
「ありがと!なら、まだ全然時間あるから寝よっかな?」
「なら、7時頃に起こしますね」
「ありがと。おやすみ」
「おやすみなさい」
僕は7時にユーリに起こして貰い、準備をし終わって暇だったのでギルとじゃれあっていたら、8時過ぎ位にティーチュ先生が来て学校に案内してもらいながら教室に行く事になった。この学校を案内してもらって僕が思ったことは一流大学のようだな。と思った。僕が感動しながらついて行っていると教室に着いた。
「今は自習してもらっているから、この後自己紹介してもらうね。あとリナさんは隣にいるユイミ先生について行ってね。ユイミ先生がリナさんの担任ですから」
「分かりました。バイバイリナ!」
「うん!また後でね!」
「では、行きましょうかまずはショウくんからでいいかな?その次にユーリさんで」
「分かりました。でも、どのような自己紹介をすればいいんですか?」
「あっ、そう言えばショウくんはこの世界の人では無いんでしたね。普通に名前をゆってよろしくお願いします。と言えばいいと思いますよ。そして、質問されたら答えればいいと思いますよ」
「そうなんですね。ありがとうございます」
「いえいえ大丈夫ですよ、では、まず私が入って編入生が来ると言うので呼んだら来てくださいね」
「はい。分かりました」
ティーチュ先生が教室に入り、
「皆さん。今日からこの貴族科に編入生が2人来ます。皆さん仲良くしてくださいね」
「先生!貴族科に編入って他国の王族とかですか?」
「いいえ違いますよ」
「なんだよおもんねぇー」
「では、入って貰いますね。では、ショウくん入って来て?」
「はい」
と、僕が入ると、
「英雄騎士だー!!」
「ちげーよ!【魔神】だろ!」
「イケメンすぎる」
「婿になってくれないかな?」
などと歓声があがったのでティーチュ先生が、
「静かにしろ!ショウくんが困っているだろ!ショウくん。自己紹介していいよ」
「はい。えっと、僕は、ショウです。よろしくお願いします?」
「えっ?夜会の時と全然違う!ギャップあり過ぎて好きになりそう!」
「可愛いですね。母性本能くすぐられます」
「えっと、何か質問とかあるかな?」
「はい!ショウ様は今お付き合いされてある方はいますか?」
「はいはいはい!どーやったらあんな魔法が撃てるんだ?」
「どーやったら空飛べるんだ?」
「地竜って強かった?」
「あっ、俺も気になる!」
「えっと、1つずつ答えますね。まずお付き合いしている方はいないですね。そして、魔法は感覚で撃っているのでわかんないです。ごめんなさい。あと空を飛ぶのも感覚ですね。あと地竜は強かったですよ」
と、言うと女子達はショウに彼女がいない事に大興奮して、男子達はイケメンで領主でその上地竜も倒せる位の魔法を感覚で撃っていると言う本当の天才に出会い尊敬の眼差しで見ていると、ティーチュ先生が、
「では、もう1人の編入生に入って貰いましょう。ユーリさん」
「はい。ユーリです。知っている方も多いと思いますがよろしくお願いします。現在は子爵としてショウの身の回りの担当等をしています。そして、ショウが編入する事になったので私も編入する事になりました。改めてよろしくお願いします」
「えっ?ユーリって僕の身の回りの担当だったの?」
「はい。そうですよ」
「質問いいですか?」
「いいですよ。お久しぶりですねレイラさん」
「お久しぶりですユーリ様。失礼かも知れませんがお二人は婚約関係にあるんですか?」
「いいえ、さっきも申し上げましたがあくまでも上司と部下の関係なので、ショウが私の事を好いてくれているなら話は別ですが現在はそのような関係ではないですよ」
「そうですか。ありがとうございます」
女子達は、ユーリが来たことによりショウを諦めせざるをえなかった。なぜなら彼女は公爵令嬢で現在は子爵と言うれっきとした貴族の当主であるこのクラスの1番位が高い子でも、役職が無い侯爵令嬢なのでユーリに叶うわけ無いのだ。対して男子達はユーリの容姿が整い過ぎて【天使】と呼ばれていた高嶺の花がクラスに来たことにより放心状態になっている者が多かった。
「自己紹介も終わりましたしたしショウくんはレイラさんの後ろに空いている席に座ってください。ユーリさんはショウくんの隣で」
「「はい」」
こうして僕の第2の学校生活は始まった。
「えっ?まだ5時だよ?」
「この世界に来て初めての学校でしょ!そんなの興奮するに決まってるでしょ!」
「そうなんだね。でも、まだ5時だよ?この世界には化粧とか無いしこんなに早く起きてもやる事無いと思うけど」
「そ、そうだね。何しよ?もう完全に目が覚めてしまったんだけどー!」
「キュ〜ン!」
「あっ、おはようギルちゃん!ギルちゃん暇だから一緒に遊ぶ?」
「キュ〜ン!」
リナとギルが遊びに行ったので2度寝を使用とするともうすでに制服に着替え準備完了したユーリが来て、
「ショウ。おはようございます。早いんですね」
「リナに起こされたんだよ。ってか、準備早すぎない?」
「私も少々張り切ってしまいました」
「そうなんだ。ユーリは学校とか行ってなかったの?」
「中等部までは行きましたが、高等部は行ってないですね」
「公爵令嬢なのに行かなかったの?」
「そうですね。親には行けと言われたんですが気が進まなかったので行かなかったんです。しかし少し後悔していたのでショウには感謝しています」
「そうなんだ。感謝とかは全然しなくていいのに。あっ、学校って何時からなの?」
「8時からですね。しかし私達は今日から編入になるので今日は、9時頃からだと思います。なので一応8時に学校に行ける準備をしておけばいいと思いますよ」
「ありがと!なら、まだ全然時間あるから寝よっかな?」
「なら、7時頃に起こしますね」
「ありがと。おやすみ」
「おやすみなさい」
僕は7時にユーリに起こして貰い、準備をし終わって暇だったのでギルとじゃれあっていたら、8時過ぎ位にティーチュ先生が来て学校に案内してもらいながら教室に行く事になった。この学校を案内してもらって僕が思ったことは一流大学のようだな。と思った。僕が感動しながらついて行っていると教室に着いた。
「今は自習してもらっているから、この後自己紹介してもらうね。あとリナさんは隣にいるユイミ先生について行ってね。ユイミ先生がリナさんの担任ですから」
「分かりました。バイバイリナ!」
「うん!また後でね!」
「では、行きましょうかまずはショウくんからでいいかな?その次にユーリさんで」
「分かりました。でも、どのような自己紹介をすればいいんですか?」
「あっ、そう言えばショウくんはこの世界の人では無いんでしたね。普通に名前をゆってよろしくお願いします。と言えばいいと思いますよ。そして、質問されたら答えればいいと思いますよ」
「そうなんですね。ありがとうございます」
「いえいえ大丈夫ですよ、では、まず私が入って編入生が来ると言うので呼んだら来てくださいね」
「はい。分かりました」
ティーチュ先生が教室に入り、
「皆さん。今日からこの貴族科に編入生が2人来ます。皆さん仲良くしてくださいね」
「先生!貴族科に編入って他国の王族とかですか?」
「いいえ違いますよ」
「なんだよおもんねぇー」
「では、入って貰いますね。では、ショウくん入って来て?」
「はい」
と、僕が入ると、
「英雄騎士だー!!」
「ちげーよ!【魔神】だろ!」
「イケメンすぎる」
「婿になってくれないかな?」
などと歓声があがったのでティーチュ先生が、
「静かにしろ!ショウくんが困っているだろ!ショウくん。自己紹介していいよ」
「はい。えっと、僕は、ショウです。よろしくお願いします?」
「えっ?夜会の時と全然違う!ギャップあり過ぎて好きになりそう!」
「可愛いですね。母性本能くすぐられます」
「えっと、何か質問とかあるかな?」
「はい!ショウ様は今お付き合いされてある方はいますか?」
「はいはいはい!どーやったらあんな魔法が撃てるんだ?」
「どーやったら空飛べるんだ?」
「地竜って強かった?」
「あっ、俺も気になる!」
「えっと、1つずつ答えますね。まずお付き合いしている方はいないですね。そして、魔法は感覚で撃っているのでわかんないです。ごめんなさい。あと空を飛ぶのも感覚ですね。あと地竜は強かったですよ」
と、言うと女子達はショウに彼女がいない事に大興奮して、男子達はイケメンで領主でその上地竜も倒せる位の魔法を感覚で撃っていると言う本当の天才に出会い尊敬の眼差しで見ていると、ティーチュ先生が、
「では、もう1人の編入生に入って貰いましょう。ユーリさん」
「はい。ユーリです。知っている方も多いと思いますがよろしくお願いします。現在は子爵としてショウの身の回りの担当等をしています。そして、ショウが編入する事になったので私も編入する事になりました。改めてよろしくお願いします」
「えっ?ユーリって僕の身の回りの担当だったの?」
「はい。そうですよ」
「質問いいですか?」
「いいですよ。お久しぶりですねレイラさん」
「お久しぶりですユーリ様。失礼かも知れませんがお二人は婚約関係にあるんですか?」
「いいえ、さっきも申し上げましたがあくまでも上司と部下の関係なので、ショウが私の事を好いてくれているなら話は別ですが現在はそのような関係ではないですよ」
「そうですか。ありがとうございます」
女子達は、ユーリが来たことによりショウを諦めせざるをえなかった。なぜなら彼女は公爵令嬢で現在は子爵と言うれっきとした貴族の当主であるこのクラスの1番位が高い子でも、役職が無い侯爵令嬢なのでユーリに叶うわけ無いのだ。対して男子達はユーリの容姿が整い過ぎて【天使】と呼ばれていた高嶺の花がクラスに来たことにより放心状態になっている者が多かった。
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