精霊術士の英雄譚
第9話 闇討ち
私、小柳雫は、今日魔物を1匹も倒さずにずっと宮原を尾行していた。 その理由は、わざわざ私が、弱い宮原を荷物持ちとしてパーティーに誘ってあげたにも関わらず誘いを断り私の顔に泥を塗ったからだ。これは当然死んで償って貰うしかない。それに今は、監視の目が無いため殺しても私は悪くなく、殺された宮原が悪いことになる。こんな絶好の機会は滅多にないと思ったので魔物そっちのけでずっと尾行していた。私達のパーティーには、 〔尾行〕と言う素晴らしいスキルがあったので宮原にバレることは無かった。しかし今は日が沈み初めている。タイムリミットは近づいているのに、接触どころか、5m以内にも入れていない。その理由は、恐怖だ。人を殺す事が怖いのでは無く、宮原に対して恐怖を覚えているのだ。私は、日本にいる頃自分より弱い者に対して何も躊躇無く暴力を振るっていた。なので殺しは、暴力の延長と思っていて日本では、流石に殺すとやばいからしなかっただけでここは、殺しても大丈夫な場所しかも殺された方が悪いと言う私にとっては最高の場所だ。なら何故宮原を殺していないかとかと言うと私より宮原の方が格上と判断したからだ。あの狼10匹を一瞬で消し飛ばした光景を見た私は、
(はっ?オール50があんなんできる訳ないだろ!そーいえば宮原のスキルは聞いていなかった。もしかしたら加護スキルを持っているのかもしれない)
私は、そう思った途端、気絶している宮原に対して動けないでいた。気絶している人を殺すのは、とても簡単なのに
(もし、私が殺す前に起きたらどうしよう。もしかして私のことに気がついててわざと寝ているのだろうか)
と悪いイメージしか出来なくなり、動けないでいた。
私は、今まで負けるのが怖くて格上には、媚を売りまくっていた。本来なら今すぐにでも宮原に媚を売って私を守って貰いたい。でもそれは私のプライドが許さない。やっぱり殺さないといけない。
「よし!お前ら20秒後に暗殺開始だ!絶対に宮原を殺すぞ!」
「オー!」
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
僕、宮原翔は誰かに尾行されていることには気がついていた。しかし常に10m以上離れた場所から尾行していたため特に気にしないでいた。しかし、
「利奈、今から誰かが襲いかかって来る」
「えっ?何言ってるの?翔?頭おかしくなった?」
「本当の事だよ。相手は僕にしか興味無いから利奈は隠れてて」
「翔、大丈夫なの?」
「僕とウェスタだけで勝てる相手だ。それまだ利奈には、出来ないことをするから」
「えっ?どういう事?」
「利奈はまだ人を殺す覚悟がないでしょ。相手は殺意を持って来ている。だから人を殺す覚悟が無い人が見たらトラウマになってこの世界では、いきていけない」
「そっかそうだね。翔は覚悟が出来てるの?」
「出来ているよ」
「分かった。私は、少し離れた場所にいるから」
「うん。必ず迎えに行くね」
と会話し
(ウェスタ力を貸してくれ!)
思った瞬間、心に燃え続ける炎の様な温もりを感じ力がみなぎって来た
(僕の心がかまどで燃え続ける不滅の炎まさにウェスタそのものだな)
と思っていると、
「死ね!宮原!」
と、僕から見ると歩いているようなスピードで殴り掛かってきたのは、小柳だ。
「やっぱり小柳だったんだね。僕を殺す気なの?」
「当たり前だ!昨日私に恥をかかせた。これは、死んで償ってもらう」
「殺せたらいいよー」
僕は、あえて挑発をしたそしたら案の定、
「調子乗りあがって!おい!お前ら全員で宮原を殺すぞ!」
と言い小柳のパーティー5人全員で襲いかかって来たが、僕にとっては数が増えるだけだ。
小柳達が襲いかかって3分近くたった。互いに無傷の状態だしかし、
(私達5人で襲いかかっても宮原に触れてすらいない、対して宮原は避けるのが精一杯では無く攻撃が出来るのにわざと攻撃をしてこない。クッソふざけあがって!)
「そろそろ終わりにしない?小柳力の差が分かったでしょ?ここで引くなら殺さないよ?」
「はっ?お前を殺すまで終わらんわ!」
「分かったなら、僕も本気を出すよ」
と言うと翔が爆炎に包まれた。それを見て小柳が、
「ハッハッハッハ何が本気を出すよだ、魔力暴走して自殺してるだけだろ!!」
「違うよ。僕の職業は精霊術士、精霊と契約してその力を行使する職業なんだ。そして今は契約した火精霊の力を借りていて人を超越した存在になっているだけだよ?」
「はっ?そんな嘘通じるかよ!」
「なら、証拠を見してあげるね。今から小柳の下っ端を一瞬で殺してげるよ」
と言うと僕は、全力で4人を殴った。その結果地面に4つのクレーターが出来た。
「ひっ!」
「信じて貰えたかな?」
「ごめん。宮原出来心だったんだ何もしないから許してくれよ」
「嫌だ。【エクスプローション】」
と言うと五つ目のクレーターが出き、小柳パーティーは全滅した。
(はっ?オール50があんなんできる訳ないだろ!そーいえば宮原のスキルは聞いていなかった。もしかしたら加護スキルを持っているのかもしれない)
私は、そう思った途端、気絶している宮原に対して動けないでいた。気絶している人を殺すのは、とても簡単なのに
(もし、私が殺す前に起きたらどうしよう。もしかして私のことに気がついててわざと寝ているのだろうか)
と悪いイメージしか出来なくなり、動けないでいた。
私は、今まで負けるのが怖くて格上には、媚を売りまくっていた。本来なら今すぐにでも宮原に媚を売って私を守って貰いたい。でもそれは私のプライドが許さない。やっぱり殺さないといけない。
「よし!お前ら20秒後に暗殺開始だ!絶対に宮原を殺すぞ!」
「オー!」
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
僕、宮原翔は誰かに尾行されていることには気がついていた。しかし常に10m以上離れた場所から尾行していたため特に気にしないでいた。しかし、
「利奈、今から誰かが襲いかかって来る」
「えっ?何言ってるの?翔?頭おかしくなった?」
「本当の事だよ。相手は僕にしか興味無いから利奈は隠れてて」
「翔、大丈夫なの?」
「僕とウェスタだけで勝てる相手だ。それまだ利奈には、出来ないことをするから」
「えっ?どういう事?」
「利奈はまだ人を殺す覚悟がないでしょ。相手は殺意を持って来ている。だから人を殺す覚悟が無い人が見たらトラウマになってこの世界では、いきていけない」
「そっかそうだね。翔は覚悟が出来てるの?」
「出来ているよ」
「分かった。私は、少し離れた場所にいるから」
「うん。必ず迎えに行くね」
と会話し
(ウェスタ力を貸してくれ!)
思った瞬間、心に燃え続ける炎の様な温もりを感じ力がみなぎって来た
(僕の心がかまどで燃え続ける不滅の炎まさにウェスタそのものだな)
と思っていると、
「死ね!宮原!」
と、僕から見ると歩いているようなスピードで殴り掛かってきたのは、小柳だ。
「やっぱり小柳だったんだね。僕を殺す気なの?」
「当たり前だ!昨日私に恥をかかせた。これは、死んで償ってもらう」
「殺せたらいいよー」
僕は、あえて挑発をしたそしたら案の定、
「調子乗りあがって!おい!お前ら全員で宮原を殺すぞ!」
と言い小柳のパーティー5人全員で襲いかかって来たが、僕にとっては数が増えるだけだ。
小柳達が襲いかかって3分近くたった。互いに無傷の状態だしかし、
(私達5人で襲いかかっても宮原に触れてすらいない、対して宮原は避けるのが精一杯では無く攻撃が出来るのにわざと攻撃をしてこない。クッソふざけあがって!)
「そろそろ終わりにしない?小柳力の差が分かったでしょ?ここで引くなら殺さないよ?」
「はっ?お前を殺すまで終わらんわ!」
「分かったなら、僕も本気を出すよ」
と言うと翔が爆炎に包まれた。それを見て小柳が、
「ハッハッハッハ何が本気を出すよだ、魔力暴走して自殺してるだけだろ!!」
「違うよ。僕の職業は精霊術士、精霊と契約してその力を行使する職業なんだ。そして今は契約した火精霊の力を借りていて人を超越した存在になっているだけだよ?」
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