戦闘狂、異世界を歩く!
4.門番と俺
森を抜けてから4時間歩き続けるが何もない。
時刻でいうと11時に森をでて、今3時だ。
本当に何もない。
あるとしたらたまに出てくるモンスターだけだ。
しかも、とてつもなく弱い。
大体、俺の目にはいってくるものは草だけだ。
「いつ頃付けるの」
<到着予想時刻は明日午前3時です>
「え……嘘でしょう」
<本当です>
今日は近くの街に止まるしかないか。
「神工知能、目的地変更」
<了解しました。変更先を指定して下さい>
「近くの街で」
<現在地から1番近い街を検索しますか?>
「はい」
<検索完了、案内を開始します>
「どれぐらいでつくの?」
<到着予想時刻は今日3時半です>
よかった~
近くに街があって。
そう思って先程とは少し左にずれた方向に歩き出した。
~30分後~
「おっ、あれが街か」
俺は少し遠くにレンガがかは分からないがそれらしきものが積み上げられ壁で覆われている街が見え、やっと休めると歓喜した。
そう思い歩みを少し早めた
城壁前
「高いな」
遠くから見るよりも近くで見た方が壮観だった。
そして、街に入ろう門番に話しかける。
「すみません」
「子供か」
「両親はどうした?もしかしてはぐれたか?」
街へ入ろうと、年季の入った西洋風の甲冑を着た門番らしき40代くらい男性に話しかけるとそんなことを言われる。
因みに、甲冑は完全に着込むものではなかった。
「違います」
「知り合いに会いに行くために旅をしているんです」
しっかりと違う事を伝え、理由を話す。
「その年で旅をしているのか」
門番の男性は驚いた表情で言う
「はい」
すぐに同意を示す。
「それでは、市民カードを持っていないということだな」
さすが、年季の入った鎧を着ているだけあってすぐに職務に戻った男性は俺にそう尋ねてきた。
「森の近くの小さな村に住んでいて市民カードというものを知らないのですが教えて頂けますか」
アカシックレコードで調べても良かったがアクセスには神力を使うのでここで使うと門番にばれるので、怪しまれないように適当な理由を付けて丁寧な口調で聞く。
「市民カードというのはこの街に住んでいて税金を払ってる人に与えられるもので、税金払うの代わりに街の通行料や街の中の公共施設で優遇措置を受けれるカードだ」
門番の男性は子供の容姿の俺にでも丁寧に答えてくれた。
「すみません。市民カードは持ってないです」
そんなもの持っていないので正直に言う。
「それでは、通行料として大銅貨10枚と身分証明書は無いだろうからこの後、冒険者ギルドにでも発行して貰うといいだろう」
お金は持っていなかったのでこの様な時のために予め狩っておいた魔物で交渉する事にする。
因みにこれまで道中で狩った魔物は次の通りだ
ハイブラックウルフ×7
ブラックウルフキング×1
ブラックウルフ×24
ゴブリンマジシャン×2
ゴブリン×31
ブルザークラビット×39
「お金を今持ってないので魔物での支払いって出来ませんか」
俺がそう言うと門番の男性は少し考える。
「わかった。近くにいるブルザークラビットを5体狩ってきたら大銅貨10枚分にしてやろう」
「ありがとうございます。ブルザークラビットだったらもう狩りました」
よかったぁぁぁ~これでだめだったら野宿だったからな
「何処にあるんだ?」
門番の男性は少し首をかしげる。
「ここに」
そう言いながら無限収納から5体ブルザークラビットを出し門番の男性に渡す。
しかし、出した後にユニークでこんなスキルを持っているとしれたら。
そう思ったが杞憂にすぎなかったようだ。
「アイテムボックス持ちか。珍しいな」
勝手に門番の男性が解釈してくれたので助かった。
「仮通行許可証だ」
門番の男性が白い仮通行許可証と書かれた紙を渡してくる
「冒険者ギルドで身分証明書を発行して貰ったらまた来い。普通の通行許可証を発行してやる」
「分かりました。後、ひとつ伺いたいのですが他の魔物を売りたいのですが何処へ行けば良いでしょうか?」
多分、冒険者ギルドだろうけれど一度聞いておく
「それも冒険者ギルドで出来る」
予想通りだな
「何から何までありがとうございます。それでは失礼します」
「おう」
そう言い門番の男性に別れを告げて門を後にする。
俺は冒険者ギルドに行く前にやらなければならないことを思い出した
常識を確認しなきゃ
そう思いひとけがない場所へ行き神スキルの一つを発動させる
「アクセス、アカシックレコード、常識」
これは神工知能にも使われていて色々なものにアクセスしたり、アクセス権を付与したり出来るスキルだ。このスキルで今回はアカシックレコードにアクセスする。
<この世界の成人を基準に常識をアカシックレコードにアクセスします>
数秒後
<アクセスが完了しました>
この世界基準が大体分かった。
一部紹介すると
お金(単位:コル)
銭貨1枚=1コル
銅貨1枚=10コル
大銅貨1枚=100コル
銀貨1枚=1000コル
大銀貨1枚=10000コル
金貨1枚=100000コル
大金貨1枚=1000000コル
白金貨1枚=10000000コル
この街の名前:エルイア
とか色々な常識が分かった。
全て読み込めた訳ではないので暇なときに理解していくことにする。
その後、予定通り冒険者ギルドに行くことにした。
時刻でいうと11時に森をでて、今3時だ。
本当に何もない。
あるとしたらたまに出てくるモンスターだけだ。
しかも、とてつもなく弱い。
大体、俺の目にはいってくるものは草だけだ。
「いつ頃付けるの」
<到着予想時刻は明日午前3時です>
「え……嘘でしょう」
<本当です>
今日は近くの街に止まるしかないか。
「神工知能、目的地変更」
<了解しました。変更先を指定して下さい>
「近くの街で」
<現在地から1番近い街を検索しますか?>
「はい」
<検索完了、案内を開始します>
「どれぐらいでつくの?」
<到着予想時刻は今日3時半です>
よかった~
近くに街があって。
そう思って先程とは少し左にずれた方向に歩き出した。
~30分後~
「おっ、あれが街か」
俺は少し遠くにレンガがかは分からないがそれらしきものが積み上げられ壁で覆われている街が見え、やっと休めると歓喜した。
そう思い歩みを少し早めた
城壁前
「高いな」
遠くから見るよりも近くで見た方が壮観だった。
そして、街に入ろう門番に話しかける。
「すみません」
「子供か」
「両親はどうした?もしかしてはぐれたか?」
街へ入ろうと、年季の入った西洋風の甲冑を着た門番らしき40代くらい男性に話しかけるとそんなことを言われる。
因みに、甲冑は完全に着込むものではなかった。
「違います」
「知り合いに会いに行くために旅をしているんです」
しっかりと違う事を伝え、理由を話す。
「その年で旅をしているのか」
門番の男性は驚いた表情で言う
「はい」
すぐに同意を示す。
「それでは、市民カードを持っていないということだな」
さすが、年季の入った鎧を着ているだけあってすぐに職務に戻った男性は俺にそう尋ねてきた。
「森の近くの小さな村に住んでいて市民カードというものを知らないのですが教えて頂けますか」
アカシックレコードで調べても良かったがアクセスには神力を使うのでここで使うと門番にばれるので、怪しまれないように適当な理由を付けて丁寧な口調で聞く。
「市民カードというのはこの街に住んでいて税金を払ってる人に与えられるもので、税金払うの代わりに街の通行料や街の中の公共施設で優遇措置を受けれるカードだ」
門番の男性は子供の容姿の俺にでも丁寧に答えてくれた。
「すみません。市民カードは持ってないです」
そんなもの持っていないので正直に言う。
「それでは、通行料として大銅貨10枚と身分証明書は無いだろうからこの後、冒険者ギルドにでも発行して貰うといいだろう」
お金は持っていなかったのでこの様な時のために予め狩っておいた魔物で交渉する事にする。
因みにこれまで道中で狩った魔物は次の通りだ
ハイブラックウルフ×7
ブラックウルフキング×1
ブラックウルフ×24
ゴブリンマジシャン×2
ゴブリン×31
ブルザークラビット×39
「お金を今持ってないので魔物での支払いって出来ませんか」
俺がそう言うと門番の男性は少し考える。
「わかった。近くにいるブルザークラビットを5体狩ってきたら大銅貨10枚分にしてやろう」
「ありがとうございます。ブルザークラビットだったらもう狩りました」
よかったぁぁぁ~これでだめだったら野宿だったからな
「何処にあるんだ?」
門番の男性は少し首をかしげる。
「ここに」
そう言いながら無限収納から5体ブルザークラビットを出し門番の男性に渡す。
しかし、出した後にユニークでこんなスキルを持っているとしれたら。
そう思ったが杞憂にすぎなかったようだ。
「アイテムボックス持ちか。珍しいな」
勝手に門番の男性が解釈してくれたので助かった。
「仮通行許可証だ」
門番の男性が白い仮通行許可証と書かれた紙を渡してくる
「冒険者ギルドで身分証明書を発行して貰ったらまた来い。普通の通行許可証を発行してやる」
「分かりました。後、ひとつ伺いたいのですが他の魔物を売りたいのですが何処へ行けば良いでしょうか?」
多分、冒険者ギルドだろうけれど一度聞いておく
「それも冒険者ギルドで出来る」
予想通りだな
「何から何までありがとうございます。それでは失礼します」
「おう」
そう言い門番の男性に別れを告げて門を後にする。
俺は冒険者ギルドに行く前にやらなければならないことを思い出した
常識を確認しなきゃ
そう思いひとけがない場所へ行き神スキルの一つを発動させる
「アクセス、アカシックレコード、常識」
これは神工知能にも使われていて色々なものにアクセスしたり、アクセス権を付与したり出来るスキルだ。このスキルで今回はアカシックレコードにアクセスする。
<この世界の成人を基準に常識をアカシックレコードにアクセスします>
数秒後
<アクセスが完了しました>
この世界基準が大体分かった。
一部紹介すると
お金(単位:コル)
銭貨1枚=1コル
銅貨1枚=10コル
大銅貨1枚=100コル
銀貨1枚=1000コル
大銀貨1枚=10000コル
金貨1枚=100000コル
大金貨1枚=1000000コル
白金貨1枚=10000000コル
この街の名前:エルイア
とか色々な常識が分かった。
全て読み込めた訳ではないので暇なときに理解していくことにする。
その後、予定通り冒険者ギルドに行くことにした。
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