第54話久しぶりのお話

僕達はスポイルに帰ると町民達に暖かく迎えいれられたので手を振り「ありがとうございます」と、言うとその度に歓声があがったのでしっかりし期待に裏切らないよう。と、思いながら家に帰った。家に帰るとまずメイド達が、

「「「「おかえりなさいませショウ様。ユーリ様」」」」

「うん！ただいま」

「ただいまー」

「リナっている？」

「はい。自室におられますと思います」

「分かった。ありがと」

「はい！」

僕がリナの自室に行くとローザと一緒にいたので、

「リナ、ローザただいま！今何してるの？」

「あっ！おかえり！今は話した！」

「おー！おかえり王都楽しかったか？」

「そっか！王都は特に何もしてないからなぁー」

「そうか。陛下の呼び出しだったな。どんな内容だったんだ？」

「そうそうそれでリナとローザに話したい事があったんだよ。まず地竜の褒美でお金と英雄騎士の称号だよ。そして、これからが本題なんだけどリナ学校行きたい？」

「学校はどっちでもいいかな？それより英雄騎士って称号の方が気になるんだけど！」

「俺も聞いた事ねぇーな。どんな称号何だ？」

「どのような事をした人に渡されるかは分からないけどユーリによると、この国が敗戦まじかになった時に勝利に導いた将軍さん以来2人目らしいよ。そして、その効果？は1代限りだけど公爵と同じ階級になって僕が軍を持つことを認められて領地にある程度の自治権与える？」

「うわ！よく分からないけど凄いのは分かるね！」

「いやいや、やばいぞ！まず1代限りだが公爵と同じだし、自分で軍を持てることはヤバすぎるぞ！それに自治権もあるって殆どスポイルをショウが王で国として認めるって言っているもんだぞ！」

「えっ？そんなに凄いの？」

「おう！お願いだから独裁者になるなよ？」

「なるわけないよ！」

「冗談だ。たが気をつけろよ？お前は優秀だか、気付かず人を陥れる可能性もある事を」

「肝に銘じて置くね」

「それにしても俺達だけでゆっくり話すの久しぶりだな！」

「うん！私達【ピクシーセイバー】は色々忙しいからね」

「確かに忙しね。ローザは最近何してるの？」

「俺は裏庭の鍛冶場でお前がダンジョン行く為の装備作ってるぞ！」

「うわ！そう言えば僕またダンジョン行けないんだ」

「何かあったのか？」

「うん。王立第1学校の貴族科にユーリと通う事になったんだよ」

「すげーな！王立第1学校って超名門だぞ！」

「貴族科は殆ど裏口だそうだよ」

「そ、そうなのか」

「うん。でね、国王がリナも内政科なら、通っていいよ！だって」

「うん！なら、私も行くね！」

「ローザは大丈夫？」

「心配すんな！俺はこの生活楽しいし貴族さんとも仲いい人多いから大丈夫だそ！」

「ローザありがとね」

「ショウ、学校はいつからなの？」

「準備が出来次第いつでもいいらしいよ。だから、多分編入だと思うよ」

「そうなんだ！なら、今からでも行きましょ！」

「テンション高いね。でも、今日は夜だから最短出発でも明日だね」

「そっか。残念」

「裏口だから大丈夫だと思うが、あそこなかなかレベル高いらしいから気をつけろよ？」

「うん！頑張るね！」

「明日出発だろ？なら、そろそろお開きにするか！ショウ部屋から出るぞ！」

「えっ？うん！おやすみー！リナ」

「おやすみー！ショウ、ローザ」

「おう！おやすみ。しっかり寝ろよ」

こうして久しぶりの3人だけのお話はあっという間終わってしまった。僕は明日王都に行ってしまうので（まぁー、すぐに帰れるが）僕が今度街の改革をしていくに必要な人材、材料などを部下達に集めて貰う為にリストアップし眠った。