チート過ぎてチート(語彙力)な異世界転移

樹(いつき)

第37話 最初の魔王

 さっきまで大量に魔物がいた所で大爆発が起きた。

 「うわぁぁぁぁ!」

 「今度はなんなんだ!?」

 いきなりの爆発に街の人がパニックに陥る。俺はマナに聞いた。

 (マナ!何が起こってるかわかるか?)

 『マスター、この反応は魔王だと思われます』

 (魔王!?いきなりボスの登場かよ!)

 マナと話しながら俺は爆発が起こった所に飛んで行った。すると、そこには背が低くメガネを掛けてそっくりな顔をした2人の男が居た。そして、そのうちの片方が言った。

 「誰なんだ!?俺達の召喚した魔物を殺して計画を台無しにしたやつは!」

 こいつらがスタンピードを起こして街を潰そうとしたらしい。そして、俺はそいつの前に立って言った。

 「あの魔物達なら俺と眷属が全部倒した。お前らこそ誰なんだ?」

 そう聞くと自信満々な顔でそいつは言った。

 「貴様か!我らは十二星座魔王《ゾディアック》の1人、双子座のオサーダ!」

 「…同じくイサーキ」

 「我らは2人で1人の魔王だ!」

 アルスの言葉の意味がやっとわかった。この調子だと魔王は12人いて、それぞれが黄道十二星座を司っている。

 (そうだろうマナ?)

 『マスターのような勘のいいガキは嫌いです』

 (なんでそのネタ知ってんだよ…)

 やっぱマナさん色々怖いっす。ってそんなことを言ってる場合では無いな。まずは鑑定だ。




【ステータス】

【名前】 オサーダ
【種族】魔族
【職業】魔王
【レベル】5000000000

【HP】4500000000/4500000000
【MP】5000000000/5000000000
【物理攻撃】4500000000
【物理防御】4500000000
【魔力】5000000000
【魔法攻撃】5000000000
【魔法防御】5000000000

【スキル】
棒術Lv100 風属性魔法Lv100 瞬動Lv95 
【固有スキル】
時間操作 思考共有
【称号】
双子座の魔王(弟) 時を駆ける者 饒舌




【ステータス】

【名前】 イサーキ
【種族】魔族
【職業】魔王
【レベル】5000000000

【HP】5000000000/5000000000
【MP】4500000000/4500000000
【物理攻撃】5000000000
【物理防御】5000000000
【魔力】4500000000
【魔法攻撃】4500000000
【魔法防御】4500000000

【スキル】
槌術Lv100 風属性魔法Lv100 剛腕Lv98
【固有スキル】
空間支配 思考共有
【称号】
双子座の魔王(兄) 空間を破壊する者 無口





時間操作:時間を操ることができる。

空間支配:空間を支配することができる。

思考共有:お互いの考えていることが分かる。

 称号とか色々ツッコミたい所はあるけど魔王と言うだけあって中々強い。だが、

(俺のステータスからすれば勝てないことは無いな)

 そう油断しているといきなり腹部に衝撃が入り、吹っ飛ばされた勢いで木々が折れた。

 「大丈夫か相棒!」

 「なんとか無事だ」

 ベクトに心配されたが頭おかしいステータスのおかげでダメージはほとんどない。

 「…殺す」

 どうやら俺はイサーキに吹っ飛ばされたらしい。無口だがかなりのパワーを持っていて危険だ。

 (超越覇無効神が通じなかったのは何故だ?)

 『恐らく〈空間支配〉によって〈超越覇無効神〉の結界の内側に攻撃を直接入れてきたものかと』

 (〈空間支配〉って予想以上にヤバいな)

 『〈超越覇無効神〉を結界ではなく身体そのものに付与したのでもう大丈夫です』

 (さすがマナだな、対応早くて助かる)

 そして、イサーキ達の方を見ると

 「何故俺の弟の攻撃を受けて無事なんだ!?」

 「…俺が兄だ」

 どっちが兄か問題で揉めていた。イサーキに至ってはなんか禍々しい武器でオサーダに殴りかかってた。称号には一応イサーキが兄ってことになってんだが…

 『気にしたら負けですね』

 (そうだな…てか双子の割に性格反対みたいだな)






 そして、どっちが兄か問題が終わるまでに約1時間かかった。魔物殲滅と同じ時間って…




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コメント

  • Pants810

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