経験値チーターによる異世界無双(時々神様のお使いします)

白銀紺

異世界転生とお約束?

スキルLVの概念を見直しました。




大きいイモムシの魔物を無事倒してLVも結構上がった俺はマップに記されている近くの街に移動を始めていた。
道中さっき倒したのと同じ魔物が3体ほどでてきたがショットの魔法で難なく爆散させていた。

そして上がったステータスは

名前:トウヤ  所持金1000ゴルド

職業:平民LV30 スキルポイント11680

HP:100/100
MP:390/390
ATK:90
INT:390
DEF:92+16
SPD92:+10
DEX:63
LUC:100(固定)

エクストラスキル

賢者の叡知
獲得経験値100倍
必要経験値100分の1倍
拳聖
剣聖


スキル
アイテムボックスLV10
マッピング
創魔LV10
鑑定LV10
体術LV10
剣術LV10
拳術LV10
格闘LV10
回避LV10

加護
天使リューエルの加護LV10

となっていた。

剣術と拳術をLV10まで上げることで新たに
剣聖と拳聖というエクストラスキルを手に入れた。

剣聖:剣を扱う動作に超極大補正。その剣が持つ最大限の力を行使することができる。

拳聖:格闘動作に超極大補正。己の拳を鋼よりも硬くすることができ、拳圧で遠距離攻撃をすることができる。

「やっぱ、チートだな前回もこのスキルのお陰で魔王を倒せたからな。てか、ステータスの伸び代がおかしい。これもあの駄天使のせいか?」

剣術スキルは剣など握ったことがないものでも剣が扱えるようになるとても優秀なスキルだ。
ただ、剣聖はそんな概念をも打ち砕く。例え相手の剣士のステータスが自分の倍以上あったとしても剣聖スキルがあるだけで闘いを有利に運ぶことができる。

「そういえば、あのアホ天使、神器の場所とか全く教えてくれてねぇし。今度あったら絞めるか。」

と、街へと続く街道沿いを歩きながらぼやいているとマップに人の反応と敵の反応が同時に現れる。

「この反応だと誰かが襲われているのか?全くこんなお約束誰が望んでいるのか」

距離にして500メートル。だが、LVが上がりそれに伴うステータスの向上で並々ならぬスピードで現場につくことができた。

見るところ、どこぞの金持ちの馬車が下級な魔物に襲われている様だった。

馬車の回りには下級な魔物の代名詞とも言えるゴブリンが6体。

それに対して馬車に付き添う護衛と思しき騎士が一人。ステータスではゴブリンに勝っているものの数の面でジリ貧になっている。

「そこのお前少し屈め」

余り長くは持ちそうになかったので、ショットの魔法を使い一瞬でゴブリン6体に文字通りヘッドショットをきめた。

「すまない。助太刀感謝する」

ゴブリンを倒した後、護衛の騎士が話しかけてくる、が明らかに男のそれとは違う透き通る少し高い声。

「もしかして女か?」

「あぁ。」

そう言うと騎士はヘルムをとりその顔を表す。

そこには色白でいて目付きが少し鋭く一言で言って超絶美少女がいた。
あまりにも美少女過ぎて思わずフリーズしてしまった。

「どうした、大丈夫か?」
女騎士が心配そうに聞いてくる。

「いや、すまないヘルムのせいで男だと思っていたから少し面食らっただけだ。」

美少女過ぎて見とれていましたなんて言葉は勿論言えず適当に誤魔化した。

「そうか、いや気にする事はない。大抵こういう仕事をするのは男だから間違えられても無理はないさ。こっちは命を助けてもらったしな。」

「そう言って貰えると助かる。俺は遠い国から旅をしているトウヤだ。差し支えなければ何故こんな道の往来で襲われていたか聞いても?」

魔物は普段人の通る街道を避け森や自然にできた洞窟などを拠点として生活している。
それ故街道を行き交う商人や旅人も安心して移動できるというものだ。

「私は冒険者のアリス・コードウェッジ、アリスと呼んでもらいたい。私は近くのアクセルの街を拠点としている冒険者だ。今回は馬車の護衛を頼まれここから馬車で4日程の場所にあるアランの街から護衛としてアクセルの街に向かう途中だった。」

アリスの話を要約すると、最初は他にも二人護衛がいたのだがここにくる途中で突然態度を変え馬車を襲ってきた。
アリスはその二人をなんとか倒しそれからは一人で護衛を続けていたと言う。

アクセルの街が近づいてきたことに安心していると理由は分からないが急に魔物が出てきたそうだ。

「依頼人の方は有名な商会のご令嬢でな。二人は後で令嬢を人質にして身代金を要求するつもりだったのだろう。」

「成る程な。」

異世界とは言えど悪人の考えることはそんなに変わらないと言うことか。

「もし良かったら護衛するのを手伝ってもらえないだろうか?恥ずかしい話だがさっきの襲撃で手首を痛めてしまってな」

「俺は構わないが依頼人に確認をとらなくても良いのか?」


「それには及びません」

いきなり馬車から声がしたかと思うと中からいかにも品が良さそうな少女が出てきた。

「私はカシア・アドトレード。アドトレード商会会長ナンボ・アドトレードの娘です。この度は私どもを助けてくださり感謝の言葉もありません。私としてはアリスの言う通り護衛をして貰えれば有り難いのですが」

「わかった丁度俺もアクセルの街に向かう途中だったからな。」

「それは良かった。ではアクセルの街までアリスと護衛をお願いしますね。」

「あぁ。」

街は近く歩いて一時間程だそうだ。
道中アリスと話をしこの世界の事を聞いた。

「金の単位はゴルドでこれは変わらない。あとこの世界には合計6ヶ国あって、帝国、聖国、皇国、法国、魔国、竜国、それぞれが相互不干渉の契約を結びここ200年争いは起こっていない。魔王は200年ぶりに復活したが魔物が強くなったと言うことはない。」

「なるほどな。助かったありがとう。」

「いや、当たり前の事を言っただけだからな。ていうか、そんなことまで知らないなんていったい何処から来たんだ?」

「とてつもない田舎からだよ。」

「にしては見事な魔法だったな。風の魔法のように見えたがあんなものは見たことがない。他に何か使えるのか?」

「あー、魔法は師匠に習ったんだ。他にはまぁ色々かな?」

「ふむ、気になるが言いたくないようであれば聞かないでおこう」

「あ、そうだ手首を怪我したんだろ?見せてみろ」

そう言いアリスの手をとる。細いながらも引き締まった腕に剣士の手。それぞれは尋常じゃない訓練を積んできた証なのだろう。

「ヒール」

回復魔法のヒールを手首にかける。
淡い光がアリスの手首を包むのと同時に少し赤く腫れていた患部が治っていった。

「これは驚いた。攻撃魔法だけでなく回復魔法まで使えるなんて。」

どうやら一般人はどちらか一つか補助魔法しか使えないらしい。

「まぁ、偶々だ」

適当に誤魔化しアクセルの街へと向かうのであった





誤字が見つかった話は見つけ次第随時修正していってます。
次回更新は4月2日の午後を予定しています。

読者の皆様のお陰でお気に入り10人を突破することができました。
これからも御愛読よろしくお願いします。










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