精霊術士の英雄譚
第41話 亜人族
ショウが、水の中級精霊と、契約した頃、国王の部屋では、公爵達と役職を持っている侯爵が集められていた。俗に言うこの国の重鎮達だ。理由も聞かされず集められたので戸惑っていると、国王が、
「皆よく集まってくれた。今日集まって貰った理由は、大事な話があるからだ」
と、言うと、軍師の役職の公爵が、
「重鎮だけに言う。と言うことは、戦争ですか?」
「半分正解だ」
「どういうことですか?」
「今からする政策が失敗したら、戦争では無く、国が滅ぶだろう」
「どういう事ですか!なら、その政策をしなければいいではありませんか」
「まぁー、最後まで聞け。逆に言うとこの政策が、成功したら、この国は、何処にも負けない国になる。まぁー、そいつを戦争に使うつもりは、ないがな」
「そいつ。と、言うことは、1人ですか?」
「あー、そうだな。」
「流石に1人で、国が滅ぶほどこの国は、おんぼろでは、ないですよ」
「なら、禁忌魔法を無詠唱で、連発出来てもか?」
と、言うと、魔法の専門の学者の、侯爵が、
「陛下!今のは、本当の事ですか?」
「連発は、盛ったが禁忌魔法は、本当だ。そして、そいつは、自分は、異次元のスピードで、強くなると、1週間前に言っていたので、今なら、連発出来るかもしれん」
「そうですか。陛下絶対にその方とは敵対しないでください。その方が本気を出せば、国どころかこの大陸を一瞬で、消し去ることも可能でしょう」
「敵対するつもりは、全くない。でも今の事は、本当なのか?」
「はい。本当です。その方は、亜人族の滅亡を救い、1人で、大国を滅ぼした伝説の職業の、精霊術士だと思います。理由は、禁忌魔法と、無詠唱の所です。禁忌魔法は、人が使う事は絶対に出来ません。人族は、人が至ってはいけない境地と、言う意味から、禁忌魔法と、呼ばれていますが、亜人族は、精霊魔法と、呼ばれています。理由は、禁忌魔法は、中級精霊以上の精霊しか、撃てない魔法だからです。2つ目の無詠唱は、精霊術士は、精霊を行使する職業です。なので、主人が、精霊を行使して、精霊が、魔法を撃ちます。そして、精霊は、詠唱をしません。そして、命令は、思うだけで、良いそうです。なので、無詠唱になるのです。以上です」
「皆、これで俺の言いたい事がわかったな?」
「分かりました。でも、どのような政策をするのですか?」
「ショウは、SSSランク冒険者が決定した。これにより、ショウを伯爵に襲爵する。それと同時に1度リンの命を助けたことを公表し、褒美として、侯爵に、陞爵する。そして、侯爵の義務として、街を治めなくてはいけない。なので、ショウは、ダンジョン踏破をしたいと、言っていたから、スポイルの領主にする。そして、補佐として、子爵を5人、男爵を10人、騎士を30人配属する。そして、頼みがあるのだが、お前達の娘を子爵2人、男爵5人で、働いてくれないか?」
「私は構いませんが、理由を伺っても?」
「1番の理由は、恋仲になって貰いたいからだ。上級貴族の令嬢と、恋仲になれば、この国に、敵対する可能性が、物凄く減るからだ。次に後ろ盾を作るためだ。ショウの後ろには、公爵家や、侯爵家が、沢山いると、思わせればちょかいを出すものもいなくなるだろう?」
「分かりました。なら、子爵は、公爵令嬢にして、男爵は、侯爵令嬢にし、それ以外にも、上級貴族の令嬢をお見合いさせるようにし、恋仲になって貰う様にしましょう」
「それがいいな。よし、そうしよう。そして、ショウの正妻になった家には、褒美を与える」
「分かりました」
「では、解散だ」
ショウの知らないところで、上級貴族令嬢のハーレムが、決定した
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
一方森では、
「ショウさん着きましたよ」
「いや、森しかみえないが、結界は?」
「もう結界の中ですよ」
「えっ?入りたい放題?警備緩くない?」
「私と、精霊さんがいたので、入れたのですよ。ショウさんだけだと結界の中には、入れませんよ」
「そうなんだ。すごい技術だな?」
と、話していると、
「誰だお前。何故人族がいる。そして、虎族と、一緒にいる。答えろ!」
「待ってください!彼は、私を奴隷から解放して下さった精霊術士様です!」
「おい!私達亜人族を侮辱しているつもりか!仲間を奴隷にし、しかも自分が精霊術士だと?お前の様な外道の物が、伝説の英雄なわけないだろ!お前は殺す!」
と、言いながら、突っ込んで来た。ギルは、敵と判断したのか、突っ込もうとしていたので、
「ギル。ありがと。でもいまは、何もしなくて良いからね。ウェスタ。力を貸して」
「キュ〜ン!」
「いいよ〜」
僕は、炎を身体に纏い、相手が、全力で殴ったのをそのまま片手で、止めた。
「な、何故止めれる?」
「お前が弱いからだ」
「ふざけるな!」
と、いいまた、殴ってきたので、わざとギリギリ避け続け、
「お前を何故、倒さないか分かるか?」
「・・・」
「俺が、敵対心が、なかったからだ。俺は、ただ、レイが、可哀想だったから、奴隷の首輪を破壊し、ダンジョンに行きたかったのに、わざわざ亜人族の所まで連れて来てあげたのに、来た途端これか?お前こそふざけるなよ?」
と、言うと僕は、相手を殴った。そうしたら、10メートル近く飛んでいった。
「レイ。俺は、帰る。お前は嘘をついていたんだな?幻滅したよ。さようなら」
「待って!」
「待ってくださいませんか?精霊術士様」
「誰だお前は」
「私はここの族長をしている。ハイエルフのアルと、言うものです。そして、昔伝説の英雄様に救って貰った人でもあります」
「あっそ、さようなら」
「待ってください!」
僕は亜人族の領から、出た。
「皆よく集まってくれた。今日集まって貰った理由は、大事な話があるからだ」
と、言うと、軍師の役職の公爵が、
「重鎮だけに言う。と言うことは、戦争ですか?」
「半分正解だ」
「どういうことですか?」
「今からする政策が失敗したら、戦争では無く、国が滅ぶだろう」
「どういう事ですか!なら、その政策をしなければいいではありませんか」
「まぁー、最後まで聞け。逆に言うとこの政策が、成功したら、この国は、何処にも負けない国になる。まぁー、そいつを戦争に使うつもりは、ないがな」
「そいつ。と、言うことは、1人ですか?」
「あー、そうだな。」
「流石に1人で、国が滅ぶほどこの国は、おんぼろでは、ないですよ」
「なら、禁忌魔法を無詠唱で、連発出来てもか?」
と、言うと、魔法の専門の学者の、侯爵が、
「陛下!今のは、本当の事ですか?」
「連発は、盛ったが禁忌魔法は、本当だ。そして、そいつは、自分は、異次元のスピードで、強くなると、1週間前に言っていたので、今なら、連発出来るかもしれん」
「そうですか。陛下絶対にその方とは敵対しないでください。その方が本気を出せば、国どころかこの大陸を一瞬で、消し去ることも可能でしょう」
「敵対するつもりは、全くない。でも今の事は、本当なのか?」
「はい。本当です。その方は、亜人族の滅亡を救い、1人で、大国を滅ぼした伝説の職業の、精霊術士だと思います。理由は、禁忌魔法と、無詠唱の所です。禁忌魔法は、人が使う事は絶対に出来ません。人族は、人が至ってはいけない境地と、言う意味から、禁忌魔法と、呼ばれていますが、亜人族は、精霊魔法と、呼ばれています。理由は、禁忌魔法は、中級精霊以上の精霊しか、撃てない魔法だからです。2つ目の無詠唱は、精霊術士は、精霊を行使する職業です。なので、主人が、精霊を行使して、精霊が、魔法を撃ちます。そして、精霊は、詠唱をしません。そして、命令は、思うだけで、良いそうです。なので、無詠唱になるのです。以上です」
「皆、これで俺の言いたい事がわかったな?」
「分かりました。でも、どのような政策をするのですか?」
「ショウは、SSSランク冒険者が決定した。これにより、ショウを伯爵に襲爵する。それと同時に1度リンの命を助けたことを公表し、褒美として、侯爵に、陞爵する。そして、侯爵の義務として、街を治めなくてはいけない。なので、ショウは、ダンジョン踏破をしたいと、言っていたから、スポイルの領主にする。そして、補佐として、子爵を5人、男爵を10人、騎士を30人配属する。そして、頼みがあるのだが、お前達の娘を子爵2人、男爵5人で、働いてくれないか?」
「私は構いませんが、理由を伺っても?」
「1番の理由は、恋仲になって貰いたいからだ。上級貴族の令嬢と、恋仲になれば、この国に、敵対する可能性が、物凄く減るからだ。次に後ろ盾を作るためだ。ショウの後ろには、公爵家や、侯爵家が、沢山いると、思わせればちょかいを出すものもいなくなるだろう?」
「分かりました。なら、子爵は、公爵令嬢にして、男爵は、侯爵令嬢にし、それ以外にも、上級貴族の令嬢をお見合いさせるようにし、恋仲になって貰う様にしましょう」
「それがいいな。よし、そうしよう。そして、ショウの正妻になった家には、褒美を与える」
「分かりました」
「では、解散だ」
ショウの知らないところで、上級貴族令嬢のハーレムが、決定した
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一方森では、
「ショウさん着きましたよ」
「いや、森しかみえないが、結界は?」
「もう結界の中ですよ」
「えっ?入りたい放題?警備緩くない?」
「私と、精霊さんがいたので、入れたのですよ。ショウさんだけだと結界の中には、入れませんよ」
「そうなんだ。すごい技術だな?」
と、話していると、
「誰だお前。何故人族がいる。そして、虎族と、一緒にいる。答えろ!」
「待ってください!彼は、私を奴隷から解放して下さった精霊術士様です!」
「おい!私達亜人族を侮辱しているつもりか!仲間を奴隷にし、しかも自分が精霊術士だと?お前の様な外道の物が、伝説の英雄なわけないだろ!お前は殺す!」
と、言いながら、突っ込んで来た。ギルは、敵と判断したのか、突っ込もうとしていたので、
「ギル。ありがと。でもいまは、何もしなくて良いからね。ウェスタ。力を貸して」
「キュ〜ン!」
「いいよ〜」
僕は、炎を身体に纏い、相手が、全力で殴ったのをそのまま片手で、止めた。
「な、何故止めれる?」
「お前が弱いからだ」
「ふざけるな!」
と、いいまた、殴ってきたので、わざとギリギリ避け続け、
「お前を何故、倒さないか分かるか?」
「・・・」
「俺が、敵対心が、なかったからだ。俺は、ただ、レイが、可哀想だったから、奴隷の首輪を破壊し、ダンジョンに行きたかったのに、わざわざ亜人族の所まで連れて来てあげたのに、来た途端これか?お前こそふざけるなよ?」
と、言うと僕は、相手を殴った。そうしたら、10メートル近く飛んでいった。
「レイ。俺は、帰る。お前は嘘をついていたんだな?幻滅したよ。さようなら」
「待って!」
「待ってくださいませんか?精霊術士様」
「誰だお前は」
「私はここの族長をしている。ハイエルフのアルと、言うものです。そして、昔伝説の英雄様に救って貰った人でもあります」
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「待ってください!」
僕は亜人族の領から、出た。
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