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魔女が生き残った世界で生活する俺ら、当然魔法使えるよね?

Pman

第13話 事件

体育館、と最早それは普通レベルではないほどの超大型の建物に2千人超の生徒が集まった。


上級生は、年を重ねるごとに、闇の深さに差が開いていった。それは、最下位クラスと最上位クラスの生徒の顔つきで、一方は地獄、もう一方は心から学生生活を楽しんでいるかのような天国を表すような顔つきだった。


一年生生徒代表で、Aクラスの百音が挨拶をすることになった。
感動的なスピーチを終え、壇上から降りる瞬間、百音の背後に黒い霧が現れ、それは百音と共に霧散した。


一瞬の出来事に、誰も動けず、そして誰も何が起こったか、把握できずにいた。

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