興味程度に読んでほしいと思っている所存です、

ノベルバユーザー297898

運命の人 ⒈


 町外れの小さな家へ着いた。「キィ」とドアを開く。

「おじさまっ!」
「おぉ、今日もありがとうな、」

 少女は手にもっていた朝ごはんをベットで寝ている老人に渡す。

「いつもすまんなぁ、、、」
「良いのよ! おじさま、魔法にかけられているんでしょぅ?」

「あ、あぁ、わしの体は日が暮れてからじゃないと動かんからのう、、、」
 老人は少女からもらった朝ごはんをうまそうに頬張る。


「そろそろ、昨日の話の続きをしてやろぅ。」
「えぇ、!早く聞きたいわっ!」

 さっきまで眠たそうに だらんと椅子に座っていた少女は勢い良く立ち上がる。

『昔、ルドカルト村は、、、』少し低めなしわがれた声で話始める。


 老人は物知りで頭が良い、 
 少女が家に来ては嘘と本当が入り交じったような話を、それも分かりやすく話し 
 てくれる。
 少女は 体が動かない老人の世話。老人は 世界を知らない少女に話を。
 2人は1ヶ月程前からそういう関係だ。
 それ以上でもそれ以下でもない。


出会ったのも、、、、あれ?どうしてだっけ??
おじさまの話はいつも眠くなるんだよね、、


 少女は間もなく眠りについた。

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