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興味程度に読んでほしいと思っている所存です、

ノベルバユーザー297898

プロローグ

　　「　痛い。、、　」
私の胸に突き刺さっているこれはなんだろう、、？
あぁ、短剣か。

　短剣の先には白く、細々とした小さな手。
　その手の行方を見る。
　そこには、愛らしい綺麗な顔があった。背丈は私の腰位だろうか、、、

そんなことはどうでも良い。
今きっと私は、かなりの危機に直面している。
しかしどうしたものか、痛かったはずの傷口には何故か心地の良い痛みが流れ、
気持ち良い。暖かい。　　熱い。

、、、思い出した。

思わず声が漏れる。「ごめんね、メリー、、。」　かすれた声しか出ない。

私は、私に突き刺さったままの短剣をより深くまで、、、、刺した。
傷口から滝のように私の血液がわき出る。

一瞬の苦痛の後、これまでに感じた事の無いような快感というか、快楽を覚えた。
私の記憶がこの小さな脳ミソの中でフラッシュバックする、、、。
ゆっくりと膝から体が崩れていくのが分かる。

最後に聴いたのは悲鳴にも聞こえる泣き声。
最後に見たのは私の血液にまみれる床。

この時、私の人生はここでは終わらない事を悟った。

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