好きになったらいけない恋

ホットコーヒー

第34話夢の国ですから

ホテルに戻ると早速今日の思い出に浸り部屋のソファに一緒に座り撮った写真を見ていた。


『本当に夢のような時間でしたね
また来たいです!』


『.....ああ、そうだね。
また絶対に連れて来るよ』


こいつは本当に気持ちの切り替えが早い。


(ついさっきあんな事あったのにな...)


『でも、先輩のビビリようは本当に笑いましたよ』


カズヤが思い出し腹を抱えて笑う。


『お前まだ言うか!』


ふざけてカズヤの肩を掴んで揺らす。


それに便乗してカズヤが正面から抱きついてきて、顔を近づける。


『せんぱい、ちゃんと付き合うまでこう言う事は我慢しようと思ってたんですけど... 今日だけは夢の国の出来事って事でダメですか?...』


急な展開に言葉がつまり出てこず、
顔が真っ赤になる。


『せんぱい、顔真っ赤ですね。
わかりやすいんですから』


カズヤが唇を重ねてきた。


さっきは分からなかったが、とても柔らかい感触だ。


カズヤが舌を入れてきた。


少しずつ呼吸が荒くなってきて、体温も暑くなってるのが伝わる。


キスはとても情熱的で頭の中が溶けそうなくらい気持ちいい。


カズヤが顔を離して聞いてくる。


『はぁ はぁ はぁ...』


『せんぱい僕のキスはどーですか?
気持ちいいです?』


キスをされただけで、体がこんなに暑くなる事にびっくりした。


『...あ、うん...』


『せんぱい、素質ありますよ』


何を言ってるのかは分からなかった。


『続きしたかったですけど、なんだか
満足しちゃいました! やっぱりこの続きはもう少ししてから、ちゃんとやりましょう』


体がこいつを求めている。


ここまでやって正直ムラムラが止まらないが情けない姿を見せられないと思った。


『そ、そうだな...』


『せんぱい、一緒にシャワー浴びましょう!体洗いっこしましょ!』


こいつは本当にわからん。


服を全て脱ぎ、ガラス張りのシャワー
ルームに入る。


『せんぱい、洗いますね』


カズヤがボディーソープを手に取り、
俺の体を素手で撫で回す。


今さっきで体を触られるだけで感じてしまう。


『ふっ ん  あっ  ....』


『せんぱいどーしました?』


『な、なんでもない』


こいつはわざと、こんな触り方をしているのだろうか。


『はぁ はぁ はぁ、カズヤ.... おま..』


カズヤが俺のアソコをしごき始めた。


『せんぱい大きくなってたから
溜まってるんですね。さっき途中で辞めちゃってごめんなさい』


カズヤがスピードをあげる。


『ああ〜 カズヤァ...んんっ』


気持ち良さにすぐにイッしまった。


ガラスに精子が飛び散る。


『はぁ、はぁ』


『先輩、先に上がってていいですよ』


泡を流し終わり、先にシャワールームから出た。


(こいつ絶対面白がってるな)


服を着替え、ベットに入る。


しばらくするとカズヤも、シャワーからあがってきた。


『先輩、もう寝ますか?』


『うん..つかれた』


同じ布団にカズヤが入ってきた。


『今日の思い出は一生忘れません』


俺の胸に頭を密着させ、夢の国での
出来事に浸りながら眠りについた。



帰りの新幹線は疲れて2人とも眠っていた。


『先輩!じゃあね!ぜっったいまたいきましょう!!』


『ああ、必ず連れて行くから。』


夢の国への旅行は最高の思い出で終わった

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