遊戯学校の転校生

鈴森 涼

8 何でもジャンケン

もちろん彼氏が来ることは想定済み!
まぁ、この女がおしゃれしてるからな。
彼氏にも勝てばいい話だ!

「勝負?いいぜ!」
「じゃあ時間もないし早く決めようか。」
俺には必勝法があるからな
「いいだろう、勝負は何でもジャンケンだ。俺が勝ったら今度こそお前のの彼女を貰うからな!」

そう言うと、女の顔が赤くなった。
「かっ、彼女だなんてそんなぁ!」
首を横にふりながらも嬉しそうだ。
「彼女じゃないです。」
彼氏の方がそう言うと、彼女は落ち込んだ。
「…まぁそうだけどさぁー。」

「…さっさと始めるぞ!」
「そうですね。」
ジャンケンでムテキに勝てるものはいない!

「ジャンケンポン!」
俺がムテキを出すと、アイツは猫の手みたいなのを出した。
「なんだそれは?」
「猫の手です。」
いや、そうなんだか、
「…それは…強いのか?」
「ムテキより強いですよ。」
は?
「なんだそれ!そんなのないだろ!」
「何でもありなんですよね?」
「な、なんだと?」
「なら、新しく作り出せばいい。」
確かにそうだ。
勝者 祐太

「待て!ズルじゃねぇか!俺は認めないぞ!」
俺が負けるはずがない!
「もう一度勝負だ!今度は負けねぇ!」
すると、祐太は俺の耳元で呟いた。
「急いでると言いましたよね?そんなにやりたいなら命でもかけますか?」
ひぃっ!なんなんだこいつ!
「なんてね!」
祐太はニッコリ笑った。




祐太は逃げる不良に手を振っていた。
「猫の手なんてあったんだー!」
勉強になった!
「あれは何でもいいって言うから適当だよ」
「なんだ、そうだったのかー!」
祐太ゲーム得意なのかな?
「あっ、時間が!急いで!」
祐太…凄い楽しみなんだなー。

待ち合わせ場所に戻ると、
もう志乃と斗真がいた。
「遅いわよー」
「ごめんごめん、色々あって!」
「全く!先に行ったのに!」
「よし!では行きますか!」
祐太が歩き出した。
「そうだな、行くか。」
斗真も行く。
「よーし!志乃!行くよー!」
「はぁ。」

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