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Azurelytone 【1】~アズレリイトオン~

羽兼

008 漆黒の部屋


漆黒に塗りつぶされた部屋は、
ミヅキ以外の入室をゆるさない。


ベットに腰をかけながら、壁をみつめる。


ミヅキが呟くと、闇が応えた。 


いや…壁の染みが顔の陰影になり、
口元が動き出した。


<違う……あの女のモノではない>

<というより……別の種だ…>



「あの子供は食事に手をつけた…」

「新陳代謝をしている」

「それは、身体が成長するということ」


<しかし、見たままの歳ではないな>


<もしかしたらお前より歳上かもな>



「刻(とき)が止まっていない
    ダーザイン(不死者)?」



「別の種か……?」


<……もし、あのガキがいった
   洗脳できるブレンド(能力)が
   本当だとすると、奴の
   ダストのキャリア(闇の深さ)
   は相当だな>


<……グフフっ  喰ってもいいか?>


<……あっ  まて……冗談!!!>



ガン !!!!




<ぐっ ……ヒデェ…>

<顔面もろだぞ……くっ>




「様子をみる……手をだすなよ」


言い捨てると、
ミヅキは部屋を後にした。 



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