遊戯学校の転校生

鈴森 涼

5 休日は遅く起きる

 起きると時計は10時になっていた。
昨日寝たのが確か朝方の4時、すごく眠い。
「皆いたんだ。」
三人はまだ寝ていて、
俺の部屋はすごいことになっていた。
「ふー、片付けないとな。」

少し片付けて気付く、
「洗濯機こわしたんだ!」
洗面所にいくと、夢ではなかった。
「どうしよう。」
受付の人に聞いてみるか。

一階に行き、受付にいく。
「おはようございます。」
「あ、おはようございます。」
営業スマイル?がすごい。
「どうされました?」
「あの、洗濯機を壊してしまって…」
「あー、それでしたら、まだ保険があるので直せますよ!」
「本当ですか!ありがとうございます!」
「お出掛けに行ってる間でも
 やっておきますね。」
「じゃあお願いしまーす。」

 部屋に戻ると、志乃がうつらうつらしていた。
「ふぁ。」
「おはようございます!」
「ああ、おはよう。」
俺のことを二度見した。
「って、なんでいるの!?」
「ここ俺の部屋ですから。」
「確かに!じゃああのまま寝ちゃって…」
「そうらしいですね。」
「えっ、じゃあ、由香は?」
「志乃さんの隣です。」
志乃の隣に由香が笑いながら寝ていた。
夢の中でも幸せなのか。

「洗面所借りるね。」
「どうぞー。」
「あっ、祐太二人起こしてあげて。」
「わかりました。」


「由香さーん、斗真さーん起きて下さい!」
全く反応がない。この人達…強い!
「二人ともなかなか起きないですね。」

しばらく格闘してると、
志乃が洗面所から出てきた。
「志乃さん、起きません。」
「はぁ…まぁいつもの事よ。」
いつもなんだ。


「あと…その…志乃でいいよ。」
志乃がモジモジしながらなんか言っている。
「え?」
「同級生なんだし、敬語いらないよって!」
「そうですか」
「ほら!」
うーん、癖なんだよなぁ。
「そ、そうだね。」
「それでよし!」
志乃は満足そうな顔をした。

「じゃあ朝ごはん作るから。」
そういえばお腹が減ってきた。
「そんな、悪いですよー。」
「大丈夫!あと、敬語。」
やっぱり慣れないな。
「そんな、悪いよー。」
「じゃあ起こしといてね!」
むしろこっち手伝ってほしいのだが。

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