やはり、創造神の加護はチートでした

弥音 雪

9話 5歳の前日




  明日でついに5歳となる。

  この2年間半は前世も含めて1番頑張ったと思う。なにせ空いてる時間は全て使ったのだ。しかも途中からは同時に同じ質で訓練した。自分でもやりすぎたとは思っているがその分力がつくと思えば結果的には良かったと思う。

(ついに明日でこの世界に来て5年か。短かったなぁ。美咲は元気にしてるかな……。)

  そんなことを思いつつ、もう習慣になってしまった朝の走り込みを行う。

(最初は辛かったけど、今じゃいくら走っても疲れないぐらいまで成長したな。)

  走り込みが終わった後は朝食を食べる。

「おはよう母さん。」

「おはようレオン。レオンはいつも起きるの早いわね。」

「習慣になっちゃったからね。あと、明日が楽しみだからかな?」

「そうね。もう5歳だものね。明日からは大変よ?教会に行って5歳になった報告をしたり、知り合いの商会とかに挨拶しに行かなきゃならなかったり。」

「頑張ります!」

  教会に行ったら神様に会えるかもしれないな。とかそんなことを思いながら朝食を食べ終え、次は剣術や武術だ。

  剣術と武術は昼までやっている。まず最初に素振りをする。その後は目標に向かって剣技を繰り出す。反省して、改善。そしてもう一度剣技を繰り出す。この繰り返しだ。

  武術に至っても基本的には同じである。目標に向かい殴ったり蹴ったりして、改善してもう一度やる。そして時々新しいことも試すようにしている。発見があるかもしれないしね。

  そして昼時になった。

 「んー!やっぱり母さんの料理は美味しいね!」

  毎度ながら言っているが本当に美味しいのだ。

「ありがとね!」

  軽い雑談を交わしながら昼飯も食べ終え、次は魔法の訓練だ。

  魔法の訓練は最初に魔素操作をしてからにしている。理由はいくつかあるがやはり習慣になってしまったっていうのが大きい要因だろう。魔素操作に1時間かけた後は基本属性の訓練をしている。そこから徐々に上位魔法を使っていく。もちろんその時は空間魔法を使用している。

  そして最後に合成魔法を使っていく。初めて試した時は巻き添えを食らったほど異常な威力だった。それからは力加減の調整をしている。そしてたまに新たな組み合わせで合成魔法を使用している。

  これが終わった頃にはいつも日が落ち始めている。それだけ重要なのだ。

「ただいま~」

「おかえりレオン。父さんもいるからすぐ夕飯にしちゃうわよ。」

「わかった!すぐ用意するよ。」

  そう言ってすぐに着替えて夕飯に向かう。そしたらもう2人共席に着いていた。

「ごめん。遅れちゃった。」

「別に大丈夫だ。俺も今来たばかりだからな。」

「それじゃ、みんな揃ったし頂きましょうか!」

  この時前世の癖で、いただきます。って言いそうになってしまう。別に困ってはいないから大したことではない。

  因みにこの世界では

「今も幸せに食べられることに感謝し、乾杯!」 

「「乾杯!」」

  前世のパーティとかでよくあったな。とか最初は思ったが。まぁ前世のことだ。

  夕飯は肉類が多かった。しかもどれも美味しいものばかりだった。やっぱり母さんの腕は凄いな。

  そんなことを思いつつ快調に食事が進む。

「レオン、お前も明日で5歳だな。この5年間異様に短く感じたぞ。しっかり剣の訓練も続けてるみたいだし、こりゃ将来有望だな!」

「まだまだ頑張ります!冒険者になってしっかり稼いで2人共楽にしてあげたいからね!」

「ありがとね、レオン!期待してるわ!」

「そーだな。お前には稼いでもらわなくてはな。」

「期待していて!」

  そして夕飯を食べ終わり、お風呂はないので水魔法と光魔法で体を綺麗にして、魔素操作をした。

  寝る前に感謝しておかなければと思った。

《チセ、5年間ありがとね!ほんとに助かったよ。これからもよろしくね!》

《はい!マスター。これからもよろしくお願いします。》

《うん!頼りにしてるよ!》

  その後はいつもりよも幾分気持ちよく寝れた。


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コメント

  • 虎真

    僕は思った。異世界転移魔法行ける説
    魔力消費量軽減をすればいけるな

    1
  • 海神龍激

    夕飯にしちゃうがしょちゃうになってますよ

    3
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