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精霊術士の英雄譚

夢見る少年

第12話 エリアル

僕達は、一希に、食堂にこい。と言われたので食堂に行くと、男性1人のみいた。男性は僕達にきずいたのか、


「呼び出してすまない。少し話を聞かせてくれないかい?」


「良いですよ」


「なら、単刀直入に言う。ステータスを見してくれ」


「良いですよどうぞ」




名前宮原翔 職業調教師 Lv1


能力
力 50
体力 50
耐久 50
敏捷 50
魔力 50


スキル
無し


「これで良いですよね?」


「君は隠蔽を使っているだろう?私がしりたいのは、隠蔽を使っていないステータスだ」


「僕は、隠蔽スキルを使っていませんよ?これが僕のステータスです。用事が済んだなら、帰ってもいいてますか?」


「嘘は付かないでくれよ。私は、国王の使者から依頼を受けて、君のステータスを教えて貰おうとしているんだよ。そして国王には、隠蔽している。と伝えたそうではないか」


「人違いでは、無いのですか?私は、国王と面識はありませんよ。もし、国王と面識を持っていても、僕は、スキルなどは、教えないと思うのですが?」


「何故そこまで否定をする?国王は、お前に褒美をあげたい。と思い、探しているそうだが?それをお前はただの嘘で褒美を台無しにする気か?」


「何度も言っていますが人違いです。このままでは、水掛け論なので僕は、もう帰っていいですか?」


「そこまで言うなら、ジョン出てきてくれ!多分本物を見つけたぞ!」


「おー!この人です!リン様を助けてくださったのは!」


「だそうだが?」


「すみません。リン様とは、誰ですか?初めて聞く名前なのですが?それに貴方は、誰ですか?初めて会ったのに、いきなりリン様を助けた。と言われても理解できないのですが?」


「貴様!私を忘れたならともかく、リン様を忘れるなどふざけあがって!今度こそ、殺してやる!!」


と、言いながら襲いかかって来ると、突然暴風が吹き、ジョンが吹っ飛ばされ、意識を失った。


「おー。今お前は、無詠唱で風属性魔法の最上級魔法 【風神】を使ったな?国王の使者が、火属性魔法の最上級魔法【アテン】を使える。と聞いていたが、私は、嘘ではないか。と思っていたが、今のを見ると嘘ではなく本当かも知れない。お前は何者だ?明らかに勇者より強いだろ?」


と男性が、言っていたが、僕は全く興味が無くさっきの現象のことを考えていた。


(多分精霊が、僕のことを守ってくれたのだろう。でも守ってくれたのは、ウェスタでは、無い。ウェスタは、火の精霊だから風属性魔法は、使えないと思う。なら、風の精霊が、僕に興味を持ち僕の近くにいたら、僕が襲われたから、助けてくれたのかなぁ?あっ!なら、その子と契約出来るかもしれない!)


(風の精霊さん。僕と契約してください)


《風の下級精霊との契約が完了致しました》


(やっぱり僕を助けてくれたんだ。ありがとね。名前はホームに帰ってから、ちゃんと決めるね。)


「おい!流石にずっと無視は酷いぞ」


「あーすみません。考え事をしていました」


「そんなことはいいから、君の職業を教えてくれないかい?」


「私は、隠蔽で隠しています。それで察せるのでは?」


「教える気がない。という事か。まぁー良いでも隠蔽を教えてしまったのは、良いのか?」


「教えても教えなくても貴方は、僕が隠蔽を持っている、と思うでしょ?だからその事を認め、それ以上は、深堀させないようにするためですよ」


「良く考えているのだな」 


「まぁー人並み程度には。これで用は済みましたよね?なので帰ります」


「わかった」


「よし!利奈部屋に帰ろ!」


「う、うん」


と言い部屋に帰った。そして部屋に帰ったあとに


「利奈、嬉しい報告があるよ!」


「ん?何?翔から嬉しい報告とか珍しいね。どうしたの?」


「新しく風の精霊と契約出来たんだ!」


「おー!良かったね!!名前は、どうするの?」


「そのことで、利奈に質問なんだけど、神様シリーズでいった方がいいか、そうでは、無いのと、どっちがいいと思う?」


「利奈は、神様シリーズに縛らなくて、その時思った名前が1番いいと思うよ。その時が、神様だったら、それにすればいいし、そうでは無かったら神様シリーズにしなかったらいい。それでいいと思う」


「そっか。なら、そうする!よし!この子はエリアル!」


「いい名前だね。ちなみに神様?」


「いや、違うよ。頭に思い浮かんだから、エリアルにした。」


「うん!とてもいいと思うよ」


「これからよろしくね。エリアル」

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