無表情ドールマスター

けんはる

夏みかんツアー〈十天聖の記録館編〉

「こちらをご覧ください」
夏みかんが旗で指した先を見ると高層ビルが建っていた
「こちらは十天聖の記録館になります」
「高い」
「一階は総合受付と十天聖のグッズを売っているショップがございます、売れ筋商品は十天聖のフィギュアになります」
「フィギュアなんか売ってるんだ」
「2階~11階は一階ずつ十天聖の資料が展示されており、それぞれの階では十聖天毎に限定ショップがございます、二階から上がる毎に第十天聖から1つずつ上がって行きます、ちなみに10階と11階はまだ公開されていません」
「そうなんだ」
「12階・13階は十天聖のスポンサー、企業、研究所などが入っています」
「そんなものまで」
「14階は〈超歌姫〉セレフィのコスメショップ〈歌姫セレフィ〉と〈超天使〉フェルの雑貨屋〈エンジェ〉がございます
15階は〈重盾戦士〉アルゥの防具屋〈守護鎧〉ガーディア〉と〈神風神速〉クナイの武器屋〈しのび〉がございます
16階は〈超魔術師〉カイルの魔道具屋〈超魔術師の家マジックルーム〉と〈呪滅師〉グレイルのアイテムショップ〈呪術の館グレイル〉がございます
17階は〈超聖闘志〉リュンの格闘ジム〈リュン道場〉と〈超狙撃〉椿の射撃訓練所〈一射入魂ショット〉がございます
18階は公開されていません」
「十天聖も大変だね」
「19階は世界各国の料理が集うレストランフロアとなります、有名な店は新鮮な魚介類の料理を出す〈人魚の館〉珍しい肉料理を出す〈タイタン〉等になります」
「〈人魚の館〉は行ってみたいな」
「20階~25階はホテル十天聖になります
20階は受付・娯楽などがございます
21階はシングルが25室ございます
22階はツインが20室ございます
23階はスイートが4室で全室からフラムを一望することができます
25階は温泉となっています
温泉に浸かりながら綺麗な夜景が見れることで有名です
最後に屋上は無料開放の庭園となっており、季節毎に色とりどりの花が咲きます」
「そうなんだ、見てみたいな」
「どうだった?」
「本物の案内人みたいだった」
「そうでしょ」
(暗記しといて良かった)
「本当はここも案内してあげたかったんだけど、ちょっとこのあと予定があってごめんね」
「良いよ、案内ありがとう」
「どういたしまして、最後に始めてくれたお礼にプレゼント」
夏みかんは何かを取り出した
「まず、ダメージを無効にしてくれる〈無効の札〉3枚とフラムの地図と私の初アルバム〈夏みかん〉のサイン付きよ」
すだちは受け取った物を仕舞った
「アイテムはタッチすれば使い方が出てくるから」
「わかった」
「私からはこれだ」
椿から大剣をよろけながら受け取り、仕舞った
「それは黒龍の牙で造られた大剣で闇属性が付与されている」
「そんな高価な物を良いんですか?」
「あぁもう使うことがないからな、カボスとも相性が良いだろう」
「椿さんありがとうございます、にしてもよくあんな重い物で戦えましたね」
「あぁ私の最初のジョブは剣士で剣士には初期スキルに〈剣補正ソードマスター〉というどんな剣でも扱えるスキルがあったからね」
「だから、使えていたんですね」
「そうだよ」
「じゃあ最後は私ね」
マカロンは藁人形をすだちに手渡した
「藁人形?」
「それはね、〈呪いの藁人形〉で1度だけ受ける筈のダメージを相手に返して、その上に24時間状態異常にもなるの、耐性があっても関係なくね」
「それは凄いですね」
「しかもログアウトしている間は時間が進まないからゲーム内で24時間経たないと駄目なの」
「恐いですね」
「〈呪いの藁人形〉だからね」
藁人形を仕舞い
「ありがとうございます、マカロンさん」
「それじゃあ私達は行くけど、すだちはどうするの?」
「もうちょっと観光してみる」
「わかった、最後にステータス画面の所に時間が出てるからそこを一回タッチしたら下に違う時間が出てくるけど、それが現実の時間だからアラーム設定したら良いよ」
「わかった」
「それと街のなかではあまり魔法を使うことをおすすめはしないけどカボス位なら召喚していても大丈夫だから、ボディガード代わりにね」
「わかった、召喚しとく」
「それじゃあね、すだち」
夏みかん達は去っていた

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