遊戯学校の転校生

鈴森 涼

0 転校先の学校は

池田祐太いけだゆうたです、よろしくお願いします。」

 季節は春なのに、入学ではなく転校してきた俺、高校一年。
今日からこの敷地から出ない生活をする。
寮生活や休日、お出掛けなんかも楽しみである。
「じゃあ席について、あそこの空いてる席」
「はい」


席に座ると、隣の女子が声をかけてきた。
「よろしく!」
「あ、よろしく。」
「ね、君どこから来たの?」
「えと」
「私、由香!高橋由香たかはしゆか!よろしく!」
質問は?
俺があたふたしていると、
「由香、祐太くん困ってるよ!」
また別の女子が、
「えと」
「あ、私は佐々木志乃ささきしの、よろしく!」
「よろしくお願いします。」
「授業始めるぞ!」
先生が叫ぶ。


放課後
帰ろうとすると、由香が近づいてきた。
「祐太くん!今日ひま?学校案内してあげるよ!」
おそらく案内してもらった方がいいのかな?
「それはありがたいですね」

また、誰かが近づいてくる。
「俺も一緒にいいかな?」
今度は男子。
「えーと?」
「ああ、俺は斗真とうま。」
「斗真は案内しなくても分かるでしょ!」
「いやいや、案内する側だよ。」
「ありがたいです。ぜひ!」
「だよね!よろしく!」

またまた、誰か近づいてくる。
「私もいく!」
「えーと、志乃さんでしたっけ?」
「お!覚えててくれたんだー!」
授業中あんだけ話しといて、覚えれない筈がない。
「じゃあ、よろしくお願いします。」

「えー、志乃もー?」
「なに?祐太くんと二人がよかったの?」
「い、いや!全然違うよ!」
「本当かなぁ?」
「本当だって!じゃあ行こう!学校探検!」
学校案内じゃないのか。
「そうですね、いきましょう」

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