無職が伝説の召喚士になるまで

夢見る少年

第21話 ごめんさない題名まだ未定です

さて、久しぶりのボーナスの【創造・量産】を確認してみるか。


(【異次元領地】で生産したものをこの世界に創造する事が出来る。生命体では無ければ全ての物質が可能。【異次元領地】で1度生産した物は王の指示で素材無しで幾らでも生産可能)


ほぅ。中々やばいなぁ。だから【異次元領地】で城等を造ったらそれをいきなりこの世界に出す事も可能なのか。そして1度生産した物は俺の指示で材料無しで量産出来ると言うことか。なら【異次元領地】で城と家を建てればすぐに街が作れると言うことか。そしてそれは食料も対象であるって事か。益々俺を王にしたいんだな。それにセバスによると俺は王になるらしいし。


「だいじょうぶでさかー大丈夫ですか?」


「おぉーじいさんわりぃーぼーっとしてた」


「魔力切れになったのかと思いましたよ」


「そうか。そりゃーすまん。少し考え事してた。それより家に帰るか。またな小太り」


「またのお越しをお待ちしております」


俺達は家に戻りエルフ族の子をスティーファ達に俺が最初に言ったルールを説明して貰った。スティーファ達は新しい仲間の喜びと先輩になった事の嬉しさでエルフ族の子を可愛がりながら説明していた。対して俺はメイドになる人達に対して、


「これからよろしく。俺が主人のライキだ。これからこの家のルールを言う。1つ目はここで働いて貰う訳だが必ず休みの日をつくれ。2つ目は給料をやるから休みの日はそれでリラックスしてこい。3つ目はお前らがどうしてもやりたい事を見つけたら俺に言え。最大限の配慮をしてやる。4つ目はここは貴族街だ。だから貴族達が来るかもしれないが全て無視をしろ。それでお前らに害があったらすぐに俺に報告しろ。取り敢えずこんなもんだな。なんか質問あるか?」


「は、はい!質問大ありです!これでは奴隷に優しすぎます。休みの日なんか普通ありません。それに給料等貰える筈もありません」


「そうか。それは一般的な常識だろ?俺は常識が嫌いだしここの主人は俺だ。そして休日無しなら体調崩したらどうする?足を引っ張りながら作業した方がいいのか?お前らはお金なしに生きていけるのか?俺はそうだと思えないが」


「そうですか。分かりました。それと、3つ目はどういう意味ですか?」


「そのまんまだよ。例えばお前が家事じゃなくて冒険者を本当はやりたいんなら俺に言え。って事だ。俺が本気なんだと判断したらそれをやらしてやる。だってやりたくない事するのは楽しくないだろ?お前らには出来れば好きな事で働いて貰って欲しい。って事だ」


「奴隷の分際にそこまで配慮してくださり、本当にありがとうございます」


「俺前らは今まで奴隷だが今からはメイドだ。いいな?」


「はい!分かりましたご主人様!」


「お前は10人はメイド初期メンバーだ。これから増えて行く事になればお前らが先輩になる。そして今の説明をするのは面倒臭いからお前らが説明するように。あと分からない事があればすぐに俺たちに聞けよ?」


「「「「はい!」」」」


「ならちょっと王城行ってくるわ!」


「行ってらっしゃいませ!って王城ですか!もしかしてご主人様って貴族様でしたか?」


「いやいや貴族じゃないぞ。ただ1人で帝国軍を全滅したら女王に喜ばれてな」


「ご主人様。無礼かと思いますが何者ですか?」


「いつか教えてやるよ。行ってくるわ!」


俺は外で待っていたイングリットと合流して王城に戻り謁見の間に行くとラミーと女王達が仲良く話していた。


「やっほーラミー。話は終わったか?」


「終わったよー!ラーくんはどうだった?結構長ったかね?」


「めっちゃ凄い家だったぞ!それでメイドの奴隷を買いに行ってたんだよ」


「そうだったんだ!なら私も楽しみだな!」


「なぁー、お主に少し相談したい事があるんじゃが良いか?」


「おう。女王か、今ちょっと気分いいからいいぞ!」


「そうか。それは良かったの。ではさっそくなのじゃが、エクサイドに行方不明の伝説の召喚士がいることは知っておるよな」


あっ、俺の事か。取り敢えず話を合わせておくか。


「あー、聞いたことあるぞ?それがどうしたんだ?」


「そうかそうかお主も知っておったか。それでエクサイドが伝説の召喚士を見つけて仲間にしたそうじゃ。そして毎年5000万モルド出せば軍事同盟をして伝説の召喚士が護ってくれるそうなのじゃ。どうしたらいいと思う?」


「はっはっはっはっめっちゃおもろいなエクサイド。同盟組んだ方がいいぞ!めっちゃ面白い事が起きるし。同盟はどうやってするんだ?」


「そ、そんなに面白い事か?同盟は我らがエクサイドに行くじゃろうな」


「そうかなら俺を連れて行け。エクサイドの王と知り合いだから顔がきくからもしかしたら値段下がると思うぞ?あいつは俺には顔が上がらないからな」


「お主がついてくれるなら百人力じゃ!それにエクサイドの王とも関係があるなら尚更じゃの」


「おう!それと国王を驚かしたいから顔を隠して行くけどいいか?」


「全然良いぞ?」


「いつから行くんだ?」


「早ければ明日じゃの」


「なら2日後でいいか?」


「良いぞ?なら2日後の朝に迎えに行くの」


「分かった。なら今日は帰る。行くぞラミー」


「はーい!バイバイー」


俺達は隣の家に帰った。


「なぁー、ラミー!めっちゃ面白い事になったな」


「エクサイド王国はもう終わりだね。ラーくんがシロップル女王国側にいたらどんな反応をするんだろうね?」


「いっその事皆殺しにしてみる?」


「相手が不平等条約を吹っかけるならシロップル側が不平等条約吹っかけければいいんだよ」


「そうだな。兎に角楽しむか!」


「そうだね!」


♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦


その頃帝国と呼ばれているベルク大帝国の第12代帝王ベルク・ブレイザンドは諜報部隊からの非現実的な報告を聞いて冷静を失っていた。ベルク・ブレイザンドは常に冷静で完璧な判断をしている事で恐れられている帝王なのだ。そんな彼が冷静を失っているのだ。そんな彼の冷静さを失わした報告は、シロップル女王国に順調に攻め続け残りは王都だけとなり、四天王で剣帝のローダム・カリオス率いる1万3000の部隊で攻めていた時空から3人組がおりたち何か話したそうだ。そのあと直ぐに300メートル離れていて精鋭の諜報部隊でも、怯んでしまうぐらいの殺気が来て、殆ど人が失神したそうだ。そこでローダム・カリオスが前に出て剣を抜き振りかぶったそうだが途端に分厚い透明な壁が出来て剣帝の剣を守り、真ん中の人が蹴ると3回跳ねながら20メートル近く飛んだそうだ。しかも本気で蹴ったわけでは無く、ゴミを軽く蹴る感覚だったそうだ。そしてその後に全軍魂が抜き取られたかのように崩ずれ落ちたそうだ。


まず、剣帝の攻撃を防いだ透明な壁は、新魔法の障壁魔法だろう。まさかこのご時世に新魔法を使える人がいたのか。どんだけ研究しても今の人間では不可能と言われた新魔法を。そして最後の魂が抜き取られたのは闇魔法の極めた人が出来る【洗脳】だろう。四天王で魔帝のマリネット・ソウトも【洗脳】を使えるそうだが明らかに格下の相手を1人できるだけだそうだ。しかし彼らがやったのは1万3000人を一斉にやったのだ。これは異次元のレベルだ。きっと帝国軍全軍で襲いかかっても勝てないだろう。きっと彼らはシロップル女王国の最後の砦なのだろう。俺はそんな最強の戦士を抱えている国に一方的に戦争をしてしまったのだ。本来は宣戦布告をして受理されないと戦争をしてはいけないのだが今まで俺が吹っかけた戦争は全てに勝ってきた。負けなど初めてなのだ。もしこれが公になったら即座に帝国の信頼は地に落ち、同盟等も無くなってしまうかもしれない。そして1番怖いのがシロップル女王国から何も来てないのだ。本来はこちらに攻めてくるか、シロップル女王国が有利になるような休戦条約を結ぶ内容が書かれた手紙が届く筈なのだ。諜報部隊によると兵を上げる動きは微塵も感じられないため手紙のはずなのだがそれも一向に来ない。完璧に舐められているのだ。昔の俺なら確実に兵を上げていただろう。しかし今の俺は冷静さを失いどれが正解が分からない。


「あー、俺の時代も終わったな」


この次の日突然の帝王引退宣言に帝国内はどよめきが起こったが、次の帝王を誰かと言わなかった為、次の帝王を決める内戦が始まってしまった。





「無職が伝説の召喚士になるまで」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く