自分が自分であるために

香坂蓮

自我同一性

 自我同一性いわゆるアイデンティティといわれるもの。思春期にかけて18歳頃までに確立されるものである。

 自我同一性という言葉は心理学者のエリクソンの心理社会的発達理論の中で提唱した概念である。

 エリクソンは、人間の成長段階に応じ達成するべき心理的課題があると述べた人物である。

 その中の思春期から青年期にかけての発達課題として述べているのが自我同一性である。

 自我同一性についての解釈は考え方や見方によってそれぞれ異なるとは思う。私自身は、自我同一性とは、自分らしさではないかと思う。

 では、思春期から青年期にかけて、いわゆる青春時代に自分らしさを確立できたかどうか。
また、自分らしさとは何か。難しい問題ではある。

 

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