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魔女が生き残った世界で生活する俺ら、当然魔法使えるよね?

Pman

第6話

「はぁ、やっぱり信じらんない」


また、百音は溜め息をつく。勢いよくいったせいか、肩を揺らしている。


「で、二つ目は?」


「あんた、本当に授業受けてないのね。一般常識よ?魔法高等高校は、まぁ、魔法を使えるようになるぐらいよ」


「じゃ、じゃあ国立の方は、どうなんだ?」


「格が違う。私もあそこの方は、よく知らないのだけれど、あそこを卒業さえ出来れば人生の勝ち組よ。まぁ、あんたなんか入学できないでしょうけれど」


「いや、募集定員ないんだろ?」


「さあね」


「おい」


「そもそもお前もよく知らねぇみてぇじゃねぇか!偉そうに言いやがって」


「は?あそこは極秘過ぎて、入学するまでシステム自体しることができにいんだよ、バカ!」


罵りながら、そんなこんなで俺らは再び教室へ戻った。




この時間帯、普通なら誰もいないはずだが、一人、誰かを待つ生徒が座っていた。


優等生の真面目君だ。ちなみに名前は知らない。
そもそも大学の講義室のような教室で授業を受けているのも一クラスあたりの生徒数が多いからだ。一クラス二百人だっけ?だから、名前も知らないし、俺はクラスのやつらと関わらない主義なので、当然知ってるやつは限られる。



俺と百音はそいつを無視して帰り支度を始めた。しかし、彼の待つ、待ち人は俺らしく、


「ちょっと君」と呼ばれた。最初は俺ら二人のどちらを指しているのかわからず困惑したが、彼が俺を見てくるのので、百音に


「悪い、ちょっと先帰ってくれ」と言い、彼のもとへ動いた。百音は一瞬、ムッとしていたが、
「しょうがないなー」言い教室からでていった。


「で、なんなんだ?」


「君に、折り入って頼みがある」


優等生は恥じらいながら、口にした。
プライドを捨て、彼自身の秘密をさらけ出すような気迫を感じた。


「その前にさぁ、俺らはお互いの名前すら知らないじゃん。お前名前は?」


「先に聞いといて失礼な奴だな。普通なら、先に名乗るはずだが?」


「なんでお前、そんな偉そうなんだ?」


「悪い。癖で。僕の名前は新木進。君の名は?」


「進道だ。とりあえずお前を信頼に値する人物として話を聞こう。頼みとは何だ?俺にも限度はあるぞ」


「わかっている。では、君は日野百音さんと仲がいいんだろ?」


「まぁな。一応、幼馴染みだし。百音がどうかしたのか?」
ふーん、わかったよ進君。大方君は……


「僕、日野さんのことが好きなんだ。良ければ協力してくれないかな?」

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