魔法使いが迫害される世界で賢者の弟子になります!
第12話『結末』
「貴様は……はぁ、俺にこの苦しみを与えた……はぁ、絶対に殺す」
「殺されるのははごめんだな!  【雷弾】」
  俺はアンジェロに雷の玉を放つ。
  雷の玉はまさに光の速度でアンジェロに命中し、眩い光とともに放電する。
「ぐおおおおおお!?」
「どうだ!!」
「……うぉぉぉぉぉおおお!!」
  アンジェロはまともに雷弾を受けたにも関わらず、一瞬で立ち上がり、地面を蹴る。
  その速度は凄まじくアンジェロは一瞬で俺に肉薄する。
  いくらなんでも速すぎる!
「くらえ、怒りの炎!  【燃え盛る拳】」
  アンジェロは青い炎を纏った拳で俺を殴る。
  炎は俺の皮膚を焼き、拳は俺の骨を砕く。
「げほっ!!  ……なんてパワーだ……魔法もほぼ効いていないぞ……」
「まだだ……はぁ、まだ足りない、足りないぞおおおお!!」
  アンジェロはまだ怒りが収まらないようでそこらの床や壁を殴り壊している。
  
  あいつが床を壊すおかげで足元に結界を張っていないとまともに立っていられない。
  
  結界を張り続けているので魔力をどんどん消費していく。
  魔力が尽きる前に何とか決着をつけないと!
  俺はボロボロの体を無理矢理動かして、立ち上がる。
  意識が朦朧としていてフラフラとする。
「ほほう?  まだ立つか……良いだろう……お前はじっくりと嬲り殺しにしてやる……楽に死ねると思うな?」
「ああそうか、怖いな。俺もお前に言いたいことがある」
「ああ?」
「聞きたい事があったがやめにする。まともに話を聞けそうじゃないからな。だから楽に殺してやる、安心しろ」
「ふざけるなああああああぁぁぁ!!」
  アンジェロは俺の挑発で激昴し、向かってくる。
  この程度の挑発に乗るとはまだまだ心が弱いな。
  それに俺に直接人を殺す勇気なんてない。
  何せ平和ボケした日本人なもんでな。
「俺に殺させろおおおお!!」
「それはお断りだな。結界魔法展開【反射】」
  俺は特殊な結界を目の前に展開する。
  尽きかけの魔力を使い、結界に能力を持たせたのだ。
  アンジェロは結界を割ろうと腕を大きく振り上げ、殴る。
  すると、
「ぎゃあああ!!  痛てぇぇぇぇ!!」
「不思議か?  簡単さ。これはあらゆる攻撃を反射する結界だ。お前が殴ったその力がそのままお前の腕に返ったと言うことさ」
「ふざけるな!  そんな高度な結界一瞬で張れる訳がない!」
「そうだ。だからお前がパワーアップしてからずっと準備してたのさ。結界の準備をしながら他の魔法を使うのは難しかったが出来たから良かったよ」
「魔法の並行使用だと?  そんな馬鹿な……」
「実際にやったんだから仕方ない。師匠との訓練のおかげさ」
  俺は倒れているアンジェロに歩み寄り、しゃがんで顔を覗き込む。
「だからもう諦めろ。大人しく捕まるんだな」
「うるさい……うるさいうるさいうるさい!!  俺は大司教様に仕える者だ!  敵に屈しなどしない!」
  俺はアンジェロの魔力が体内で何かに変換されていくのを感じ取った。
  この感じはまさか!?
「おい!  馬鹿な真似はやめろ!!」
「あぁ神よ、今そちらに参ります」
「くそっ!」
  ドォォォン!!
  アンジェロを中心に巨大な爆発が発生した。
  これは魔力暴発、魔力を変換するときに失敗すると制御不能になった魔力が暴発する、というものだ。
  
  こいつは自爆用にそれを使いやがった。
  俺を道連れにする気か!
「多重結界展開!  それと、【硬化】」
  俺は体に何重のも結界を展開する。
  それに加えて体を硬くする魔法を発動する。
  眩しいほど真っ赤な魔力波が高速で俺にぶつかり、結界を何枚も砕いていく。
  ついには全て結界は砕け、直接体に魔力波がぶつかる。
  高密度の魔力波はかなりの熱、質量をもってして俺を襲う。
「ぐおっ!!  ……多重結界展開!」
  俺はその魔力を体内で結界魔法に変換し、体の周りに張り続ける。
  割られては張り、割られては張りを繰り返し数分が経つと、魔力波が弱まってきた。
「ふぅ……終わったか……」
  俺はその場にぐったりと座り込んだ。
  外の魔力を体内で魔法に変換するのはかなり精神をすり減らす行為なのだ。
  俺はふと周りを見渡す。
  地下にあるこの場所は地盤が強かったらしく、まだ崩落はしていない。
  しかし、元の盗賊のアジトの原型は全く留めていない。
  崩壊するのも時間の問題だろう。
  壁や床は大きく抉れ、所々水脈から水が溢れ出ている。
  床の方からなんてマグマが出てきている。
  ここが火山に近いからとはいえ、どこまで抉れているって言うんだ……
「おーい!  おーい!  ダイゴー!!」
「助けに来たにゃー!  いないなら返事するにゃー!」
「いや、いないと返事できないだろ」
「ダイゴ!!  無事だったのね!」
「ナイスツッコミにゃ。ダイゴならしてくれると思ってたにゃ」
「重症人にツッコミを求めるなよ……」
「外にいた受付嬢さんに頼んで治癒術師呼んでおいたからとりあえずここから出よう」
「そうだな……早めに出ないと崩れそうだ……」
  それから俺はミリアにおぶってもらって出口へ向かった。
  ミリアは意外とパワフルで俺をひょいっと軽々しく持ち上げた。
「大丈夫かな……結構壊れそうだよ」
「急ぐにゃ、そこらからミシミシ聞こえてくるにゃ」
「ミリア、危ないっ!」
  突然目の前の天井が一気に崩落した。
  ここを防がれたら外に出れない!
「土壁!」
  俺はなけなしの魔力を使って土の壁を生み出し、天井の崩落を一時的に止める。
「早く通れ!  長くは持たない!」
「分かった!  マックスも行くよ!」
  ミリアは隣にいたマックスも担いで走る。
  おいおい、いくら何でも重すぎるんじゃないか?
「ダイゴ!  前崩れそう!」
「ああ、土壁!」
「ダイゴ、これポーションにゃ。ポーションは魔力も回復出来るにゃ」
「ありがとう」
  俺はマックスにもらったポーションを飲む。
  体に魔力がよく流れる感覚がする。
  傷も少しは治った。
「見えた!  一気に行くよ!  落ちないでね……」
「おう!  って、おおおおおお!?」
「にゃーー!!  速いにゃー!!」
  ミリアは出口の階段をひとっ飛びで登り切る。
  あまりの加速に声が出てしまった。
  マックスなんて顔が凄いことになっていた。
「出てきたぞ!  早く治癒術師は治療を!」
  外に出ると待機していた治癒術師数人が一気に回復魔法をかけてくれて、怪我は大体治った。
「今更だけど回復魔法は使っていいんだな」
「うん。回復魔法は魔法狩りの対象にはならないよ。人を助ける魔法だから大丈夫なんだって」
「そうなのか……あぁ、体が凄く重い……」
「当たり前だよ。回復魔法で怪我は治せても疲労とかはどうにも出来ないんだから」
「そっか……なら帰って休むか。治癒術師の皆さん、ありがとうございました」
  俺はミリアに肩を借りて宿に戻ろうと歩き出した。
  報告とかは明日だ。とりあえず今日はもう寝かせて……
「ダイゴさん!」
  すると、俺は後ろから呼び止められた。
  誰だろうと振り返るとセーラさんだった。
「セーラさん。無事に出れたんですね、良かったです」
「ダイゴさんのおかげです。ありがとうございました。あの、良ければまた今度お礼させていただけませんか?」
「お礼なんてそんな……」
「何言ってるのよ、ダイゴ。断る理由なんてないでしょ?」
「それもそうか。ではまた後日お願いします、セーラさん」
「ありがとうございます。また動けるようになったらギルドに来てくださいね。待ってますから」
「はい。ではまた後日」
「はい!」
  俺はセーラさんとデートの約束をして宿に戻った。
  ああ、頑張ってよかった。報われた気がするわ……
  その夜は疲れ果てて食事も取らずに倒れるように寝てしまった。
  ソファでもぐっすりだった。
  目が覚めると部屋には誰もいなかった。
  外を見ると日が結構上の方まで昇っているので昼前ぐらいまで寝てしまったと分かった。
  ミリア達は起こさないようにしてくれたんだな。
  それにしてもどこに行ったんだろうか。
  とりあえず俺は着替えて一階の食堂に行く。
  ここは店主のおばちゃんが作ってくれる特製親子丼が有名で宿泊客以外も食べに来るほどだ。
「あら、寝坊助さんだね。こんな時間まで寝てるなんて」
「昨日は結構大変で……あの、俺の仲間ってどこに行きました?」
「確か買い物にでも行くって朝早くから出てったよ」
「そうですか……うーん。じゃちょっと出かけてきます!」
「あんた、これ持っていきな。お腹空いてるだろ?」
  おばちゃんは大きめのおにぎりを二つ持たせてくれた。
  確かにお腹が空いているのでありがたくもらっておこう。
「ありがとう、おばちゃん。行ってきます!」
「気をつけるんだよー!」
  どこに行こうか。
  まぁとりあえずギルドにでも行くか。
  セーラさんにも来てくれって言われてたし。
  俺は走ってギルドに向かった。
「殺されるのははごめんだな!  【雷弾】」
  俺はアンジェロに雷の玉を放つ。
  雷の玉はまさに光の速度でアンジェロに命中し、眩い光とともに放電する。
「ぐおおおおおお!?」
「どうだ!!」
「……うぉぉぉぉぉおおお!!」
  アンジェロはまともに雷弾を受けたにも関わらず、一瞬で立ち上がり、地面を蹴る。
  その速度は凄まじくアンジェロは一瞬で俺に肉薄する。
  いくらなんでも速すぎる!
「くらえ、怒りの炎!  【燃え盛る拳】」
  アンジェロは青い炎を纏った拳で俺を殴る。
  炎は俺の皮膚を焼き、拳は俺の骨を砕く。
「げほっ!!  ……なんてパワーだ……魔法もほぼ効いていないぞ……」
「まだだ……はぁ、まだ足りない、足りないぞおおおお!!」
  アンジェロはまだ怒りが収まらないようでそこらの床や壁を殴り壊している。
  
  あいつが床を壊すおかげで足元に結界を張っていないとまともに立っていられない。
  
  結界を張り続けているので魔力をどんどん消費していく。
  魔力が尽きる前に何とか決着をつけないと!
  俺はボロボロの体を無理矢理動かして、立ち上がる。
  意識が朦朧としていてフラフラとする。
「ほほう?  まだ立つか……良いだろう……お前はじっくりと嬲り殺しにしてやる……楽に死ねると思うな?」
「ああそうか、怖いな。俺もお前に言いたいことがある」
「ああ?」
「聞きたい事があったがやめにする。まともに話を聞けそうじゃないからな。だから楽に殺してやる、安心しろ」
「ふざけるなああああああぁぁぁ!!」
  アンジェロは俺の挑発で激昴し、向かってくる。
  この程度の挑発に乗るとはまだまだ心が弱いな。
  それに俺に直接人を殺す勇気なんてない。
  何せ平和ボケした日本人なもんでな。
「俺に殺させろおおおお!!」
「それはお断りだな。結界魔法展開【反射】」
  俺は特殊な結界を目の前に展開する。
  尽きかけの魔力を使い、結界に能力を持たせたのだ。
  アンジェロは結界を割ろうと腕を大きく振り上げ、殴る。
  すると、
「ぎゃあああ!!  痛てぇぇぇぇ!!」
「不思議か?  簡単さ。これはあらゆる攻撃を反射する結界だ。お前が殴ったその力がそのままお前の腕に返ったと言うことさ」
「ふざけるな!  そんな高度な結界一瞬で張れる訳がない!」
「そうだ。だからお前がパワーアップしてからずっと準備してたのさ。結界の準備をしながら他の魔法を使うのは難しかったが出来たから良かったよ」
「魔法の並行使用だと?  そんな馬鹿な……」
「実際にやったんだから仕方ない。師匠との訓練のおかげさ」
  俺は倒れているアンジェロに歩み寄り、しゃがんで顔を覗き込む。
「だからもう諦めろ。大人しく捕まるんだな」
「うるさい……うるさいうるさいうるさい!!  俺は大司教様に仕える者だ!  敵に屈しなどしない!」
  俺はアンジェロの魔力が体内で何かに変換されていくのを感じ取った。
  この感じはまさか!?
「おい!  馬鹿な真似はやめろ!!」
「あぁ神よ、今そちらに参ります」
「くそっ!」
  ドォォォン!!
  アンジェロを中心に巨大な爆発が発生した。
  これは魔力暴発、魔力を変換するときに失敗すると制御不能になった魔力が暴発する、というものだ。
  
  こいつは自爆用にそれを使いやがった。
  俺を道連れにする気か!
「多重結界展開!  それと、【硬化】」
  俺は体に何重のも結界を展開する。
  それに加えて体を硬くする魔法を発動する。
  眩しいほど真っ赤な魔力波が高速で俺にぶつかり、結界を何枚も砕いていく。
  ついには全て結界は砕け、直接体に魔力波がぶつかる。
  高密度の魔力波はかなりの熱、質量をもってして俺を襲う。
「ぐおっ!!  ……多重結界展開!」
  俺はその魔力を体内で結界魔法に変換し、体の周りに張り続ける。
  割られては張り、割られては張りを繰り返し数分が経つと、魔力波が弱まってきた。
「ふぅ……終わったか……」
  俺はその場にぐったりと座り込んだ。
  外の魔力を体内で魔法に変換するのはかなり精神をすり減らす行為なのだ。
  俺はふと周りを見渡す。
  地下にあるこの場所は地盤が強かったらしく、まだ崩落はしていない。
  しかし、元の盗賊のアジトの原型は全く留めていない。
  崩壊するのも時間の問題だろう。
  壁や床は大きく抉れ、所々水脈から水が溢れ出ている。
  床の方からなんてマグマが出てきている。
  ここが火山に近いからとはいえ、どこまで抉れているって言うんだ……
「おーい!  おーい!  ダイゴー!!」
「助けに来たにゃー!  いないなら返事するにゃー!」
「いや、いないと返事できないだろ」
「ダイゴ!!  無事だったのね!」
「ナイスツッコミにゃ。ダイゴならしてくれると思ってたにゃ」
「重症人にツッコミを求めるなよ……」
「外にいた受付嬢さんに頼んで治癒術師呼んでおいたからとりあえずここから出よう」
「そうだな……早めに出ないと崩れそうだ……」
  それから俺はミリアにおぶってもらって出口へ向かった。
  ミリアは意外とパワフルで俺をひょいっと軽々しく持ち上げた。
「大丈夫かな……結構壊れそうだよ」
「急ぐにゃ、そこらからミシミシ聞こえてくるにゃ」
「ミリア、危ないっ!」
  突然目の前の天井が一気に崩落した。
  ここを防がれたら外に出れない!
「土壁!」
  俺はなけなしの魔力を使って土の壁を生み出し、天井の崩落を一時的に止める。
「早く通れ!  長くは持たない!」
「分かった!  マックスも行くよ!」
  ミリアは隣にいたマックスも担いで走る。
  おいおい、いくら何でも重すぎるんじゃないか?
「ダイゴ!  前崩れそう!」
「ああ、土壁!」
「ダイゴ、これポーションにゃ。ポーションは魔力も回復出来るにゃ」
「ありがとう」
  俺はマックスにもらったポーションを飲む。
  体に魔力がよく流れる感覚がする。
  傷も少しは治った。
「見えた!  一気に行くよ!  落ちないでね……」
「おう!  って、おおおおおお!?」
「にゃーー!!  速いにゃー!!」
  ミリアは出口の階段をひとっ飛びで登り切る。
  あまりの加速に声が出てしまった。
  マックスなんて顔が凄いことになっていた。
「出てきたぞ!  早く治癒術師は治療を!」
  外に出ると待機していた治癒術師数人が一気に回復魔法をかけてくれて、怪我は大体治った。
「今更だけど回復魔法は使っていいんだな」
「うん。回復魔法は魔法狩りの対象にはならないよ。人を助ける魔法だから大丈夫なんだって」
「そうなのか……あぁ、体が凄く重い……」
「当たり前だよ。回復魔法で怪我は治せても疲労とかはどうにも出来ないんだから」
「そっか……なら帰って休むか。治癒術師の皆さん、ありがとうございました」
  俺はミリアに肩を借りて宿に戻ろうと歩き出した。
  報告とかは明日だ。とりあえず今日はもう寝かせて……
「ダイゴさん!」
  すると、俺は後ろから呼び止められた。
  誰だろうと振り返るとセーラさんだった。
「セーラさん。無事に出れたんですね、良かったです」
「ダイゴさんのおかげです。ありがとうございました。あの、良ければまた今度お礼させていただけませんか?」
「お礼なんてそんな……」
「何言ってるのよ、ダイゴ。断る理由なんてないでしょ?」
「それもそうか。ではまた後日お願いします、セーラさん」
「ありがとうございます。また動けるようになったらギルドに来てくださいね。待ってますから」
「はい。ではまた後日」
「はい!」
  俺はセーラさんとデートの約束をして宿に戻った。
  ああ、頑張ってよかった。報われた気がするわ……
  その夜は疲れ果てて食事も取らずに倒れるように寝てしまった。
  ソファでもぐっすりだった。
  目が覚めると部屋には誰もいなかった。
  外を見ると日が結構上の方まで昇っているので昼前ぐらいまで寝てしまったと分かった。
  ミリア達は起こさないようにしてくれたんだな。
  それにしてもどこに行ったんだろうか。
  とりあえず俺は着替えて一階の食堂に行く。
  ここは店主のおばちゃんが作ってくれる特製親子丼が有名で宿泊客以外も食べに来るほどだ。
「あら、寝坊助さんだね。こんな時間まで寝てるなんて」
「昨日は結構大変で……あの、俺の仲間ってどこに行きました?」
「確か買い物にでも行くって朝早くから出てったよ」
「そうですか……うーん。じゃちょっと出かけてきます!」
「あんた、これ持っていきな。お腹空いてるだろ?」
  おばちゃんは大きめのおにぎりを二つ持たせてくれた。
  確かにお腹が空いているのでありがたくもらっておこう。
「ありがとう、おばちゃん。行ってきます!」
「気をつけるんだよー!」
  どこに行こうか。
  まぁとりあえずギルドにでも行くか。
  セーラさんにも来てくれって言われてたし。
  俺は走ってギルドに向かった。
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