歌詞集

けんはる

ハニーリップ

朝の占いで
気になる彼に大接近
ラッキーアイテムがハニーリップで
私はハニーリップを唇に塗った


信号を待っているとあなたが隣に来たから
「おはよ」と挨拶したら
「おはよう」と返してくれた
これもハニーリップのおかげかな
私が心の中で喜んでいると
彼は顔近づけて
「なんか甘い匂いするな」って言ってきた
「そうかな?」
やっぱりハニーリップを塗ってきて良かった


学校に着くと別のクラスだからお別れ
ちょっと寂しいけど一緒に登校できたからいいや
教室に行くと朝あったことを親友に話したら
親友は自分のことの様に喜んでくれた
私にとっての唯一無二の親友


放課後になり
彼の部活風景を親友と見ていると
彼はこっちに気付き
笑顔で手を振ってきた
私も笑顔で手を振り返した
やっぱりハニーリップはすごい


私はこのままの勢いで告白してくると
親友は笑顔で頑張れと送り出してくれた
私は彼の元へ走った
彼はちょうど水飲み場に一人だったから声を掛けて
彼の目を見ながら
「ずっと前から好きでした」と告白した
彼は目線を下にして
「ごめん、他に好きな子がいるんだ」
私は頭が真っ白になり
「へぇ誰なの?」と聞いたら
彼の口からは親友の名前が出てきた
「そうなんだ、ちゃんと振ってくれてありがとう」
その場から走り出した
止めどない涙が溢れて
涙は甘いハチミツの味がした

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