自分が書いた小説の登場人物に転生します!!

けんはる

黒の少女ー魔音目線ー

けんはるが目を開けると
一本道で両側には草原が広がっていた
「来たんだ、今日からは黒音 魔音として生きるんだ」
魔音は歩き出した
「のどかだなー」
のんびりと歩いていると
どこからか声が聞こえてきた
(なんか聞こえるけど聞き取れないな、そうだ〈聴覚強化〉)
強化された耳で聞いていると
どうやら誰かが戦っているらしい
(どうしよう、魔音ならこんな時どうする?助けにいくに決まってる〈身体強化〉)
魔音は声のする方へ走り出した
(〈身体強化〉のおかげで結構早く着いたのはいいけど)
遠くの方から様子を見ていた
(取り敢えず、どんなモンスター確かめよ)
〈全知の瞳〉
グランツウルフ
レベル35
HP 183/255
MP 185/200
スキル
遠吠え
身体強化 15
索敵


群れで行動する獣型モンスター
統率のある攻撃を仕掛けてくるので
5人以上のパーティーでないと戦いにならない
(このままじゃ、あの人達が倒される)
魔音がそう思っていると
グランツウルフがこっちに向かって走ってきた
(もしかして僕を狙ってる?どうしよう)
どんどん距離が縮まる
(覚悟を決めて、やるしかない)
魔音は気合いを入れ
グランツウルフを睨んだ
最初のグランツウルフが襲い掛かってきた
(怖っ)
魔音はグランツウルフを蹴りあげると10m位飛んだ
(どんだけ飛ぶの?)
魔音は残りのグランツウルフを蹴りだけで地面にめり込んだ
(終わった、取り敢えず、おじさん達の所に行こう)
魔音がクラン達の元へ歩いていると
背後でドコンという物凄い音がした
(さっきのが落ちてきたのか、見るのが怖いからそのまま行こう)
魔音はクラン達の前に立ち
(魔音ならこう言うよな?)
「大丈夫?おじさん」

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