異世界日誌

白ノ宮

第6話 交代

ギルドは酒場と合体しており、とても賑わっていた。
夕方ということもあって結構な人がいた。
冒険者はムキムキの男性ばかりのイメージだったが女性もいて、逆にムキムキ男性が少なかった。
皆楽しそうにお酒を飲んでいる。
お約束の展開だと、酒に酔ったムキムキチンピラが絡んで来るのだが私は主人公キャラではないので心配の必要がない。
(主人公なんだよなぁby作者)
受付に向かおうとするとムキムキ男性が立ちはだかる。
「おやぁ〜?こんなところに何の用かなぁ、お嬢ちゃん」
このムキムキ...酔ってますな。
でも親切そうだ。ここは正直に話してみよう。
「冒険者登録をしに来ました」
するとムキムキの雰囲気が豹変して
「お前のようなガキが冒険者だァ?ふざけるな!冒険はお遊びじゃねェンだよ!わかったらとっとと帰れ!」
怒られてしまった。
多分この人は私のことを心配して怒ってくれているのだろう。
本当に親切なムキムキおじ様である。
見ず知らずの子供をここまで心配してくれる人がいると思うと目頭が熱くなってきた。
「うっ...えぐっ...うぅ...」
あまりの感動に言葉が出てこない。
とりあえずお礼を言わなくては。
「あの...じんばいじてぐたざってありがどうございます」
「ふんっその程度で泣いているようじゃ...って、ハァ⁈心配⁈」
「ずびびびびっ、久しぶりに心配してもらった為に感動してつい涙が」
「お、おう。まぁお嬢ちゃんにはまだ早いってことだ。早く家にお帰り」
あぁ、この人は仏様だったのか。
じゃあお供えものをしないと、ってあれ?意識が...
ーーなんか変な方向に行ったので時間を戻して、作者創造神が直々に操作します。
※イキリ注意
ちょうど絡まれた頃。
薺君、ここはこう対応するのがテンプレってものだよ。
「えー?おじさんこそまだ夕方なのにそんなに呑んでるんだから、見逃してよー」
「それとこれとは関係ないだろ!」
そう、一切関係ない。しかし、論点をずらしまくって相手をイラつかせて荒事に持っていく算段である。
そうすれば、金魔法で身体強化して殴ってハイ解決。
我ながら、最高にイキった作戦だと思う。
さて次は...。




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