《第1章》第2話 異世界の街 ヴォルガ

俺は今異世界に来ているようだ。

そこであったミカと一緒にギルド申請をしに行っている最中だ。
今回の話はギルド受付に行くためにヴォルガを歩いている俺とミカの話である。


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ミカ「いやー、すいませんね」

マサキ「全然大丈夫だ、それよりミカはギルドはいってなかったのか？」

ミカ「入ってないよ」

マサキ「じゃあどうやって生活してたんだ？」

ミカ「内職とかやってたよ、あとお母さんも働いてたから」

マサキ「なるほどね、じゃあ結構器用なのか？」

ミカ「そうなのかもねー」

マサキ「お母さんは何やってたの？」

ミカ「お母さんは、ギルドに入ってるよ。」

マサキ「え！ ギルド入ってるの！？」

ミカ「うん、大魔導師ハイマジシャンっていう職業にね」


大魔導師ハイマジシャン。
なんか強そうじゃんか！


マサキ「すげえな、お母さん。やっぱり大魔導師ハイマジシャンって強いのか？」

ミカ「まあね、一応上級職っていう部類に入る職業だからね」


上級職。俺が日本にいた時にやってたゲームにもあったな。一つグレードが高いのか。意外とすごかった、ミカの母ちゃん。


マサキ「上級職ってワンランク上の職業だよな！凄いじゃねえか！」

ミカ「上級職の地位は知ってるのね」

マサキ「ああ、一応日本でね」

ミカ「日本か、異世界にもそういうのがあるんですねー。」

マサキ「まあ、たまたま知ってただけだから、」

ミカ「そうですか、では一応説明しておくね」

ミカがそう言うと職業の説明をした。

ミカ「この世界には職業があります。

大きく分けると3つあってそれぞれ【基本職】【上級職】【究極職】というふうにグレード事に分けられています。

中には【特別職】と言って普通の人ではなれないような職業や特殊な職業があります。

あとは、、ギルドに行った時に必要に応じて教えてくれると思うので私の説明は終わりにするね。」

マサキ「なるほど、何となくわかった、で、ミカはこんな実績を持ったお母さんがいるのにギルドに入らなかったのか。」

ミカ「いや、それは……あの、1人だと、心細いというか、何というか……」

マサキ「そういう事か、だから今日なのか」

ミカ「うん、一緒にやりたい人いたらやろうかなとおもってたんだけどね」

マサキ「なるほど、まあ俺もこれやらないと生きていけないし、お互い頑張ろうな！」

ミカ「うん、頑張ろう！」

マサキ「よーし！じゃあ行くか！」

ミカ「うん！」



数分後



マサキ「ここか、ギルド！」

ミカ「そうです、これから受け付けに行きますよー！」