精霊術士の英雄譚
第37話 ギル
「ショウさんどうしたのですか?いきなりびっくりして?」
「レイ、ひとつ聞きたいけど、神獣ってどんな存在?」
「神獣とは、他の魔物と違い、あまり好戦的では無く、人間に近いような感性を持っていると言われています。しかし、戦闘能力は凄まじく、怒らしてしまった大国は、一夜で滅んだと言われています。そして、神獣は、神の使徒として、信仰されている地域もあります。このような感じですけどいきなりどうしたんですか?」
「えっとね。この子が神獣フェンリルなんだって」
「えっ!えーーー!!!今の事本当ですか?神獣をテイムするとか世界初ですよ!それだけで一生名前が残りますよ!」
「そっか。なら、この子のこと隠した方がいいのかな?」
「いえ、隠さない方がいいと思います。ショウさんは、将来SSSランク確定と言われているので大丈夫だと思います。逆に隠している方がバレた時に不信感などを持たれると思います。そして、ショウさんは、一応調教師なので、これで言い訳がしやすくなると思いますよ」
「そうだね。レイありがと。よし、この子の名前決めないと。レイ、なんかいいのある?」
「ショウさんが決めるべきですよ!」
「そっか。んー?なんか、これ!って言うのが思いつかないんだよね?」
「あっ!そう言えばこの子雌なのかな?雄なのかな?」
「確認すればいいと思いますよ」
「どうやって確認するんだろ?」
「この子に向かってステータスオープンって言ってみる?とかですかね」
「やってみようか。ステータスオープン」
───────────────────────
 種族 神獣フェンリル Lv2
 
 能力
 力 500
 体力 480
 耐久 320
 敏捷 680
 魔力 520
スキル
〔神威〕
〔覇王の証〕
〔威圧〕
 
───────────────────────
「めちゃくちゃ強いね」
「そうですね。あとスキルがすごい気になります」
「確かに。よし、調べよう」
僕はまずスキル〔神威〕をタップした。
(ステータスを超高補正する。このスキルを持っている物のまえでは、嘘を付けなくなる。神級魔法を無詠唱で、消費魔力の半分で、撃つことができる。皆を信仰させるオーラを任意で出せる)
「うわ!なかなかチートだね」
「チートってなんですか?」
「あっ!人間離れしてるって、感じ」
「あー、そういう事なんですね。確かに神級魔法を無詠唱で、しかも消費魔力が半分で撃てるとか、やばいですね」
「それにこの子の前では嘘を付けなくなるって言うのもなかなかやばいよ」
「あっ、そう言えば、神獣の前では嘘を付けないって、聞いたことがあります!」
「ちゃんとスキルが、あったんだね。よし、次は、〔覇王の証〕を調べようか」
(格上の相手と当たる時は、一時的にステータスを高補正し、格下と当たる時は、経験値が、溜まりやすくなる。なお、この補正具合は、自分の格が上がれば上がるほど、良くなる)
「なんか、上に立つものが持っているスキルみたいだね」
「確かに将来国王になることが決まったみたいなスキルですね。嘘も付けませんし」
「それに加えて〔威圧〕だもんね。将来は、賢王か、独裁者になりそうだね」
「そうですね。賢王になって欲しいですね」
「よし、名前を決めた!名前はギルガメッシュで、呼び名がギル!」
「キュ〜ン!!」
「どのような意味なのですか?」
「んー?どう説明したらいいかな?」
「難しかったらいいですよ」
「まぁー、遥か昔に伝説的は王様として、ギルガメッシュって言う賢王がいたんだ。だからそれから名前を貸して貰った」
「初めて聞いた話しですが、ギルに物凄くあってそうですね」
「そうだろ!」
「キュ〜ン!」
 
と、フェンリルの名前が決まった。
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
「おい、ジョン」
「陛下、どう致しましたか?」
「ショウってSランク冒険者だよな?」
「はい。ショウ様は、実績が特にないのでSランクですが、SSSランクの能力は、確実にあります」
「そうか。なら、俺の名前を使っていいから、取り敢えずSSランクに上げろ」
「分かりました。理由を伺っても?」
「SSランクからは、爵位が、襲爵される。SSランクは、男爵たが、SSSランクだと、伯爵だ、いきなり実績も無いのに、SSSランクに上げると言っても、ギルド本部が許可するはずも無いが、SSランクだと、禁忌魔法も撃てるし、別にそこまで問題ないだろう。だから、もし、どんな些細な事でもいいから、ショウが、偉業などをしたら、報告しろよ」
「分かりました。しかし陛下、ショウ様を配下にするつもりなのですか?」
「いや、そういう訳では無い。この国に形だけ所属させることに、意味がある。いずれあいつを巡って戦争が起きる可能性もあるからな」
「分かりましたSSランクまでは、この国に決めれる権利がありますので、ショウ様をランクアップして、男爵の爵位を襲爵します。そして、偉業をしたと判断したら、ギルド本部にSSSランク申請をします」
「それでよい」
 
「では、早速王都ギルドに、いって参ります」
と、いいジョンは、出て行った。
因みにこの国では、王族→公爵→侯爵→辺境伯→伯爵→子爵→男爵→王都で働く騎士→王都以外で働く騎士→平民と、言う序列ができている。伯爵までが、上級貴族で、子爵、男爵の下級貴族とは、大きな差がある。実際に街を治めるのは上級貴族だけである。そして、騎士と、平民も大きな差があり、平民は、是か非でも息子を騎士にさせようとする。
因みにショウは、神獣をテイムしてしまったので、上級貴族の仲間入りが、確定してしまった。
「レイ、ひとつ聞きたいけど、神獣ってどんな存在?」
「神獣とは、他の魔物と違い、あまり好戦的では無く、人間に近いような感性を持っていると言われています。しかし、戦闘能力は凄まじく、怒らしてしまった大国は、一夜で滅んだと言われています。そして、神獣は、神の使徒として、信仰されている地域もあります。このような感じですけどいきなりどうしたんですか?」
「えっとね。この子が神獣フェンリルなんだって」
「えっ!えーーー!!!今の事本当ですか?神獣をテイムするとか世界初ですよ!それだけで一生名前が残りますよ!」
「そっか。なら、この子のこと隠した方がいいのかな?」
「いえ、隠さない方がいいと思います。ショウさんは、将来SSSランク確定と言われているので大丈夫だと思います。逆に隠している方がバレた時に不信感などを持たれると思います。そして、ショウさんは、一応調教師なので、これで言い訳がしやすくなると思いますよ」
「そうだね。レイありがと。よし、この子の名前決めないと。レイ、なんかいいのある?」
「ショウさんが決めるべきですよ!」
「そっか。んー?なんか、これ!って言うのが思いつかないんだよね?」
「あっ!そう言えばこの子雌なのかな?雄なのかな?」
「確認すればいいと思いますよ」
「どうやって確認するんだろ?」
「この子に向かってステータスオープンって言ってみる?とかですかね」
「やってみようか。ステータスオープン」
───────────────────────
 種族 神獣フェンリル Lv2
 
 能力
 力 500
 体力 480
 耐久 320
 敏捷 680
 魔力 520
スキル
〔神威〕
〔覇王の証〕
〔威圧〕
 
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「めちゃくちゃ強いね」
「そうですね。あとスキルがすごい気になります」
「確かに。よし、調べよう」
僕はまずスキル〔神威〕をタップした。
(ステータスを超高補正する。このスキルを持っている物のまえでは、嘘を付けなくなる。神級魔法を無詠唱で、消費魔力の半分で、撃つことができる。皆を信仰させるオーラを任意で出せる)
「うわ!なかなかチートだね」
「チートってなんですか?」
「あっ!人間離れしてるって、感じ」
「あー、そういう事なんですね。確かに神級魔法を無詠唱で、しかも消費魔力が半分で撃てるとか、やばいですね」
「それにこの子の前では嘘を付けなくなるって言うのもなかなかやばいよ」
「あっ、そう言えば、神獣の前では嘘を付けないって、聞いたことがあります!」
「ちゃんとスキルが、あったんだね。よし、次は、〔覇王の証〕を調べようか」
(格上の相手と当たる時は、一時的にステータスを高補正し、格下と当たる時は、経験値が、溜まりやすくなる。なお、この補正具合は、自分の格が上がれば上がるほど、良くなる)
「なんか、上に立つものが持っているスキルみたいだね」
「確かに将来国王になることが決まったみたいなスキルですね。嘘も付けませんし」
「それに加えて〔威圧〕だもんね。将来は、賢王か、独裁者になりそうだね」
「そうですね。賢王になって欲しいですね」
「よし、名前を決めた!名前はギルガメッシュで、呼び名がギル!」
「キュ〜ン!!」
「どのような意味なのですか?」
「んー?どう説明したらいいかな?」
「難しかったらいいですよ」
「まぁー、遥か昔に伝説的は王様として、ギルガメッシュって言う賢王がいたんだ。だからそれから名前を貸して貰った」
「初めて聞いた話しですが、ギルに物凄くあってそうですね」
「そうだろ!」
「キュ〜ン!」
 
と、フェンリルの名前が決まった。
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
「おい、ジョン」
「陛下、どう致しましたか?」
「ショウってSランク冒険者だよな?」
「はい。ショウ様は、実績が特にないのでSランクですが、SSSランクの能力は、確実にあります」
「そうか。なら、俺の名前を使っていいから、取り敢えずSSランクに上げろ」
「分かりました。理由を伺っても?」
「SSランクからは、爵位が、襲爵される。SSランクは、男爵たが、SSSランクだと、伯爵だ、いきなり実績も無いのに、SSSランクに上げると言っても、ギルド本部が許可するはずも無いが、SSランクだと、禁忌魔法も撃てるし、別にそこまで問題ないだろう。だから、もし、どんな些細な事でもいいから、ショウが、偉業などをしたら、報告しろよ」
「分かりました。しかし陛下、ショウ様を配下にするつもりなのですか?」
「いや、そういう訳では無い。この国に形だけ所属させることに、意味がある。いずれあいつを巡って戦争が起きる可能性もあるからな」
「分かりましたSSランクまでは、この国に決めれる権利がありますので、ショウ様をランクアップして、男爵の爵位を襲爵します。そして、偉業をしたと判断したら、ギルド本部にSSSランク申請をします」
「それでよい」
 
「では、早速王都ギルドに、いって参ります」
と、いいジョンは、出て行った。
因みにこの国では、王族→公爵→侯爵→辺境伯→伯爵→子爵→男爵→王都で働く騎士→王都以外で働く騎士→平民と、言う序列ができている。伯爵までが、上級貴族で、子爵、男爵の下級貴族とは、大きな差がある。実際に街を治めるのは上級貴族だけである。そして、騎士と、平民も大きな差があり、平民は、是か非でも息子を騎士にさせようとする。
因みにショウは、神獣をテイムしてしまったので、上級貴族の仲間入りが、確定してしまった。
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