無職が伝説の召喚士になるまで
第5話 進化
俺は、2週間近くスライムで、特訓しては、1階層に戻ってモンスターを食べる生活を行っていた。
「スライムは、めっちゃうめーんだが、能力が、全然伸びとる気がしないんだよなぁー」
トカゲの時は、力がめちゃくちゃ上がったが、スライムは、能力が上がっている実感がないのだ。では何故、スライムを食べているかと言うと、単純に美味しいからだ。全体的に甘く、肉ばっかりに飽きていた俺には、最高の食材だったからだ。
「まぁー、取り敢えず今日も訓練するか。今の俺に出来ることは強くなる事だけだ」
俺は、2階層に降りたが、何かいつもと違うことに違和感を覚えた。
「あれ?スライム達に気づかれない?」
慎重にマグマスライムの前に行ったが全く気づかれない。
「もしかして俺は、姿を消せているのか?」
そう思った俺は、慎重にだが、色んなスライムの前に行ったが、やはり気づかれなかった。
「もしかして俺は、透明スライムを食べて姿を消せる様になったのか?なら、毒スライムのおかげで毒魔法とか撃てるようになったのかな?」
俺は、毒スライムが出す毒をイメージすると、手から魔法が出て、近くにいたスライムを溶かした。
「本当に撃てるようになっている。モンスターを食うと、モンスターの能力の1部を奪えるのかもしれない。これはいい事知ったぞ!」
そう。ライキが、言ったことは正解で、モンスターを食べると魔素が暴走する。しかしそれに耐える事ができた場合は、その魔素を自分の物に出来るのだ。遺伝子を外部から取り入れる。と、言ったらわかりやすいだろうか?魔素を自分の身体に取り入れる事に成功したら、肉体が再構築され、その魔素を操れる身体に変わっていくのだ。現にライキは、身長は180位まで伸び、筋肉も引き締まった。それは、骨が急成長したり、筋繊維が、沢山増え細くなったりしたからだ。このように別人のようになってしまうが、モンスターを食べ、魔素の暴走に耐えれると、そのモンスターの能力を奪えるのだ。この事は、現在では、誰も知らない。何故なら、モンスターを食べて生き残ったことが無いからだ。なので、ライキは、人類史上初めてのモンスターの力を手に入れた人になったのだ。
「俺は、モンスターのおかげで強くなり、モンスターを召喚して助けてもらう職業か。モンスター様様だな。益々人間不審になりそうだよ」
と、言いながら、「姿を消したくない!」と、思うとスライム達バレたので任意で消せると、分かってから特訓を開始した。
今日は、大体2時間近く特訓した。その帰り道に、
「流石にずっと1人だったら悲しいよな。もう俺は、強くなったし相棒位欲しいよな。でも、ノリでやったらぜってぇーいけないし、よし、飯を食ってから、改めてじっくり考えよう!」
俺は、1階層に戻り、トカゲとスライムを食べて気絶した。
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
その頃ライキが、暮らしていた町が属していた国の王室で王様と偉そうな人が2人で話していた。
「ゴアスよ、正直に言ってライキは、ワシらに心を許すと思うか?」
「正直に言うと俺は、許さねぇーと、思う」
「何故だ?」
「ライキと言うやつは、人の手によって魔境の渓谷に落とされたんだろ?そんなん誰でも人間不信になるぞ」
「そうだな。なら、どうしたら、いいかな?やっぱり褒美とかか?」
「それは、人によってはより一層警戒されそうだが」
「そうだな。なら、武力で従わさせるか?」
「王よ、それは、1番下策だと思うぞ。もし、渓谷から生存して来たら、相当強い筈だ。それに、剣士とかだったら数の暴力が出来たが、相手は召喚士だろ?逆に数の暴力をされるかも知れないぞ」
「そ、そうだな。取り敢えず生存したら、冒険者ギルドに来る筈だ。その時は、頼むぞ」
「それは、任せろ。ある程度脅しとかはしてみるが通じなかった場合は、何も出来ねぇーからな」
「任せたぞ。ドラゴンスレイヤー」
「それは、昔の俺だ。今の俺は王都冒険者ギルドのギルドマスターだ」
「お前は、国の実質トップ2だ。ライキに負けたりすんなよ」
「負けるつもりはさらさらないさ」
「そうか。まぁー、頼むぞ」
「りょーかぃ」
「スライムは、めっちゃうめーんだが、能力が、全然伸びとる気がしないんだよなぁー」
トカゲの時は、力がめちゃくちゃ上がったが、スライムは、能力が上がっている実感がないのだ。では何故、スライムを食べているかと言うと、単純に美味しいからだ。全体的に甘く、肉ばっかりに飽きていた俺には、最高の食材だったからだ。
「まぁー、取り敢えず今日も訓練するか。今の俺に出来ることは強くなる事だけだ」
俺は、2階層に降りたが、何かいつもと違うことに違和感を覚えた。
「あれ?スライム達に気づかれない?」
慎重にマグマスライムの前に行ったが全く気づかれない。
「もしかして俺は、姿を消せているのか?」
そう思った俺は、慎重にだが、色んなスライムの前に行ったが、やはり気づかれなかった。
「もしかして俺は、透明スライムを食べて姿を消せる様になったのか?なら、毒スライムのおかげで毒魔法とか撃てるようになったのかな?」
俺は、毒スライムが出す毒をイメージすると、手から魔法が出て、近くにいたスライムを溶かした。
「本当に撃てるようになっている。モンスターを食うと、モンスターの能力の1部を奪えるのかもしれない。これはいい事知ったぞ!」
そう。ライキが、言ったことは正解で、モンスターを食べると魔素が暴走する。しかしそれに耐える事ができた場合は、その魔素を自分の物に出来るのだ。遺伝子を外部から取り入れる。と、言ったらわかりやすいだろうか?魔素を自分の身体に取り入れる事に成功したら、肉体が再構築され、その魔素を操れる身体に変わっていくのだ。現にライキは、身長は180位まで伸び、筋肉も引き締まった。それは、骨が急成長したり、筋繊維が、沢山増え細くなったりしたからだ。このように別人のようになってしまうが、モンスターを食べ、魔素の暴走に耐えれると、そのモンスターの能力を奪えるのだ。この事は、現在では、誰も知らない。何故なら、モンスターを食べて生き残ったことが無いからだ。なので、ライキは、人類史上初めてのモンスターの力を手に入れた人になったのだ。
「俺は、モンスターのおかげで強くなり、モンスターを召喚して助けてもらう職業か。モンスター様様だな。益々人間不審になりそうだよ」
と、言いながら、「姿を消したくない!」と、思うとスライム達バレたので任意で消せると、分かってから特訓を開始した。
今日は、大体2時間近く特訓した。その帰り道に、
「流石にずっと1人だったら悲しいよな。もう俺は、強くなったし相棒位欲しいよな。でも、ノリでやったらぜってぇーいけないし、よし、飯を食ってから、改めてじっくり考えよう!」
俺は、1階層に戻り、トカゲとスライムを食べて気絶した。
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その頃ライキが、暮らしていた町が属していた国の王室で王様と偉そうな人が2人で話していた。
「ゴアスよ、正直に言ってライキは、ワシらに心を許すと思うか?」
「正直に言うと俺は、許さねぇーと、思う」
「何故だ?」
「ライキと言うやつは、人の手によって魔境の渓谷に落とされたんだろ?そんなん誰でも人間不信になるぞ」
「そうだな。なら、どうしたら、いいかな?やっぱり褒美とかか?」
「それは、人によってはより一層警戒されそうだが」
「そうだな。なら、武力で従わさせるか?」
「王よ、それは、1番下策だと思うぞ。もし、渓谷から生存して来たら、相当強い筈だ。それに、剣士とかだったら数の暴力が出来たが、相手は召喚士だろ?逆に数の暴力をされるかも知れないぞ」
「そ、そうだな。取り敢えず生存したら、冒険者ギルドに来る筈だ。その時は、頼むぞ」
「それは、任せろ。ある程度脅しとかはしてみるが通じなかった場合は、何も出来ねぇーからな」
「任せたぞ。ドラゴンスレイヤー」
「それは、昔の俺だ。今の俺は王都冒険者ギルドのギルドマスターだ」
「お前は、国の実質トップ2だ。ライキに負けたりすんなよ」
「負けるつもりはさらさらないさ」
「そうか。まぁー、頼むぞ」
「りょーかぃ」
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