自分が書いた小説の登場人物に転生します!!

けんはる

黒の少女

俺は剣士のクランだ
魔術師のライル
格闘家のゲレン
3人で〈撃墜〉というチームを組んでいる
いつも通りに討伐クエストを受けていたのだが
グランツウルフの群れに出会ってしまった
「ライル、後何回くらい
魔法を撃てる?」
「あと三回が限界だ」
「そうか、ゲレンはどうだ?」
「肋骨が何本か折れてるみたいだ」
「そうか」
(10頭の内の3頭しか倒せてないのに
こっちはもう体力もない)
「だがコイツらはこのまま行かせるわけにはいかないがな」
クランは剣を握り直し
グランツウルフ達を睨んだ
クランはグランツウルフに向かって走り出した
「〈三連斬〉」
クランが剣を降り下ろすと
グランツウルフに3つの切り傷ができた
「俺も行くか」
ゲレンはクランに続いた
「〈身体強化〉」
ゲレンの体が淡く光った
そのままグランツウルフを殴ると吹っ飛んだ
「仕方ないですね、僕も行きますか」
「〈アクアショット〉」
杖の先にバレーボール位の水の球が現れ
グランツウルフに向かって
飛んでいった
どれくらい時間が経ったか
わからないが4頭まで数を減らすことはできたが
もう体力がないので減らすことはできない
向こうもこちらと同じなのか睨んだまま動かない
1頭のグランツウルフがこっちに向かって走ってきた
とっさに構えるが
俺達を通り過ぎ
走り去った
残りの3頭もあとに続いた
どういうことだと後ろを振り向くと
グランツウルフ達の先に全身真っ黒の少女が立っていた
(やばい)
声を出そうとするがダメージを受けていて出すことができない
そうしている内に
初めに走り出したグランツウルフが襲い掛かった
(くそ、俺達のせいで)
次の瞬間
グランツウルフは上空10m位まで飛んでいた
「えっ」
他のグランツウルフも襲い掛かった瞬間
地面にめり込んだいた
少女がこちらに歩いてくる途中で
上空に飛んでいたグランツウルフが地面に落下していた
少女はそれを気にすることなく
俺達の前にやって来た
「大丈夫?おじさん達」

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