無表情ドールマスター

けんはる

夏みかんツアー〈ギルド編〉2

夏みかん達が近づくと恰幅のいい女性がこっちを見て立ち上がった
「夏みかん達じゃないか、今日はどうしたんだい?」
「どうもマサラさん、今日は妹を連れてきたの」
夏みかんはすだちをマサラの前に出した
「初めまして夏みかんの妹のすだちと言います、いつもお姉ちゃんがお世話になってます」
頭を軽く下げた
「初めまして私はこのギルドで職員をしているマサラだよ、よろしくね♪すだちちゃん」
すだちは顔を上げ
「はい、よろしくお願いします、マサラさん」
「マサラでいいよ、それでただ紹介しにきたわけじゃないんだろ?夏みかん」
「そうだよ、すだちの冒険者登録をお願いしに来たの」
「そうかいそれじゃあ、すだちちゃん座ってくれるかな?」
「はい」
すだちが椅子に座るとその後ろに夏みかん達が立った
「じゃあまず、この書類に書けるところだけで良いから書いてくれるかい?」
マサラは書類と羽ペンを取り出すとすだちの前に置いた
「わかりました」
すだちは羽ペンで書類に記入し始めた
「書き終わりました」
「はい、ごくろうさん」
マサラは書類と羽ペンを受けとり、黒の石板をすだちの前に置いた
「じゃあ、次はどちらの手でもいいから手を開けた状態で置いてもらえる?」
「はい」
すだちが石板に手を置くとマサラの方へ石板から紙の様なものが現れ
マサラはそれを千切り取り、書類と一緒にした
「ありがと、もう離していいよ」
「はい」
すだちは石板から手を話した
「それじゃあ、ギルドカードを持ってくるから、ちょっと待っててね」
マサラは書類を持って奥の方へと向かった
「そういえば、すだち」
「なに?お姉ちゃん」
「手紙は良かったの?」
「そうだった、手紙を渡さないと」
すだちはアイテムボックスから手紙を取り出しているとマサラが戻ってきた
「お待たせ、はいギルドカードだよ、再発行に500Rラム掛かるから無くさないようにね」
受け取った白色のカードには名前とGと書かれていた
「このGって何ですか?」
「あぁランクのことかい?」
「ランク?」
「冒険者にはランクというものがあってね、上に行くほど難易度の高いクエストや指名依頼などが受けれるんだよ」
「そうなんですか」
「まぁ上に行くには試験もあるんだけどね、それは試験を受けるときに聞けばいいよ」
「わかりました」
すだちはギルドカードをアイテムボックスに仕舞った
「他に用件はあるのかい?」
「あります、手紙を渡すように頼まれたんです」
すだちはマサラに手紙を渡した

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