無表情ドールマスター

けんはる

[十天聖]

「ゆずちゃん、このゲームやらない?」
「いきなり何ですか?姉さん」
いきなり部屋に入ってきた
この女性は香月かづき みかん
私の姉で化粧品会社で働いているので綺麗な方で髪は金に染めており
スタイルはモデル体型でよくイギリス人に間違われている
そして重度のゲーマーでたまに誘われる
「VRMMOゲームやらない?」
姉が私の前に出してきたゲームには十人のシルエットと上部に〈Only オンリーFantasyファンタジー〉と書かれていた
「〈Only Fantasy〉?」
「そう、略してオンファン!このゲームは数万の職業があって、種族も数百種類から選べるの!それに魔法あり、現代の武器もあるの」
「ふーん、このシルエットは何なの?」
みかんは目を輝かさせ
「よくぞ聞いてくれました、このシルエットは十天聖じゅってんせい
「十天聖?」
「そう、十天聖とはオンファンで最強の十人のこと」
「それってNPC何でしょ?」
「それが違うんだな~、なる条件は分かってないんだけどプレイヤーなの」
「そうなんだ、全員揃ってるの?」
「それがオンファンが発売して五年は経つんだけど八人だけしか出てきてないの」
「その八人って?」
「説明しよう」


みかんはどこからか写真を取り出した
「まず、最初に現れた第四天聖の〈超狙撃主スナイパー椿つばき
見せられた写真には
黒の長髪でサングラスを掛け黒スーツを着た女性が写っていた
「〈超狙撃主〉って?第四天聖って?」
「百合の職業で超遠距離攻撃特化型よ、第四天聖というのは十天聖の中の強さの序列四位ってことよ」
「そうなんだ、特化型って?」
「十天聖にはそれぞれ特化してる能力があるの」
「そうなんだ」


「次に現れたのは、第十天聖〈呪滅師カースト〉グレイル」
写真に
黒のフードを目深くかぶりマントで姿を隠れており、詳しい姿はわからない
「デバフ特化型で、ちなみにデバフとは敵に状態異常を起こすことよ、それとグレイルは男よ」
「ふーん」


「次に現れたのは第九天聖〈超歌姫スーパーアイドル〉セレフィ」
写真には
水色の髪が肩までの長さのウェーブで服は何故か赤のチャイナドレスを着て笑顔で写っていた
「なんでチャイナドレスなの?」
「〈超歌姫〉だから曲事に衣装があるからよ、バフ特化型よ!バフとは味方を強化することよ、ちなみに種族はセイレーンよ」
「ふーん」


「次に現れたのは第三天聖〈超聖闘志バーサーカー〉リュン」
写真には
緑の髪をひとつ縛りしていて黒の犬耳が生えていて優しそうな顔をしていて青の中華風の民族服を着た男性が写っていた
「近接攻撃特化型よ、優しそうな顔をしているけど敵を笑いながら倒すらしいわよ、見ての通り獣人よ」
「それを聞くと狂気を含んでるように見える」


「次に現れたのは第六天聖〈超天使ホーリーヒーラー〉フェル」
写真には
黄金の腰までの長さの髪に頭上には光の輪があり背中には純白の羽が左右に二枚づつ生えており、微笑みを浮かべていた
格好は白のワンピースに白のパンプスを履いている女性が写っていた
「回復特化型で種族は見た目通りの天使よ」
「ふーん」


「次に現れたのは第八天聖〈神速神風ダッシュスピード〉クナイ」
写真には
短い赤髪を立てており顔は爽やかな感じだ
格好は黒のライダースーツに黒のブーツと髪以外真っ黒の男性が写っていた
「速さ特化型で物凄い速さを出せるのよ」
「へぇ」


「次に現れたのは第五天聖〈超魔術師マジカリスト〉カイル」
写真には
銀髪が腰までの長さがあり、耳が尖っていて顔は美形
格好は青のローブを着ており、中は白学ランのようなものを着ている男性が写っていた
「魔法特化型でエルフよ」
「へぇ」


「最後は第七天聖〈重盾戦士ガーディアン〉アルゥ」
写真には赤のゴツい鎧だけが写っていた
「ちなみに女性で防御特化型よ」
「そうなんだ」

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