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精霊術士の英雄譚

夢見る少年

第10話 レベルアップ

僕は、小柳達を殺した後、利奈を探し利奈がいたので、


「利奈、終わったよ」


「おかえり翔」


「ただいま利奈。帰ろっか」


「うん」


と会話をしながら王都まで帰った。
僕達が帰ったのは、日が沈みきるギリギリで、僕達以外のパーティーは全員いた。


「宮原パーティーが帰ったので小柳パーティーが帰れば全員揃います」


「分かった。しかしあと3分ぐらいしかないぞ」


「はい。でも小柳のパーティーなら、大丈夫だと思いますよ」


と男性と一希が話していたが、


(小柳のパーティー僕が全滅させちゃった。黙っていた方がいいかなぁ?)


と思ったので、小声で、


「利奈、小柳のことと国王のことは、黙っていた方が良いよね?」


「当たり前でしょ!」


「やっぱりそうだよね、ありがと利奈」


「いいよ。何が気になったり、心配な事が会ったら遠慮なく聞いてね」


「うん。これからよろしくね」


と話していると、


「よし!完全に日が沈みきったので撤収する。小柳パーティーは全滅したとして置いて帰る」


「えっ?ちょっと位待ちましょうよ。それに全滅したとは、まだ分からないでしょ!」


「俺はいったはずだ。日が沈みきるまでに戻ってこいと。そして帰っていないこれが事実だ。そして今待ったことにより魔物に自分達が襲われて他のパーティーが全滅したら、お前は責任とれるのか?」


「それは…とれません…」


「だろ、よし帰るぞ」


と言い協会に帰った。


♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
自分達の部屋に帰ったあとに


「翔、レベルアップした?」


「えっしてないと思うよ」


「そっかステータス見た?」


「いや、見てないよ」


「なら、ステータス開いて見て!」


「うん。分かった。 ステータスオープン!」


名前宮原翔 職業精霊術士 Lv2


能力
力 5050
体力 5050
耐久 5050
敏捷 5050
魔力 5100


スキル
〔精霊王の加護〕
〔英雄の証〕
〔隠蔽〕
〔略奪〕


スキル候補
〔火事場の馬鹿力〕
〔尾行〕


「おーレベルアップしてたよ!」


「おーおめでとう!!どの位ステータス上がった?」


「全部50上がった。それと略奪で〔火事場の馬鹿力〕と〔尾行〕のスキルをゲット出来る」


「その2つはどんなスキルなの?」


「ちょとまってね」


僕は、〔火事場の馬鹿力〕と〔尾行〕にタップすると、


(火事場の馬鹿力 自分の体力が10分の1をきったら力の能力が5倍になる)


(尾行 自分よりLvが低いものには、完全に気ずかれず尾行出来る、しかしLvが同じや相手の方が高いと気ずかれる可能性がある)


「こんな感じ」


「尾行は微妙だけど、火事場の馬鹿力は、めっちゃ強いね!」


「確かに物凄く強いスキルだね」


「よかったね、翔」


「うん。」


「そーいえば利奈は、レベルアップした?」


「してないよ。だって今日何も倒してないし」


「そーいえばそーだったね。まぁーまだまだ時間あるし、ゆっくり行こう」


「全然ゆっくりな感じしないけど、そうだね」


「うん。お腹すいたし食堂にでも行こっか」


「うん!行こー」


と言い食堂へ、向かいご飯を食べていると男性が、


「今日はご苦労さんだった。そして明日から2週間自由時間にする。今日みたいに魔物狩りをしてもいいし、協会にこもってもいいし、王都を観光してもいいが、全てパーティーと共に行動し全てのことに自己責任でやってもらう。それに今からパーティー事に10万エルを渡す。以上だ」


と言い、10万エルを僕達にわたしどこかへ行ってしまった。


「利奈、明日は観光しよっか!」


「うん!デートだね!」


「えっ?デートなの?」


「だって2人で観光なんでしょ!」


「うん。そーだよ」


「翔、そー言うのは、デートって言うんだよ」


(利奈が喜んでいるならいっか。でもデートとか言われたら気があるのかなぁーって勘違いしてしまうんだよね。まぁー明日は楽しもう!)





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