無職が伝説の召喚士になるまで

夢見る少年

第16話 シロップル女王国

「さぁーて今からどうしよう。セイブ達のおかげで金や武器とかは潤ったが住処が無いからなぁ。ラミーなんかいいとこないか?」


俺達はセイブ達から決闘により全財産を貰えた。一応勇者らしいので莫大なお金と俺の武器や防具には劣るがなかなかいいのを沢山手に入れる事が出来た。現在金等は異次元領地に置いており実質物置ようになっている。そして俺達は現在空を飛びながら途方にくれていた。国王に二度と関わるなと言ったため行くあてもなく飛び出してしまったのだ。


「それならシロップル女王国はどうですか?あそこは最近王位継承したばっかりなので居やすいと思いますし、ご主人様なら国を乗っ取れると思いますよ?」


「ラミーがオススメするならそこにしよう。俺は国を乗っ取るつもりは無いがな?」


「そうですか?女王を部下にしたら全ての国民が部下になると思いご主人様の力になると思ったので」


「確かにそれもそうだな。まぁー試してみる価値はあるかもしれん。ならシロップル女王国に向かうとしよう。どのくらいの距離何だ?」


「王都に行くのであれば大体300キロ位ですかね?フライで行けば1日あれば余裕でつくと思いますが」


「そうかありがとう。それにしてもラミーは何故そんなに詳しいんだ?」


「それは私が天使族で物知りなのと私には優秀な部下がいますので」


「部下ってなんだ?」


「天使族は妖精族を従えるんですよ。従える数は私はそこまで多くないのですが27人天使族がいます」


「そんなこと初耳なんだが?そして今ラミーの周りにいる小さいラミーみたいなのが妖精族なのか?」


「はいそうですよ。妖精族は赤ちゃんの天使族と思ったらいいでしょう。妖精族は天使族に仕え沢山学ぶことにより自我を持つようになり全て自分で出来るようになった時に天使族に進化するのです」


「そうなのか!初めて知った。それより進化ってなんだ?」


「進化を知りませんか?」


「おう。知らん」


「説明すると時間がかかるので移動しながら行きましょう【エンチャントフライ】」


「ありがとう。なら出発するか。ビリーは一緒に移動するか?」


「ねむたい!」


「ならビリーはお休みで俺とラミーでいくか」


「はい。では進化の説明をしますね。進化は簡単に言うと上位種に格が上がることです。殆どの魔物はレベルが一定数になったら進化しますが、群れのリーダーを倒したら進化したり妖精族のように知能が上がると進化するように種族により進化の条件は違います。しかし共通している所は能力が格段に上がるということです。生まれ変わると考えたらいいでしょう。それ程能力が上がります。そして全ての種族は最終進化は種族名に神がつきます。狼種だったら神獣フェンリル鳥種だったら神獣フェニックスなどのように神獣になりますね。因みに竜種は神龍。ビリーちゃんですね」


「凄いな。でも、ビリーは赤ちゃんだよな?」


「はい。神がつく種族も赤ちゃんを作りますよ。なので今のビリーちゃんは進化して強くなったフェニックスなどには勝てないでしょう」


「そうなのか。でも、ラミーは神がつかないよな?まだ進化するのか?」


「はい。勿論私も進化のしますよ。天使族の最終進化は女神です」


「えっ?神様って実在するのか?」


「はい。勿論因みにですが人族や獣人族の最終進化は神と獣神ですよ?」


「それ本当なのか?」


「はい。ご主人様の場合まず亜神に進化し最終進化が男神ですね」


「初めての事ばっかで頭がパンクしそうだ。実際に人族で進化したやつなんかいるのか?」


「はい。500年前の勇者さんはたしか400年前に亜神に進化したので今頃はきっと男神になっているでしょう」


「そ、そうなのか俺もなれるかな?」


「はい。なれると思いますよ。先程言ったように人族の進化条件はレベルだと思います。現在396のご主人様なら必ずいけると思います」


「そうか。なら頑張るか」


「はい!頑張ってください!話は変わるのですが今まで街等に行く時は私は隠れていましたが私人化出来るのでしましょうか?その方が護衛もしやすいと思いますが」


「ぜひぜひしてくれ!もしかしてビリーも出来るのか?」


「ビリーちゃんはまだ赤ちゃんなので出来ないかも知れませんが高位の魔物等は人化は余裕で出来ますよ」


「今から出来るか?めちゃくちゃ気になるんだが」


「では、【人化】」


ラミーは羽が無くなり、そのぶん神が長くなり背中を覆う位長っくなった。全体的に肌が白く中でも白銀に輝く髪がとても綺麗で神秘的なオーラを放っている。


「か、可愛すぎる」


「ありがとうございます!ご主人様はこちらの方がいいですか?」


「能力とかは落ちないのか?」


「はい。問題ないですね」


「ならこっちの方が断然いい!それと人の時はご主人様じゃなくて他の言い方がいいな」


「ありがとうございます。では、ライキライキくんライくんラーくん辺りでしょうか?」


「なら、名前もバレないしラーくんがいいな。あと敬語も辞めていいぞ?」


「分かったラーくん!こんな感じかな?」


「うん!とってもいいよ!ラミー、沢山の種族を配下にするにはどうしたらいいと思う?」


「召喚して配下にするのはどう?」


「そうなんだけど、なんか今召喚したら駄目って言うかタイミングが違うみたいな感じでしてないんだよな。なんか召喚以外で無いか?」


「それなら召喚しない方がいいね。なら奴隷とかはどうかな?あそこなら、様々な獣人族とかいると思うから一気に増やせるかもよ?」


「ならシロップルの王都で取り敢えず2種族の奴隷を買ってみるか」


「そうだね!あと少しだよ!」


「あー、あの城壁があるとこか」


「うん。結構大きいね!」


「そうだな。あそこの行列に並ばないと行けないのか?」


「あれは多分行商人達を確認とかだと思うよ?だから私達は城壁の上を超えればいいと思うよ」


「そうだな。城壁超えて王都に入るか」
王都に入るとエクサイドよりも綺麗で広かった。しかし何故か皆忙しそうにしておりお店などは沢山あったが殆ど売れており品薄状態だった。そんな中俺とラミーで歩いていると男性のみならず女性もがラミーを2度見したり立ち止まってガン見する人などもいた。ラミーは顔が整いすぎてとても目立っているのだ。俺も比較的整っている方だと思うがローブのフードで顔全体見えないし、もしフードを被っていなくても俺なんか存在感無いだろう。それ程ラミーが整いすぎているのだ。


「なぁーラミー。奴隷売っとるとこどこにあるか分かるか?」


「はい。妖精によると奥の方に奴隷館があるそうなのでそこに行きましょう」


俺達は歩いて奴隷館に向かった。奴隷館はとてもしっかりとした作りだった。奴隷館はやはりお金持ちや貴族などが来るので店などもしっかりしているのだろう。俺とラミーが入ると小太りのおじさんがいて、


「いらっしゃいませ。本日はどのような目的で?」


「獣人族を2人欲しい」


「獣人という事は戦闘奴隷ですか?予算の方はどの位ですか?」


「別に戦闘じゃなくていい、予算も特に決まってない。取り敢えず見してくれ」


「畏まりました。では連れてきます」


そうして小太りが奥に行き、3分後位に8人の獣人を連れてきた。


「現在いる獣人はこの8人のみです」


見たところ犬人族と猫人族が3人虎人族と何かはよく分からない5歳ぐらいの子がいた。そして獣人族は全員頭の上に耳があり尻尾も生えている。そして全員胸が全然無かった。俺は取り敢えず忠誠心が高そうな犬人族と1人しかいなかった虎人族を買うことにした。犬人族は家事と愛護用が多く、虎人族は戦闘だそうだ。俺は犬人族の中で1番可愛い子と虎人族を指さして、


「こいつらくれ」


「お目が高いですね!この犬人と虎人はどちらも処女でこの犬人は家事が完璧で虎人は戦闘能力がとても高いので少々高くなりまして20万モルド位ですかね?」


「ラーくん。多分舐められてぼったくられているよ相場でこの2人だったら8万位」


「分かったありがとう」


ラミーが小太りに聞こえないように耳打ちしてくれたので


「おいおい、これに20万か?なかなかぼったくってくれるな?7万でどうだ?」


「それは出来ませんね貴方が買わなかったらこの子達は鉱山送りですよ?そうしたらどうでしょう?すぐに死んでしまいますよ?今なら15万でいいですよ?」


「なら、ほかの店に行くからいいよ?鉱山送りにすれば?」


「王都にはここしかありませんよ?」


「そうか。ならお邪魔しましたー!」


「いやいや、ちょっと待ってください10万でどうですか?」


「7万」


「流石に7万は。せめて8万で」


「あー、いいぞ」


「ありがとうございます。ではお金を払ってください」


「ほい」


「ありがとうございます。見たところ冒険者ですよね?魔法は使えますか?」


「あー、使えるが」


「なら今から隷属の儀式をしますので首元に出る魔方陣に魔力を流してくださいそれで完了です」


「分かった」


俺は2人の方に行き首元にある魔方陣に魔力流したら魔方陣が消えた。


「これで終了です。もし不要になった場合は殺したりせず売ってくださいね買い取りますので」


「分かった行くぞ」













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